【2024年最新版】ビジネスチャットおすすめ10選を導入社数順で比較!

ビジネスチャットとは、企業内や企業間でコミュニケーションを行なうためのツールです。

ビジネスチャットをうまく運用することで、組織の中のコミュニケーション環境が整い、より活発なコミュニケーションが期待できます。一方で、ビジネスチャットを新たに導入するためには、多くのサービスを見比べ、情報を比較する必要があります。

今回はMAツール選びにお悩みの方向けに、代表的なビジネスチャットを導入社数が多い順に紹介しております。また、導入社数が非公開のおすすめのビジネスチャット2選も合わせて紹介しております。

掲載している10社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

ビジネスチャットおすすめ10社比較表

本記事を参考にすることで、ビジネスチャットを効率的に探せるでしょう。

※サービスの情報や導入社数に関しては、2024年7月時点で各サービス公式サイトに掲載されていたものです。


<比較表>ビジネスチャットおすすめ10社分

ビジネスチャット 比較

本記事で紹介している10社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.Slack/SlackJapan株式会社

SlackJapan株式会社
Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム

  • AI を活用したチャンネルとスレッドの要約機能により、メッセージ内容を読み返す必要が無くなる
  • 生成AIを活用して定型タスクを自動化でき、ワークフローの作成もできる
  • 無料、かつ期限なしで利用できるプランも用意されている
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー
0円/月
■プロ
1ユーザ:1,050円/月
■ビジネスプラス
1ユーザ:1,800円/月
■Enterprise Grid
要問い合わせ
主な機能チャット・メッセージ
ハドルミーティング(音声・ビデオ通話)
録音・録画
ファイル共有
ワークフロー
など
導入企業株式会社ニューズピックス
アスクル株式会社
株式会社マスヤ
株式会社クレディセゾン
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
など
導入社数200,000社

2.LINEWORKS/LINE WORKS株式会社(ワークスモバイルジャパン株式会社)

LINE WORKS株式会社
LINEとつながる唯一のビジネスチャット – LINE WORKS

  • 普段から見慣れた画面と機能が実装されているため、誰でもすぐにチャットが利用できる
  • 170以上のシステムと連携ができるため、情報共有と業務効率化を推進ができる
  • 勤務・労務管理システムと連携をさせることにより、出退勤の打刻や打刻漏れ通知などの機能が利用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー
0円/月
※初めて利用する会社にて、無料で30人まで利用できる
■スタンダード
1ユーザ:540円/月
■アドバンスト:
1ユーザ:960円/月
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
ファイル管理
カレンダー
外部システム連携
など
導入企業株式会社フジワラテクノアート
株式会社釧路製作所
株式会社エーオーアイ
株式会社第一建工
株式会社長谷川鉃工
など
導入社数460,000社

3.Chatwork/株式会社kubell (Chatwork株式会社)

株式会社kubell
Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1

  • 無料で利用できるプランが用意され、気軽にチャットを導入することができる
  • すべてのメッセージはデータ暗号化され、第三者による盗み見・漏洩がされない仕組みとなっている
  • 業務で利用する外部サービスと連携させられ、業務効率を高めることができる
初期費用■フリー
要問い合わせ
■ビジネス
要問い合わせ
■エンタープライズ
0円
料金プラン■フリー
0円/月
■ビジネス
1ユーザ:700円/月
■エンタープライズ
1ユーザ:1,200円/月
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
ファイル管理
API連携
機能制限
など
導入企業合同会社DMM GAMES
社会医療法人 財団新和会
株式会社シンワ歯研
株式会社ビオック
東光商事株式会社
など
導入社数441,000社

4.NICollabo360/株式会社NIコンサルティング

株式会社NIコンサルティング
多機能・低価格の経営改善型グループウェア「NI Collabo 360」

  • プロジェクトごとに必要情報が集約されたポータル作成は、ノーコードで実装できる
  • スケジューラ、ワークフローなど業務を効率・可視化するための機能が豊富に備わっている
  • クラウドだけでなく、オンプレミスのパッケージ製品も提供されている
初期費用■クラウド価格
50,000円
■パッケージ製品
要問い合わせ
料金プラン■クラウド価格
1ユーザ:328円/月
■パッケージ製品
58,000円~
※10ユーザから利用できる
主な機能ポータル作成
スケジュール管理
ワークフロー
文章共有管理
Webメール
など
導入企業エヌ・デーソフトウェア株式会社
など
導入社数14,500社

5.WowTalk/キングソフト株式会社

キングソフト株式会社
【WowTalk】ビジネスチャット・社内SNSでコミュニケーション活性化 –

  • 使い手のITリテラシーを問わずに、直感的に操作できる仕様となっている
  • 社内問合せの対応は、AI(ChatGPT)に一任することができ、業務効率化が図れる
  • 匿名でメッセージの送受信ができる機能が設けられ、メンタル相談の窓口として利用ができる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■シンプル
1ユーザ:360円/月
■スタンダード
1ユーザ:500円/月
■カスタマイズ
要問い合わせ
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
匿名相談
安否確認
タスク管理
など
導入企業愛ファーマシー株式会社
株式会社庫や
株式会社レリアン
株式会社NAAリテイリング
株式会社ダスキン
など
導入社数10,000社

6.Lark/LarkJapan株式会社

LarkJapan株式会社
Lark: チームがつながるDXツール

  • チャットを起点にすべてのツールを連携させられ、業務の効率化が図れる
  • ドキュメント管理やビデオ会議など、さまざまな機能が一括提供されているため、追加費用なしで利用できる
  • 売上データ、勤務状況を始めとして、業務に必要なデータをノーコードでダッシュボードとして実装できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■スターター
0円
■プロ
1ユーザ:1,420円/月
■エンタープライズ
要問い合わせ
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
録音・録画
ドキュメント管理
Base(ノーコードによるアプリ作成)
など
導入企業アレジ株式会社
三和交通株式会社
社会福祉法人正勇会
東急株式会社
株式会社KEYCREW
など
導入社数9,000社

7.direct/株式会社 L is B

株式会社 L is B
【公式】現場のDXにビジネスチャット「direct(ダイレクト)」

  • 操作が簡単で誰にでも利用できるため、教育時間や導入の手間がかからない
  • チャットボットが導入され、トークで日報や報告書の作成が行える
  • ゲストモードが用意され、参加したゲストメンバーのアカウント名が表示されない会議が利用できる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■フリー
0円
※10名まで
■ベーシック
6,000円/月
※10名まで
■プラス
12,000円/月
※11~20名まで
■プレミアム
27,500円/月
※21~50名まで
■マックス
50,000円/月
※51~100名まで
■101名以上の利用
要問い合わせ
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
ゲストモード
データ共有
アンケート・ToDo
など
導入企業株式会社シンテン
株式会社パワーアップ
深田熱処理工業株式会社
鉄建建設株式会社
株式会社安藤・間
など
導入社数4,000社

8.Talknote/Talknote株式会社

Talknote株式会社
情報共有プラットフォーム「Talknote」

  • あらゆる情報を資産として、メンバーへ共有するための機能が備わっている
  • コミュニケーションがデータ化されるため、チームのコンディションを分析して、スコア化できる
  • 専属の担当者が導入から運用までサポートを支援する
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能チャット・メッセージ
ノート・タイムライン
組織スコア
オーバーワーク検知
タスク管理
など
導入企業株式会社ネクストリンク
株式会社オールスパイス
株式会社ミュゼプラチナム
有限会社エスエスケー
株式会社シルバービレッジ
など
導入社数1,100社

その他おすすめのビジネスチャット

導入社数は不明ですが、おすすめのビジネスチャットを2選紹介いたします。

9.MicrosoftTeams/日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社
Microsoft – クラウド、コンピューター、アプリ & ゲーム

  • AIによって会議内容の要約メモが生成され、利便性の高い機能を有している
  • Teams内でスケジュールを参照でき、実際の予定日時の前にチャットすることができる
  • 共有コンテンツにウォーターマークを付けることで、機密情報を会議の中に留められる
初期費用要問い合わせ
料金プラン■Microsoft Teams Essentials
1ユーザ:599円/月
■Microsoft 365 Business Basic
1ユーザ:899円/月
■Microsoft 365 Business Standard
1ユーザ:1,874円/月
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
録音・録画
ファイル共有
スケジュール管理
など
導入企業株式会社クレスコ
株式会社神戸製鋼所
ダイキン工業株式会社
コスモ石油販売株式会社
横河レンタ・リース株式会社
など
導入社数要問い合わせ

10.GoogleChat/Google合同会社

Google合同会社
ビジネスアプリとコラボレーションツール | Google Workspace

  • 仕事や個人的なコミュニケーションの流れが管理しやすいシンプル作りとなっている
  • AIを利用することができ、会話内容を要約するなどのサポートをする
  • リアルタイムのデータ損失防止機能により、機密情報の共有を防止する
初期費用要問い合わせ
料金プラン■Business Starter
1ユーザ:680円/月
■Business Standard
1ユーザ:1,360円/月
■Business Plus
1ユーザ:2,040円/月
■Enterprise
要問い合わせ
主な機能チャット・メッセージ
音声・ビデオ通話
カレンダー
ファイル共有
AI(Gemini)
など
導入企業株式会社スリーオーク
アビリタスホスピタリティ株式会社
株式会社アクティブプラス
株式会社あきんどスシロー
全日本空輸株式会社
など
導入社数要問い合わせ

ビジネスチャットを選ぶ際のポイント4つ

ビジネスチャットを選ぶ際に比較するポイントを紹介します。多くのビジネスチャットをすべての面で比較するのは困難です。自社に合うサービスを効率良く選ぶために、次の4つのポイントに着目して比較してください。

1.機能

自社がビジネスチャットに求める機能が備わっているかどうか確認をしましょう。

ビジネスチャットはメンバー間とコミュニケーションが取れる以外にも、以下のような機能が備わっています。

機能特徴
グループチャット機能複数の参加者でグループを組み、コミュニケーションを行う
音声・ビデオ通話機能メンバーと音声のみ、もしくはビデオ通話で会話ができる
検索機能過去のメッセージやファイルを検索をかけて見つける
ファイル共有機能ドキュメントや画像などのファイルをチャット内で共有できる
タスク機能タスクの割り当てや進行状況の追跡が行える

ただし、機能が多くてもかえって使いづらく感じてしまう場合があります。そのため、とりあえず多機能なツールを選ぶのではなく、自社で運用するにあたって必要な機能が含まれているかどうか確認が必要です。

2.外部サービスとの連携

外部サービスと連携ができるビジネスチャットであれば、業務の効率化につながります。

たとえば連携先のサービスの自動通知がビジネスチャットに来るようになれば、作業中でもすぐに気づけて、見落としを防げます。

また、DropboxやGoogle Driveなどと連携ができれば、ビジネスチャット上でドキュメントやファイルの共有から編集までできるようになります。

とくに、業務ごとに色々なサービスを使っていて、運用・管理に手間がかかっているという場合は、今使っているサービスとビジネスチャットが連携できるかどうか確認をしましょう。

3.シェア率

社外のユーザーとのコミュニケーションも視野に入れている場合、ビジネスチャットのシェア率も確認したほうがいいでしょう。

シェアが大きいビジネスチャットであれば、他社でも導入している可能性が高いです。他社と同じツールを導入していれば、ビジネスチャットのグループに招待してやり取りを行なうことができます。

ビジネスチャットを導入している企業向けに行なったアンケートによると、1番多く使われていたビジネスチャットが「Microsoft Teams」(67.3%)で、2番目が「Slack」(8.8%)、3番目には「Google Chat」(6.7%)という結果がわかりました。

参考:企業のビジネスチャット利用実態調査2022 | Biz Clip(ビズクリップ)-読む・知る・活かす

他社とのコミュニケーションをスムーズに行ないたい場合は、できるだけシェアが大きいビジネスチャットを選定するようにしましょう。

参考:取引先や業務委託先と円滑にコミュニケーションを取りたいならシェア率の高いツールから選ぶ

4.セキュリティ体制

企業の情報が漏洩しないよう、セキュリティ体制が整っているツールを選定しましょう。

機密情報に関する情報のやり取りがあれば、外部に漏れる可能性があります。

そのため、以下のようにセキュリティ対策に繋がる機能があるか確認をしましょう。

セキュリティ対策機能特徴
社外ユーザー制限機能社外のユーザーがビジネスチャットにアクセスするのを制限する機能
IPアドレス制限特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可するセキュリティ措置
端末認証特定の端末からのアクセスのみを許可する認証システム
ログ保存チャットの通信履歴を記録し、後で参照できるようにする機能
暗号化通信内容を第三者に読み取られないように暗号化する機能

ビジネスチャットに関するよくあるご質問

ビジネスチャットの導入を検討中の方に役立つQ&Aをまとめています。

Q.ビジネスチャットの主なサービス内容は何ですか?

A.ビジネスチャットは、企業内外でのコミュニケーションを円滑にするツールで、チャット、音声・ビデオ通話、ファイル共有、タスク管理、アンケート機能などが含まれます。

Q.外部サービスとの連携ができるビジネスチャットツールはありますか?

A.多くのビジネスチャットツールが外部サービスと連携できます。例えば、SlackはGoogle DriveやDropboxと連携可能で、Microsoft TeamsはMicrosoft 365と統合されています。

Q.ビジネスチャットのシェア率で注目すべきツールは何ですか?

A.ビジネスチャットのシェア率が高いツールとして、Microsoft Teamsが67.3%、Slackが8.8%、Google Chatが6.7%と報告されています。シェア率が高いツールは他社とのコミュニケーションをスムーズに行うのに有利です。

Q.ビジネスチャットの料金相場は?

A.ビジネスチャットはフリープランが無料で利用できるサービスがほとんどで、LISKULでリサーチしたサービスの中では、ビジネスプランの月額料金は700円から1000円程度が多いです。詳細な金額は提供元をご確認ください。


まとめ

本記事ではおすすめのビジネスチャットと選び方のポイントを紹介しました。

ビジネスチャットとは、企業内や企業間でコミュニケーションを行なうためのツールです。

ビジネスチャットを企業に導入すれば、社員のコミュニケーション不足を解消し、円滑に物事を進めることができます。

また、今はリモートワーク制度の導入など働き方が多様化してきている中、どこにいてもコミュニケーションが取れるビジネスチャットは、もはや企業にとって無くてはならない存在となっています。

これからビジネスチャットを導入したい、また今使っているツールから別のものに変えたいと思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

参考にしたサイト

Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム
LINEとつながる唯一のビジネスチャット – LINE WORKS
Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1
多機能・低価格の経営改善型グループウェア「NI Collabo 360」
【WowTalk】ビジネスチャット・社内SNSでコミュニケーション活性化 –
Lark: チームがつながるDXツール
【公式】現場のDXにビジネスチャット「direct(ダイレクト)」
情報共有プラットフォーム「Talknote」
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