![オンライン試験システム比較](https://liskul.com/wp-content/uploads/2025/02/e5924ca94ca0c532877655000aa3ef16-490x265.png)
オンライン試験システムとは、インターネットを通じて試験を実施・管理できるシステムのことです。
企業の社内試験、資格試験、学校の学力評価、eラーニングの修了試験などで活用され、受験者の利便性向上や試験監督の負担を軽減できます。
遠隔地からでも公平な試験を実施できるほか、不正行為の防止機能や自動採点機能を備えたツールも増えています。
本記事では、おすすめのオンライン試験システムと、その選び方のポイントを詳しく解説します。
特に注目度の高い15個のシステムについては、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。
なお、オンライン試験システムの選定にあたっては、「オンライン試験システム 比較」で検索し、検索順位上位の7つのサイトで取り上げられていたものをスコアリングしています。
※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年11月時点のものです。
目次
- <比較表>オンライン試験システムおすすめ15選
- 1.WisdomBase/株式会社シェアウィズ
- 2.スマート入試/日本通信紙株式会社
- 3.Excert/株式会社ピープルドット
- 4.RemoteTesting/株式会社イー・コミュニケーションズ
- 5.TAOクラウドJP/株式会社インフォザイン
- 6.OLTC/株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
- 7.まるっとオンライン検定試験システム/株式会社ジェーピークリエイト
- 8.MASTERCBTPLUS/株式会社イー・コミュニケーションズ
- 9.Testable/株式会社プロシーズ
- 10.コラボプラザWeb試験システム/有限会社トコシエ
- 11.CBT試験サービス/日本通信紙株式会社
- 12.OnVUEオンライン監督試験/ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社
- 13.360度Webカメラ+AI オンライン試験システム/一般財団法人全日本情報学習振興協会
- 14.Remoty AI+/株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
- 15.オンラインCBTソリューション/株式会社デジタル・ナレッジ
- オンライン試験システムを選ぶ際のポイント
- まとめ
<比較表>オンライン試験システムおすすめ15選
本記事で紹介している15選の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。
1.WisdomBase/株式会社シェアウィズ
WisdomBase(ウィズダムベース) | 研修・講習会・検定事業のDXを実現できるeラーニングシステム
- eラーニング環境構築ができる
- オンライン試験機能がある
- 教育・ナレッジ共有コスト削減が可能
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 学習管理システム オンライン試験 コンテンツ販売のシステム |
導入企業 | 株式会社明治、株式会社マネーフォワード、デジタルハリウッド株式会社、大和リース株式会社、国立大学法人一橋大学 など |
導入社数 | 300社以上 |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
2.スマート入試/日本通信紙株式会社
スマート入試 | カンニングや不正に強いオンラインテスト・オンライン試験システム|カンニングや不正に強いオンラインテスト・オンライン試験システム
- 不正を防止する機能あり
- 公平なオンライン試験の実施
- 世界最高レベルの監視強度
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 入学試験や入社試験、昇進・昇格試験など |
導入企業 | 公益社団法人 日本補綴歯科学会、一般社団法人 日本老年薬学会、イオンクロマトグラフィー研究懇談会、東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 など |
導入社数 | 5,000人以上 |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
3.Excert/株式会社ピープルドット
オンライン試験プラットフォーム Excert|IBT・CBT対応
- 試験官とAIによるリアルタイムの遠隔監視
- 遠隔、テストセンター、紙ベースなど様々な試験形式に対応
- 即時結果通知と受験者への綿密なサポート
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | オンライン試験プラットフォーム 様々な認定試験や大規模試験向けのIBTおよびCBT形式を提供 |
導入企業 | 東京商工会議所 ほか |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
4.RemoteTesting/株式会社イー・コミュニケーションズ
- 不正監視のための2台のカメラと4つのAI機能
- 全国どこからでも受験可能
- 簡単な試験申込、簡単に自宅から受験可、即座に結果がわかる
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 要問い合わせ |
導入企業 | 一般財団法人安全保障貿易情報センター、一般社団法人 日本介護福祉経営人材教育協会、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会) など |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
5.TAOクラウドJP/株式会社インフォザイン
TAOクラウド|SaaS型CBTプラットフォーム|株式会社インフォザイン
- ノーコードでテスト作成ができる
- セキュリティと信頼のあるホスティング環境構築が可能
- 契約から2週間で利用が可能
料金プラン | 5つのグレードにより異なる |
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業務範囲 | 教育およびアセスメント分野でのオンライン試験プラットフォーム |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 3ヶ月(スポット利用プラン) |
6.OLTC/株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
- 受検者の利便性向上
- リアル会場と同等の不正防止
- 従来のテストセンターから追加料金・申込手続き不要
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | オンライン試験センターとして、試験実施、監視サポートなど |
導入企業 | 公益社団法人日本マーケティング協会、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)、一般社団法人 金融財政事情研究会、特定非営利活動法人日本フードコーディネーター協会、一般財団法人 日本産業協会 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
7.まるっとオンライン検定試験システム/株式会社ジェーピークリエイト
- 2段階認証で替え玉防止
- 受験者が残り時間をを把握できるカウントダウン機能
- 管理画面でらくらく運営
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 要問い合わせ |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
8.MASTERCBTPLUS/株式会社イー・コミュニケーションズ
- 音声や動画を用いた多様な試験方式
- 不正防止のための厳しい受験操作制御
- 即時結果通知とサポート体制
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 資格・検定試験、社内試験、学内試験など、様々なシーンに応じたCBT試験 |
導入企業 | リープ株式会社、株式会社協和キリン、株式会社リクルート、株式会社サイバード など |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
9.Testable/株式会社プロシーズ
- 2段階認証で替え玉防止
- 試験時間カウントダウン機能
- スマートフォンやパソコン、タブレットを活用し、さまざまな試験形式に対応
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 機能テスト 負荷テスト モニタリング |
導入企業 | 日本感染管理検定協会(JIC)、株式会社カラーズ・エデュケーション、株式会社ジェイテック、株式会社武蔵野ホールディングス、沖縄県文化協会 など |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
10.コラボプラザWeb試験システム/有限会社トコシエ
資格試験・検定試験などがオンライン実施できるWeb試験システム
- 試験の全プロセスをオンライン化
- 受験者は自宅や好きな場所で受験可
- 不正行為を防止するWeb監視サービスを活用
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 資格試験、社内試験、地域振興、教育機関 |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
11.CBT試験サービス/日本通信紙株式会社
- WEB申込・WEB決済 ※QR決済対応
- 16人同時監視可能
- 最先端の独自試験システム
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 要問い合わせ |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
12.OnVUEオンライン監督試験/ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社
- ウェブカメラを備えたデバイスと安定したインターネット環境による柔軟なオンラインテスト
- 強化されたセキュリティ機能
- 24時間365日スケジュール可能
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 要問い合わせ |
導入企業 | サイボウズ社 ほか |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
13.360度Webカメラ+AI オンライン試験システム/一般財団法人全日本情報学習振興協会
一般財団法人全日本情報学習振興協会、全情協,個人情報,法律検定,情報セキュリティ,DX検定,他多数検定開催
- 幅広い資格試験の実施
- SMART合格講座の提供
- 各種研修・セミナーの実施
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 要問い合わせ |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
14.Remoty AI+/株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
Remoty AI+ | 株式会社CBT-Solutions
- 事前に登録された受験者と同じ人物かどうかを判定する替え玉防止機能
- 不正な協力者の存在を防止できる人数判定機能
- 受験者の視線や体の動きを分析し、不自然な行動を警戒するカンニング検知
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | 要問い合わせ |
導入企業 | 株式会社グロービス ほか |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
15.オンラインCBTソリューション/株式会社デジタル・ナレッジ
オンラインCBTソリューション | eラーニングのデジタル・ナレッジ
- 360度カメラによる不正防止
- AIによる試験監視システム
- 豊富な試験サポートオプション
料金プラン | 要問い合わせ |
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業務範囲 | CBT試験からAI顔認証での不正防止、ECサービスなどの多彩な拡張オプションなど |
導入企業 | デジタルハリウッド株式会社 株式会社日本経営 株式会社パデコ など |
導入社数 | 要問い合わせ |
最低契約期間 | 要問い合わせ |
オンライン試験システムを選ぶ際のポイント
オンライン試験システムを選定する際には、以下の4つのポイントを重視することが重要です。
1. 試験形式の対応
オンライン試験システムを選ぶ際、まず確認すべきなのは対応可能な試験形式です。当然ですが運営する試験形式に対応していないと、試験の運用が困難になる可能性があります。
試験の種類によってシステムに求められる機能は大きく異なります。選択式問題と論述式問題でも回答するための機能は変わりますし、論述式問題には添削機能が求められることが多いでしょう。
試験方式にもCBT(Computer Based Testing)やIBT(Internet Based Testing)といった複数の方式があるため、システムが対応しているかを確認する必要があります。
他にも、企業の採用試験で使われる適性検査では、スピーディーな自動採点機能が必要ですが、大学の期末試験では論述問題の手動採点機能や部分点対応が求められることがあります。
システム選定時には、試験内容とシステムの機能が合致しているかをチェックしましょう。
2. 不正防止機能の充実度
オンライン試験では、不正行為の防止が大きな課題になるため、システムに適切な不正防止機能が搭載されているかを確認しましょう。
対面試験と異なり、オンライン試験では監督者が直接受験者を監視できないため、不正行為を防ぐための仕組みが必要です。
近年、多くのオンライン試験システムにはAIによる監視機能が搭載されています。
たとえば、顔認証システムを用いて受験者の本人確認を行ったり、カメラやマイクを使用してカンニング行為を検知する仕組みがあります。さらに、試験画面の操作履歴を記録し、異常な動作を検出する機能を持つシステムもあります。
公正な試験環境を維持するために、不正防止機能が充実しているオンライン試験システムを選ぶことが重要です。
3. 同時受験者数への対応
オンラインでの試験は比較的受験者が多くなるため、同時に何人が受験できるかを確認することが不可欠です。
システムの処理能力が不足すると、試験の途中でシステムダウンするリスクがあります。特に、大規模な試験では多数の受験者が同時にアクセスするため、サーバー負荷への対策が重要になります。
たとえば、大学の試験や企業の一斉試験では、数百人から数千人が一斉に受験するケースもあります。このような場合、クラウド型のオンライン試験システムを利用し、自動的に負荷分散ができるものを選ぶことで、安定した試験運営が可能になります。
受験者数に応じた処理能力を持つシステムを選定し、試験中のトラブルを防ぐことが重要です。
4. 受験者管理と結果通知機能
試験の運営を円滑に進めるためには、受験者情報の管理や結果通知機能が充実しているシステムを選ぶことが重要です。
受験者情報の管理や試験結果の通知を手動で行うと、膨大な手間と時間がかかるだけでなく、ミスが発生するリスクも高まります。
たとえば、受験者情報の管理だけでなく、試験結果の自動通知機能が備わっているシステムを利用することで、迅速な合否判定が可能になります。
また、学校や教育機関向けには、受験者ごとに成績の分析データを提供する機能があると便利でしょう。
受験者管理や結果通知機能の充実度を確認し、試験運営を効率化できるシステムを選ぶことが大切です。
まとめ
本記事では、おすすめのオンライン試験システムと選び方のポイントについて解説しました。
オンライン試験システムは、遠隔試験の実施を効率化し、公平でセキュアな試験環境を提供するためのツールです。
自動採点機能や不正防止機能を活用することで、試験監督の負担軽減や運営コストの削減にもつながります。
本記事で紹介した情報を参考に、自社や学校の試験運営に最適なオンライン試験システムを選び、試験業務の効率化と公平な評価の実現を目指してみてはいかがでしょうか。
参考にしたサイト
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