【2023年最新版】ビジネスチャットおすすめ18選を比較！選び方も紹介

ビジネスチャットとは、企業内や企業間でコミュニケーションを行なうためのツールです。

ビジネスチャットをうまく運用することで、組織の中のコミュニケーション環境が整い、より活発なコミュニケーションが期待できます。一方で、ビジネスチャットを新たに導入するためには、多くのサービスを見比べ、情報を比較する必要があります。

今回は上記のような思いを抱いている方向けに、ビジネスチャットを利用するメリットや注意点、ビジネスチャットの比較ポイントやおすすめサービス18種を紹介します。具体例として企業の導入事例も紹介しているので、ビジネスチャットツール導入の際の参考にしてみてください。

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト7個分の情報から、紹介されているビジネスチャットをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、この記事を読めば効率良くビジネスチャットについての情報を入手できるはずです。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2023年10月時点のものです。

【2023年最新版】ビジネスチャットおすすめ15社分
1.Slack／Salesforce, Inc.
2.Chatwork／Chatwork株式会社
3.LINE WORKS／ワークスモバイルジャパン株式会社
4.WowTalk／キングソフト株式会社
5.Microsoft Teams／Microsoft社
6.Talknote／Talknote株式会社
7.elgana／NTTビジネスソリューションズ株式会社
8.Google Workspace (Google Chat)／Google／NTTコミュニケーションズ
9.Chat Luck／株式会社ネオジャパン
10.direct／株式会社L is B
11.InCircle／ブルーテック株式会社（旧：株式会社DXクラウド）
12.Workplace from Meta／Facebook Japan株式会社
13.ChatCo!／テラテクノロジー株式会社
その他おすすめのビジネスチャット5選
ビジネスチャットを選ぶ際のポイント4つ
まとめ
- 参考にしたサイト

【2023年最新版】ビジネスチャットおすすめ15社分

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

参考：【2023年最新版】ビジネスチャットおすすめ15社分

1.Slack／Salesforce, Inc.

Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム

コミュニケーションと作業を1箇所にまとめることで、チーム一体となれるツール
複数のコンプライアンス認定に準拠しメールより安全に利用ができる
ベンチャー企業から大規模、世界の企業まで幅広く対応が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	フリー：0円プロ：月額925円ビジネスプラン：月額1,600円 Enterprise Grid：要問い合わせ
主な機能	音声クリップ、チャンネル設定、ナレッジ検索、ファイル共有、ワークフロービルダーなど
導入企業	株式会社ニューズピックス、アスクル株式会社、株式会社マスヤなど
導入社数	750,000社以上

2.Chatwork／Chatwork株式会社

Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット国内利用者数No.1

システムが苦手な方や初心者に優しいシンプルなコミュニケーションツール
無料で使える手軽さ
士業や製造、不動産など幅広い業種に対応が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	フリー：0円ビジネス：月額700円エンタープライズ：月額1,200円
主な機能	グループチャット、タスク管理、ファイル管理、音声通話、デスクトップ通知など
導入企業	合同会社DMM GAMES、深山農園株式会社、株式会社MARUなど
導入社数	410,000社以上

3.LINE WORKS／ワークスモバイルジャパン株式会社

LINEとつながる唯一のビジネスチャット – LINE WORKS

LINEのような使い勝手で誰でも使いやすい
トークやメールの他にカレンダーなど必要な機能を一元管理
国際認証を取得した高いセキュリティレベルで安心できる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	フリー：0円スタンダード：月額450円〜アドバンス：月額800円〜
主な機能	トーク、掲示板、カレンダー、タスク、アドレス帳など
導入企業	株式会社まつおか、アステラス製薬株式会社、コネクシオ株式会社など
導入社数	430,000社以上

4.WowTalk／キングソフト株式会社

【WowTalk】ビジネスチャット・社内SNSでコミュニケーション活性化 –

クローズドな環境でコミュニケーションを行えるビジネスチャット
誰でも簡単に使えるようにシンプルデザインと操作性
月額300円から使えるリーズナブルな料金設定

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	無料トライアル：14日間0円シンプル：月額300円スタンダード：月額500円プロフェッショナル：月額800円
主な機能	AI人事アシスタント、匿名相談、音声通話、タスク管理、共有など
導入企業	愛ファーマシー株式会社、株式会社庫や、株式会社レリアンなど
導入社数	10,000社以上

5.Microsoft Teams／Microsoft社

ビデオ会議、ミーティング、通話 | Microsoft Teams

シンプル操作、かつ素早く業務の効率化が可能
家族向けから企業や教育機関向けなど対応可能な幅が広い
Microsoft365に含まれるツールであり、ExcelやWordなどアプリ連携が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■一般法人向け Essentials：月額500円 Business Basic：月額750円 Business Standard：月額1,560円 ■家庭向け Personal：月額1,490円 Family：月額2,100円
主な機能	会議、通話、共同作業、チャット、画面共有など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

6.Talknote／Talknote株式会社

情報共有プラットフォーム「Talknote」

コミュニケーション活性化を高める自己紹介や称賛など豊富な機能がある
日報をテンプレート化することで単なる報告ではなく互いに進捗を確認できる環境がある
専属の担当がつき直接相談ができる手厚いサポート

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	ノート、タスク、タイムライン、メール連携、シェア機能など
導入企業	株式会社ネクストリンク、株式会社オールスパイス、株式会社ミュゼプラチナムなど
導入社数	1,100社以上

7.elgana／NTTビジネスソリューションズ株式会社

ビジネスチャットelgana(エルガナ)ＮＴＴ西日本

ITに不慣れや、チャット初心者でも簡単に使える
NTTグループの信頼と充実のセキュリティー機能で安心ができる
導入支援からヘルプデスク、登録代行サービスなどサポート体制が万全

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	フリープラン：0円ベースプラン：月額275円〜アドバンスプラン：月額734円〜
主な機能	既読者確認機能、アンケート機能、ピン止め機能、クリップ機能、タスク機能など
導入企業	ONE.BRIDGE株式会社、株式会社石橋商会、株式会社守平建設など
導入社数	要問い合わせ

8.Google Workspace (Google Chat)／Google／NTTコミュニケーションズ

ビジネスアプリとコラボレーションツール | Google Workspace

チャットの他にメールやスプレッドシート、フォームなど利用が可能
医療や小売、製造など幅広い業種や規模に対応が可能
28言語に対応が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	Business Starter：月額680円 Business Standard：月額1,360円 Business Plus：月額2,040円 Enterprise：要問い合わせ
主な機能	横断検索、字幕起こし機能、ワークインサイト機能、タスク管理、カレンダー連携など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

9.Chat Luck／株式会社ネオジャパン

ビジネスチャット ChatLuck（チャットラック公式サイト）

企業や金融、鉄道など対応が可能な業種が多い
アクセス権限や端末認証などリスクを最小かつ充実のセキュリティ環境
クラウド、オンプレミスどちらにも対応が可能

初期費用	クラウド型：0円パッケージ型：150,000円〜
料金プラン	クラウド型：月額300円パッケージ型：（2年目以降）年間30,000円〜
主な機能	チャット機能、ファイル機能、写真動画の共有、音声通話、chatGPT連携など
導入企業	マキノ・ロジスティック株式会社、京都信用金庫、株式会社ラデックスなど
導入社数	要問い合わせ

10.direct／株式会社L is B

【公式】現場のDXにビジネスチャット「direct（ダイレクト）」

現場にフォーカスし法人向けのビジネスチャット
操作が簡単ですぐに使える
さまざまなチャットボットと連携ができ現場のDX化を推進

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	フリー：0円ベーシック：月額6,000円プラス：月額12,000円プレミアム：月額27,500円マックス：月額50,000円
主な機能	トーク、通話機能、データ共有、アンケート、ゲストモードなど
導入企業	コクヨ株式会社、日特建設株式会社、株式会社ミライトエックスなど
導入社数	4,000社以上

11.InCircle／ブルーテック株式会社（旧：株式会社DXクラウド）

ブルーテック株式会社 | 脳力をフル活用できる世界へ。

政府が採用する高度なセキュリティ環境で安心して利用ができる
シンプル設計でスマートフォンやタブレット端末等、どの機種からも快適に利用ができる
グローバル企業からスタートアップまで規模や業種を問わず対応が可能

初期費用	ベーシック：0円オンプレミス：要問い合わせ
料金プラン	ベーシック：月額180円オンプレミス：要問い合わせ
主な機能	トーク、ファイル添付、通知設定、API機能、既読表示など
導入企業	ビーウィズ株式会社、株式会社京進、大阪大学医学部附属病院など
導入社数	要問い合わせ

12.Workplace from Meta／Facebook Japan株式会社

ビジネス向けコラボレーションツール | Workplace from Meta

チャット、ビデオやイントラネットなどオールインワンのビジネスコミュニケーションツール
Meta製品であるため慣れ親しんだ機能の充実
Google DriveやOffice365など多くのツールと連携が可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	Core Plan：月額＄4 Add-ons：要問い合わせ
主な機能	ライブ動画、インサイト、情報ライブラリ、自動翻訳、アンケートなど
導入企業	AstraZeneca Inc、Vodafone Inc、MercadoLibre Incなど
導入社数	700万社以上

13.ChatCo!／テラテクノロジー株式会社

圧倒的低コストのビジネスチャットChatCo!（チャトコ）

企業の規模に応じた定額制プラン
導入後にも活用方法のアドバイスなど安心のサポート体制
オリジナルスタンプやデザイン変更など独自性に対応できる柔軟性

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	梅Lightプラン：月額5,480円梅プラン：月額9,800円竹プラン：月額19,800円松プラン：月額29,800円
主な機能	メモ機能、プッシュ通知、トーク、ファイル添付、データ移行など
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

その他おすすめのビジネスチャット5選

Lark
OfficeMessenger
Typetalk
(※2025年にサービス終了予定)
参考：【重要】Typetalkサービス終了のお知らせ | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
Tocaro
LumApps

ビジネスチャットを選ぶ際のポイント4つ

ビジネスチャットを選ぶ際に比較するポイントを紹介します。多くのビジネスチャットをすべての面で比較するのは困難です。自社に合うサービスを効率良く選ぶために、次の4つのポイントに着目して比較してください。

1.機能

自社がビジネスチャットに求める機能が備わっているかどうか確認をしましょう。

ビジネスチャットはメンバー間とコミュニケーションが取れる以外にも、以下のような機能が備わっています。

機能	特徴
グループチャット機能	複数の参加者でグループを組み、コミュニケーションを行う
音声・ビデオ通話機能	メンバーと音声のみ、もしくはビデオ通話で会話ができる
検索機能	過去のメッセージやファイルを検索をかけて見つける
ファイル共有機能	ドキュメントや画像などのファイルをチャット内で共有できる
タスク機能	タスクの割り当てや進行状況の追跡が行える

ただし、機能が多くてもかえって使いづらく感じてしまう場合があります。そのため、とりあえず多機能なツールを選ぶのではなく、自社で運用するにあたって必要な機能が含まれているかどうか確認が必要です。

2.外部サービスとの連携

外部サービスと連携ができるビジネスチャットであれば、業務の効率化につながります。

たとえば連携先のサービスの自動通知がビジネスチャットに来るようになれば、作業中でもすぐに気づけて、見落としを防げます。

また、DropboxやGoogle Driveなどと連携ができれば、ビジネスチャット上でドキュメントやファイルの共有から編集までできるようになります。

とくに、業務ごとに色々なサービスを使っていて、運用・管理に手間がかかっているという場合は、今使っているサービスとビジネスチャットが連携できるかどうか確認をしましょう。

3.シェア率

社外のユーザーとのコミュニケーションも視野に入れている場合、ビジネスチャットのシェア率も確認したほうがいいでしょう。

シェアが大きいビジネスチャットであれば、他社でも導入している可能性が高いです。他社と同じツールを導入していれば、ビジネスチャットのグループに招待してやり取りを行なうことができます。

ビジネスチャットを導入している企業向けに行なったアンケートによると、1番多く使われていたビジネスチャットが「Microsoft Teams」（67.3％）で、2番目が「Slack」（8.8％）、3番目には「Google Chat」（6.7％）という結果がわかりました。

参考:企業のビジネスチャット利用実態調査2022 | Biz Clip（ビズクリップ）－読む・知る・活かす

他社とのコミュニケーションをスムーズに行ないたい場合は、できるだけシェアが大きいビジネスチャットを選定するようにしましょう。

参考：取引先や業務委託先と円滑にコミュニケーションを取りたいならシェア率の高いツールから選ぶ

4.セキュリティ体制

企業の情報が漏洩しないよう、セキュリティ体制が整っているツールを選定しましょう。

機密情報に関する情報のやり取りがあれば、外部に漏れる可能性があります。

そのため、以下のようにセキュリティ対策に繋がる機能があるか確認をしましょう。

セキュリティ対策機能	特徴
社外ユーザー制限機能	社外のユーザーがビジネスチャットにアクセスするのを制限する機能
IPアドレス制限	特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可するセキュリティ措置
端末認証	特定の端末からのアクセスのみを許可する認証システム
ログ保存	チャットの通信履歴を記録し、後で参照できるようにする機能
暗号化	通信内容を第三者に読み取られないように暗号化する機能

まとめ

本記事ではおすすめのビジネスチャット18選と選び方のポイントを紹介しました。