【2024年最新版】DXに役立つおすすめツール15選を比較!選び方も紹介

「社内のDX化を効率よく行いたい」「DX化を進めたいけど、何から始めていいかわからない」と悩まれている企業の方が多いのではないでしょうか。

そもそもDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用して企業に変革をもたらすことを指します。

参考:デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?基本から取り組み方までわかる保存版

企業のDX化は業務の効率化や生産性の向上、新しい価値の創造などさまざまなメリットがありますが、すぐにDXを実践するのは難しいことです。

そこで本記事では、企業がDXを加速させる際におすすめのツールと選び方のポイントを紹介します。

掲載している15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

DXツールおすすめ15社比較表

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト3個分の情報から、紹介されているDXツールをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どのDXツールを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年7月時点のものです。


<比較表>DXツールおすすめ15社比較表

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.Chatwork/株式会社kubell

株式会社kubell
Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1

  • システムが苦手な方でも使いやすいシンプル設計で始めやすい
  • 使いこなすためのセミナーやコラムなど豊富なサポートコンテンツの利用が可能
  • 大企業や官公庁も導入ができるセキュリティ水準で安全に利用が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランフリー:0円
ビジネス:月額700円
エンタープライズ:月額1,200円
主な機能グループチャット
メッセージ保存・検索
タスク管理
ファイル管理
ビデオ・音声通話など
導入企業株式会社シンワ歯研
株式会社ウィルビー
株式会社マイナビBXなど
導入社数441,000社以上

2.Slack/Slack Japan株式会社

Slack Japan株式会社
Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム

  • プロジェクト、トピック、チームごとに専用のチャンネルを作成できるため重要な仕事の整理が可能
  • リストを使えばSlackを離れることなく、チームでプロジェクトを作成・追跡・管理が可能
  • クリップを録音・録画して送信すれば、会議を開かなくても情報の共有が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランフリー:0円
プロ:月額1,050円
ビジネス:月額1,800円
エンタープライズ:要問い合わせ
主な機能チャネル設定
メッセージ
ファイル共有
ハドルミーティング
ビデオ・音声通話など
導入企業アスクル株式会社
株式会社ニューズピックス
株式会社マスヤなど
導入社数要問い合わせ

3.Zoom/ZVC JAPAN 株式会社

ZVC JAPAN 株式会社
あらゆるデバイスからの対面ミーティング | Zoom

  • 場所やデバイスを問わずあらゆる場所をオフィスとして利用が可能
  • 多言語字幕と翻訳機能でグローバルに利用が可能
  • 連携されたカレンダーとスケジュール作成ソリューションにより素早くミーティング参加が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランFree:0円
Pro:月額1,771円
Business:月額2,500円
BusinessPlus:要問い合わせ
Enterprise:要問い合わせ
主な機能ビデオミーティング
多言語字幕・翻訳
スケジュール作成
チャット
共有・コラボレーションなど
導入企業日本電気株式会社
塩野義製薬株式会社
松井証券株式会社など
導入社数要問い合わせ

4.Trello/Atlassian

Atlassian
どこにいてもチームのプロジェクトを管理 | Trello

  • シンプルかつ柔軟で誰が何を行っているか、完了すべきことは何かを明確に把握できる
  • ゼロから構築が不要で課題に合わせた豊富なプレイブックからすぐにワークフローを始められる
  • コード不要の強力な自動化が組み込まれているため、ほぼ全てのアクションの自動化が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランFree:0円
Standard:月額$5
Premium:月額$10
Enterprise:月額$17.50
主な機能チェックリスト
タイムラインビュー
コマンド実行管理
タスク管理
ミーティングなど
導入企業Visa Inc.
Coinbase Global, Inc.
Hyatt Hotels and Resorts Corporationなど
導入社数要問い合わせ

5.MicrosoftTeams/日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社
ビデオ会議、ミーティング、通話 | Microsoft Teams

  • ビデオ・バーチャルイベント・電話会議など柔軟なオンライン会議が可能
  • Teamsから直接通話発信やグループ通話、通話転送など機能が備わっている
  • 一般法人向けから教育機関向けなどニーズに合わせやすい柔軟なプラン設計
初期費用要問い合わせ
料金プランEnterprise:月額599円
Basic:月額899円
Standard:月額1,874円
主な機能ビデオ・音声通話
デスク機能
ビジネス電話
チャット
ファイル共有など
導入企業Go Narrative
ABN AMRO
L’Oréalなど
導入社数要問い合わせ

6.Backlog/株式会社ヌーラボ

株式会社ヌーラボ
Backlog|チームで使うプロジェクト管理・タスク管理ツール

  • 36種類のキャラクターアイコンやいいね機能など、コラボレーションを促す機能が充実
  • ガントチャートで可視化しプロジェクト進捗の見える化が可能
  • 人数が増えても料金変動なく契約期間も選べる高い柔軟性
初期費用0円
料金プランスターター:月額2,970円
スタンダード:月額17,600円
プレミアム:月額29,700円
プラチナ:月額82,500円
主な機能ガントチャート
カンバンボード
ファイル共有
お知らせ機能
コメント機能など
導入企業株式会社スターフライヤー
株式会社マネーフォワード
株式会社桐井製作所など
導入社数14,000社以上

7.SATORI/SATORI株式会社

SATORI株式会社
マーケティングオートメーションツール SATORI

  • 見込み顧客だけでなく匿名の見込み顧客とも接点が創れるマーケティングオートメーションツール
  • シンプル設計でWebサイトに計測タグを埋め込むことで即日運用が可能
  • 使い方から設定方法などセミナー動画やユーザー会の開催など手厚いサポート体制
初期費用300,000円
料金プラン月額148,000円
主な機能アクセス企業リスト
ポップアップ表示
フォーム作成
メール配信
スコアリングなど
導入企業株式会社レコモット
株式会社ヴィス
株式会社ジェイアール東日本など
導入社数1,500社以上

8.Google Meet/グーグル合同会社

グーグル合同会社
Google Meet: オンライン ウェブ会議通話とビデオ会議通話 | Google Workspace

  • スタジオサウンドやスタジオライトなど最適な映像と音声を実現
  • 15以上の言語での字幕翻訳機能によりグローバルにコミュニケーションが可能
  • インストール不要かつスマートフォンやタブレット、デバイスを問わず利用が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランStarter:月額680円
Standard:月額1,360円
Business:月額2,040円
Enterprise:要問い合わせ
主な機能字幕翻訳機能
ビデオ・音声通話
チャット
自動字幕起こし
ファイル共有など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

9.eセールスマネージャーRemix/ソフトブレーン株式会社

ソフトブレーン株式会社
【公式】eセールスマネージャー| ソフトブレーン株式会社

  • 簡単なUIでシンプルな操作が可能
  • リード獲得から顧客管理、営業管理まで顧客接点の効率化が可能
  • 顧客情報の一元化とリアルタイムな情報共有で情報の属人化を解消
初期費用要問い合わせ
料金プランスタンダード:月額11,000円
ナレッジシェア:月額6,000円
スケジュールシェア:月額3,000円
主な機能顧客情報管理
案件管理
スケジュール管理
名刺デジタル化
商談管理など
導入企業松竹株式会社
シダックスコントラクトフードサービス株式会社
株式会社Misumiなど
導入社数5,500社以上

10.TimeCrowd/タイムクラウド株式会社

タイムクラウド株式会社
TimeCrowd(タイムクラウド)/ 「業務時間を見える化」できる時間管理ツール

  • 「誰が」「何に」「どれぐらい」時間をかけたのかを、一目瞭然で確認できるツール
  • メンバーごとに時間単価を行い自動で人件費の算出が可能
  • 時間の使い方について打刻データに基づいた的確なフィードバックが可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能カレンダー連携
アプリ記録
レポート
プロジェクト管理
人件費算出など
導入企業株式会社カラダノート
株式会社ワークスビジネスサービス
レバレジーズ株式会社など
導入社数4,000社以上

11.Toggl Track/Toggl Track

Toggl Track
Toggl Track: Time Tracking Software for Any Workflow

  • 時間報告や時間課金、チームの作業負荷などニーズに合わせた柔軟な時間追跡が可能
  • 定期的なアップデートにより問題の早期発見ができ安定して利用が可能
  • 直感的でシンプル設計のため使い方を学ぶことが簡単かつ、すぐに利用が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランフリー:0円
スターター:月額$9
プレミアム:月額$18
エンタープライズ:要問い合わせ
主な機能自動時間追跡トリガー
アイドル時間検出
チーム管理
人件費管理
分析チャートなど
導入企業Newlogic
Candybox Marketing
FullStack Labsなど
導入社数要問い合わせ

12.Google Drive/グーグル合同会社

グーグル合同会社
個人向けのクラウド ストレージおよびファイル共有プラットフォーム – Google

  • アクセスの暗号化やフィッシングが検出された場合には削除され万全の保護機能
  • チームでリアルタイムなコンテンツ作成、共同編集が可能
  • ファイル形式を変換する必要がなく、PDFや画像など100種類以上のファイルを編集・保存が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン個人向け:0円
Business:月額1,360円
主な機能ファイル保存・共有
共同編集
コンテンツ作成
アプリ連携
検索機能など
導入企業アドビ株式会社
Atlassian
Broadcom Inc.など
導入社数要問い合わせ

13.DocBase/株式会社クレイ

株式会社クレイ
情報共有ツール DocBase(ドックベース) | テレワークを活性化する

  • 誰でも簡単に作成・編集・共有ができ社内Wikiの代わりになるナレッジ管理ツール
  • 差し込み機能を使いワンクリックで他のメモの参照が可能
  • 複数のグループに公開できるため情報を見せる範囲を柔軟に決められる
初期費用要問い合わせ
料金プラントライアル:0円(30日間)
スターター:月額990円
ベーシック:月額4,950円
レギュラー:月額9,900円
ビジネス:月額21,450円
主な機能ナレッジ共有
マニュアル作成
社内Wiki
差し込み機能
同時編集機能など
導入企業株式会社LINICA
株式会社マイナビ
大和財託株式会社など
導入社数10,000社以上

14.WinActor/株式会社NTTデータビジネスブレインズ

株式会社NTTデータビジネスブレインズ
RPAツール「WinActor」 | WinActor NTTデータ

  • ただ代替えするRPAではなく人間と寄り添い、互いに成長する関係を構築するRPAをコンセプトにした純国産ツール
  • 業務改善のタイミングやシチュエーションを問わずあらゆる業務の自動化が可能
  • プログラミングの知識が無くても誰でも簡単かつ導入したその日から利用が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラントライアルライセンス:0円
フル機能版ライセンス:年額998,800円
実行版ライセンス:年額272,800円
主な機能データ登録
スケジューリング
ロボット実行
シナリオ作成
メール配信など
導入企業キリンビジネスシステム株式会社
株式会社ドリームデッサン
株式会社そごう・西武など
導入社数要問い合わせ

15.RoboTANGO/スターティアレイズ株式会社

スターティアレイズ株式会社
RPAツールなら低価格で簡単に作れるRoboTANGO(ロボタンゴ)【公式】

  • 導入前のヒアリングからRPA活用方法の提案、導入後のレクチャーまで一貫した支援が可能
  • マウスのクリック、キーボードの入力など操作を自動で記録するためパソコン作業をするだけで簡単にRPA作成が可能
  • 複数のパソコンとライセンス共有が可能
初期費用基本プラン:100,000円
リモレクライトプラン:150,000円
料金プラントライアル:0円(3週間)
基本プラン:月額50,000円
リモレクライトプラン:月額80,000円
主な機能データ入力・転記
データ集計
データ加工・整形
レポート作成
メール送付・通知など
導入企業株式会社エントリー
イーゲート株式会社
株式会社ミモトなど
導入社数600社以上

DXツールの選び方のポイント

さまざまなサービスの中から、自社に合ったDXツールを選ぶ際には、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

自社の課題解決に合ったツールか

まず第一に、自社で抱えている課題解決にあった機能性のツールかどうか確認をしましょう。

DXツールには、チャットツールやタスク管理ツール、Web会議システムなどさまざまな用途のサービスがあります。

むやみにデジタルサービスを取り入れてもコストがかかるだけで、かえって課題解決につながらない可能性もあります。

そのため、ツールを導入する前に、まずは何において課題なのかを明確にした上でDXツールを選定しましょう。

他のツールと連携できるか

そのDXツールが、外部のツールと連携できるかも合わせて確認をしましょう。

他のツールと連携ができるだけで、情報の更新や管理が楽になります。

例えばタスク管理ツールとカレンダーアプリを連携できれば、どのタスクをいつまでにやるべきか、この期日で現実的にタスクが完了できそうかなどが可視化できます。

業務効率を上げたいのであれば、外部ツールと連携ができるDXツールを選びましょう。

従業員が簡単に操作できそうか

従業員全体が使うDXツールであれば、簡単に操作がしやすいツールを選ぶことが重要です。

ツール導入の成果を出すためには、従業員がそのツールを使いこなせているかが大切になります。

機能が多くても操作性が複雑であれば、従業員にとって使いづらくなり、浸透しなくなってしまいます。

必要な機能があるかはもちろん大事ですが、合わせて使いやすさも確かめましょう。


まとめ

本記事ではDXを実践する際に役立つおすすめツールと選び方のポイントを紹介しました。

企業でDXに取り組む際には、ツールの導入が不可欠です。

記事で紹介しているDXツールをもとに、自社に合ったサービスを選んでみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト

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