アクセス解析ツールとは、Webサイトを訪れるユーザーの経路やページビュー数を分析し、Webサイトの改善に役立つサポートツールです。
アクセス解析ツールを使うことで、「どんなユーザーが自社サイトを訪問しているのか」、「ユーザーがどの情報に興味を持っているのか」、「ユーザーの離脱タイミング」などを把握することができます。
本記事ではおすすめのアクセス解析ツールと選び方のポイントをご紹介します。
特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。
なお、重要度を客観化するために既存のアクセス解析ツールを紹介したサイト10個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質なアクセス解析ツールを探すことができます。
※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。
※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年5月時点のものです
目次
- <比較表>アクセス解析ツールおすすめ15社
- 1.Google Analytics/グーグル合同会社
- 2.Ptengine/株式会社Ptmind
- 3.Juicer/ログリー株式会社
- 4.Similar Web/Similarweb Ltd.
- 5.FC2アクセス解析/FC2, Inc.
- 6.User Insight/株式会社ユーザーローカル
- 7.忍者アクセス解析/忍者ツールズ株式会社
- 8.アクセス解析研究所/株式会社qualitte
- 9.mouseflow/株式会社APOLLO11
- 10.ミエルカSEO/株式会社Faber Company
- 11.Adobe Analytics/アドビ株式会社
- 12.KARTE/株式会社プレイド
- 13.AIアナリスト/株式会社WACUL
- 14.RTmetrics/オーリック・システムズ・ジャパン株式会社
- 15.Media Analytics/株式会社インディバース
- その他おすすめのアクセス解析ツール
- アクセス解析ツールを検討するときの3つのポイント
- まとめ
<比較表>アクセス解析ツールおすすめ15社
本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。
1.Google Analytics/グーグル合同会社
お客様のビジネスに適した分析ツールとソリューション – Google アナリティクス
- ユーザーがサイトやアプリをどう使っているかわかる。
- Googleも広告ツールと連携してマーケティングにつなげることができる。
- 分析したデータを共有可能。
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | 予測機能 リアルタイム レポート機能 集客レポート エンゲージメント レポート 自由形式のデータ探索 |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
2.Ptengine/株式会社Ptmind
Ptengineウェブ運営All-in-Oneプラットフォーム | ウェブの改善や改善業務はこれひとつで完結
- 訪問者のクリックやスクロールなど、閲覧時の行動を記録・分析できる。
- 過去のページデザインを保存しておくことで、変更前後のヒートマップが比較できる。
- 様々な角度からアクセス解析をし、ユーザの行動を「見える化」する。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | Insight Free 無料 Growth 4,980円(月相当・税抜) Premium 料金要問合せ Experience |
主な機能 | ヒートマップ アクセス解析 A/Bテスト Web 接客 パーソナライゼーション |
導入企業 | スマートキャンプ株式会社 株式会社アイレップ 株式会社High Link 松井証券株式会社 株式会社アミナコレクション |
導入社数 | 要問合せ |
3.Juicer/ログリー株式会社
ユーザー分析DMP Juicer|ユーザー分析やA/Bテスト、NPSが無料で
- 利用期間やデータ量制限なしで無料で利用できる。
- Yahoo!、Googleの連携が可能。
- ソースコードの知識がなくてもブラウザ操作で行うことができる。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | 基本プラン 0円 |
主な機能 | A/Bテスト ペルソナ分析 リードスコアリング ユーザー分析 ダッシュボード |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
4.Similar Web/Similarweb Ltd.
ウェブサイトのトラフィック – 任意のウェブサイトをチェックして分析する | Similarweb
- 190以上の国の範囲での分析が可能。
- 業界の中での分析や自社と類似の企業の企画が可能。
- 36か月前のデータが保存されており、比較が可能。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | スターター $208/月 プロ $417/月 チーム 料金要問合せ エンタープライズ 料金要問合せ |
主な機能 | 上位ウェブサイト デジタルリサーチインテリジェンス セールスインテリジェンス など |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
5.FC2アクセス解析/FC2, Inc.
FC2アクセス解析 – 無料アクセス解析レンタル/SEO対策
- サイトに小さなバナーを設置するだけなのでサイトの邪魔にならない。
- カレンダーや管理画面が簡潔で見やすいデザイン。
- 人気検索やキーワードのランキング化が可能。
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | リアルタイム解析 解析期間4ヶ月 ソーシャル解析 クリック解析 など |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
6.User Insight/株式会社ユーザーローカル
User Insight | ヒートマップ機能を搭載したアクセス解析ツール(ユーザーインサイト)
- ヒートマップが12種類用意されており、様々な視点からユーザー行動を分析できる。
- 課題や目的に合わせて分析の仕方をカスタマイズ可能。
- ABテストによって効果的なサイト作成につなげる。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | 組織分析 リアルタイム分析 EFO分析 広告効果測定 スマートフォン解析 など |
導入企業 | 株式会社シーイーシー 株式会社USEN 株式会社SUBARU ミズノ株式会社 パーソルダイバース株式会社 |
導入社数 | 要問合せ |
7.忍者アクセス解析/忍者ツールズ株式会社
- バナータイプや広告非表示の有料プランが用意されている。
- 検索ワードからユーザーのニーズを把握する。
- リピーター率の記録が可能。
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | ユーザーのアクセスログ取得 時系列でのアクセス推移確認 ページ毎のアクセス数確認 サイト内における流入元ページと遷移先ページの確認 リンク元、検索ワード/フレーズ、検索エンジンの確認 など |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
8.アクセス解析研究所/株式会社qualitte
- GPS座標の分析で居場所が分かる。
- 全自動でクリック分析が可能。
- SSLで暗号化されたサイトも解析できる。
初期費用 | 0円 |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | クリック解 相互リンク分析 クラウドで永久保存 常時SSLのサイト解析 日本語ドメイン解析 など |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
9.mouseflow/株式会社APOLLO11
マウスフロー|ユーザー行動を可視化。改善事例満載。月1万円~
- ユーザー行動をひとりずつ録画することができる。
- サイト離脱やかけている時間などを把握しグラフ化。
- サイトの流入から購入までを分析できるファネル機能が付いている。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | ベーシック 月額0円〜 サポート PLUS 料金要問合せ データ・コンサル PLUS 料金要問合せ |
主な機能 | レコーディング機能 ヒートマップ機能 フォーム分析機能 ファネル機能 アンケート機能 など |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 210,000社以上 |
10.ミエルカSEO/株式会社Faber Company
【無料お試し】コンテンツマーケ・SEO対策ツール-ミエルカSEO コンテンツマーケティング・オウンドメディア集客・SEO分析
- マーケティングの専門家に質問ができる相談フォーラム機能がある。
- 競合サイトの分析から自社との比較が可能。
- 関連するキーワードを自動で抽出し検索意図をつかむ。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | 検索意図の把握 競合サイトの分析 競合サイトと順位比較 クリック数、順位などの推移を確認 など |
導入企業 | インフォコム株式会社 ソーシャルデータバンク株式会社 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 GMOメイクショップ株式会社 株式会社コラボスタイル など |
導入社数 | 1,700社 |
11.Adobe Analytics/アドビ株式会社
- セグメントの作成や運用が素早く行いやすい。
- 分析の専門知識を持つ人も、基礎知識もない人も利用しやすい。
- Adobe Experience ManagerやAdobe Target、Adobe Campaignなどと連携できる。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | Select Prime Ultimate 料金要問合せ |
主な機能 | マルチチャネルデータの収集 ストリーミングメディア分析 タグ管理 コホート分析 クロスデバイス分析 など |
導入企業 | 要問合せ |
導入社数 | 要問合せ |
12.KARTE/株式会社プレイド
- 目的や課題に応じて6つのタイプから選択して利用可能。
- ターゲットの絞りこみや条件つきでパーソナライズができる。
- ノーコードでターゲティング可能。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | リアルタイムユーザー解析 ユーザー分析 データ連携 ウェブチャット セッションリプレイ など |
導入企業 | 株式会社アーバンリサーチ 株式会社デイトナ・インターナショナル 株式会社TSIホールディングス 株式会社コーセー 日本ロレアル株式会社 |
導入社数 | 要問合せ |
13.AIアナリスト/株式会社WACUL
【公式】AIアナリスト|無料分析・GA4対応、CVを最大化するサイト改善ツール
- 39,000サイトの分析実績をいかした分析力。
- 重要データを可視化するためのレポート機能搭載。
- 分析から改善提案も行う。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | GA4レポート対応 1クリック検証 レポート作成 など |
導入企業 | 株式会社Hacobu 丸文株式会社 SCSK株式会社 イーベイ・ジャパン株式会社 株式会社リクルートゼクシィなび など |
導入社数 | 要問合せ |
14.RTmetrics/オーリック・システムズ・ジャパン株式会社
Webアクセス解析のロングセラー、GDPRに完全対応 「RTmetrics」 | オーリック・システムズ・ジャパン株式会社 – AURIQ
- アクセス解析を正確なユーザー行動から行うことを強みとしている。
- 社員データや企業のデータと連携して分析を正確なものにできる。
- 豊富な分析テンプレートを用意している。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | 要問合せ |
主な機能 | Webアクセス解析 カスタマージャーニー 顧客分析。購買予想 社内システムの行動ログ解析 |
導入企業 | 株式会社じぶん銀行 株式会社アマナ 株式会社 ゴルフダイジェスト・オンライン など |
導入社数 | 要問合せ |
15.Media Analytics/株式会社インディバース
Media Analytics | SEOアフィリエイトのCVRを自動計測 | Media Analytics
- 導入後9割のリファラが取得できる。
- どの記事から効果が得られたのかを特定できる。
- 売り上げ向上が期待できる記事を自動で分析・算出可能。
初期費用 | 要問合せ |
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料金プラン | ライト 9,980円/ 月 プレミアム 49,980円/ 月 エンタープライズ 料金要問合せ |
主な機能 | ASP連携機能 Slack / Chatworkに通知 など |
導入企業 | ユニークキャリア株式会社 株式会社abcompany 株式会社インベストメントブリッジ など |
導入社数 | 要問合せ |
その他おすすめのアクセス解析ツール
Mixpanel
User Local
AD EBiS(アドエビス)
Adjust
ミエルカヒートマップ
SiTest Lite
sibulla
KISSmetrics
DeeBoard for YouTube
User Heat
https://www.ad-flex.com/column/adflex-column/2022011252701/
Clarity
Ahrefs
アクセス解析ツールを検討するときの3つのポイント
アクセス解析ツールは、自社サイトの問題点を把握し、改善につなげるための便利なサポートツールです。あなたの会社のサイトに合ったアクセス解析ツールを選ぶポイントは以下の3つです。
- 必要な機能が備わっているかどうか
- 使いやすいかどうか
- 料金が自社ニーズに合っているかどうか
ポイント1. 必要な機能が備わっているかどうか
アクセス解析ツールは多岐にわたりますが、まずは自社のニーズを明確にし、そのニーズに合った機能が搭載されているか確認することが重要です。
たとえば、アクセス解析ツールには以下のような機能があります。
アクセス解析ツールの機能 | わかること |
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サイトページビュー数 | 視聴者が閲覧したページの数 |
ヒートマップ機能 | ユーザーがサイトで注目している領域 |
複数サイト解析 | 複数のサイトでのトラフィックの流れやサイト間の転送に関する情報 |
レポート機能 | トラフィックやユーザー行動のグラフ・データ |
例えばサイトページビュー数だけでなく、そのページ内のどの箇所が最も注目されているのか、ユーザー心理を可視化したい場合は「ヒートマップ機能」付きのツールがオススメです。ユーザーのマウスの動きによって、サイト内の読まれている箇所とそうでない箇所がサーモグラフィーのように色分けされます。
複数のサイトを運営している会社の場合は、複数サイト解析が可能かどうかも確認すべきポイントです。また、分析データをより分かりやすくまとめられるレポート機能が充実しているツールもあります。
参考:ヒートマップとは?ユーザー行動を分析できるツール比較9選
ポイント2. 使いやすいかどうか
アクセス解析をしたことがなかったり、ツールの活用があまり得意ではない場合は、直感的に操作がしやすいものを選ぶようにしましょう。
アクセス解析ツールによっては機能が充実したものもあれば、シンプルな機能で簡単に操作しやすいものもあります。
機能が多くても、どのように活用すればいいかわかりづらくて定着しないこともあるため、操作性を重視しましょう。
無料のお試しプランをうまく利用して、複数の人にツールを使ってもらい、使いやすいかどうかを判断するのもひとつの方法です。
ポイント3. 料金が自社ニーズに合っているかどうか
アクセス解析ツールには無料のものと有料のものがあります。無料ツールは、手軽で使いやすいものもありますが、データ量や機能が有料ツールに比べると限られてしまいます。
アクセス解析ツールでどのような分析をして、どのような問題を解決したいのか、自社ニーズをはっきりさせてから予算を立てることが重要です。まずは使ってみたいという場合は無料ツールやお試しプランを利用した後、有料ツールに切り替えると良いでしょう。
まとめ
本記事では、おすすめのアクセス解析ツールを紹介しました。
数ある中から自社に合ったアクセス解析ツールを選ぶためには、以下のポイントに着目しましょう。
ポイント1. 必要な機能が備わっているかどうか
ポイント2. 使いやすいかどうか
ポイント3. 料金が自社ニーズに合っているかどうか
特にどんな機能が使えるのかは、レポートを自動化出来たり、施策の効果検証がツール内でできたりなど、業務に大きく影響するので慎重に選びたいところです。
本記事を参考に、貴社にとって最適なアクセス解析ツールを見つけてください。
参考にしたサイト
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