
外注先を探す際、「検索しても自社に合う会社を見極められない」「複数社を比較する時間がない」「そもそも何をどこまで依頼すべきかわからない」と悩む担当者は少なくありません。
レディクルは、専任コンシェルジュが発注の背景や課題をヒアリングし、要件や相性に合う外注先を紹介するビジネスマッチングサービスです。システム開発やWebマーケティング、デザイン、動画、イベント、採用支援など、幅広い領域を相談できます。
発注企業は無料で利用でき、要件が固まっていない段階でも相談可能です。候補企業の選定だけでなく、商談日程の調整まで任せられます。
本記事では、レディクルの特徴や料金、利用の流れ、向いている企業を解説します。あわせて、利用企業の事例情報をもとに、評価されていた点や具体的な成果も紹介します。
レディクルとは
レディクルは、フロンティア株式会社が運営する、外注先を探す企業向けのビジネスマッチングサービスです。
一般的な検索サイトのように、掲載企業の一覧から発注企業が自力で候補を探すことが中心ではありません。コンシェルジュが目的や予算、納期、体制などをヒアリングし、その内容をもとに候補企業を選定します。
候補を選ぶ際は、対応領域や過去の実績だけでなく、稼働体制や担当者との相性なども考慮されます。自社で検索しただけでは見つけにくい企業を含め、条件に合う複数社を比較できる点が特徴です。
レディクルの基本情報は以下のとおりです。
| 運営会社 | フロンティア株式会社 |
| 利用対象 | 外注先や業務委託先を探している企業 |
| 主な対応領域 | システム開発、Web・マーケティング、デザイン、動画、イベント・PR、採用支援、BPOなど |
| 発注企業の利用料金 | 無料 |
| 登録・事前契約 | 不要 |
| ヒアリング | 30分程度が目安 |
| 候補企業の提示 | 最短翌日、平均3営業日前後 |
| 紹介社数 | 平均2~3社のケースが多い |
| 発注義務 | なし |
「相場だけ知りたい」「発注方法から相談したい」「依頼すべき業務がわからない」といった初期段階でも利用できます。紹介された企業への発注は任意であり、提案や条件が合わない場合は見送ることも可能です。
レディクルが解決できる課題
レディクルは、会社を紹介するだけでなく、外注先を探す過程で生じるさまざまな課題の解消を支援します。
外注先を探す時間や工数が足りない
外注先を自力で探す場合、候補企業の検索、実績の確認、問い合わせ、日程調整、商談、見積もり比較などの作業が発生します。複数社を比較しようとすると、通常業務と並行して進めることが難しい場合もあります。
レディクルでは、相談内容に合う候補企業の選定と商談日程の調整を任せられます。担当者は、候補企業を一社ずつ探す作業を減らし、提案内容の確認や社内調整に集中できます。
自社に合う会社の見つけ方がわからない
外注先のWebサイトを見れば、対応サービスや実績は確認できます。しかし、自社の業界への理解度や提案力、担当者の人柄、コミュニケーションの進め方までは判断しにくいものです。
また、検索上位に表示される会社が、自社の予算や企業規模に合うとは限りません。レディクルでは、要件だけでなく体制や相性も踏まえて候補を選定するため、公開情報だけでは比較しにくい部分も含めて検討できます。
要件や依頼範囲を整理できていない
「Webサイトの成果を改善したい」「業務を効率化したい」といった目的は決まっていても、制作会社とコンサルティング会社のどちらに頼むべきか、どこまで外注すべきか判断できないことがあります。
レディクルでは、ヒアリングを通じて目的や課題を整理し、必要な依頼範囲や候補となる外注先を検討します。要件定義書や仕様書を作成する前の段階でも相談できます。
外注費の相場や比較基準がわからない
外注費は、業務範囲、担当人数、品質、納期などによって変わります。同じ「Webサイト制作」でも、企画や原稿作成を含むかどうかで金額は大きく異なります。
複数社の提案を受けることで、料金だけでなく、支援範囲、実績、体制、納期などを比較できます。相場を確認しながら、社内で重視すべき選定基準を明確にしたい場合にも利用できます。
既存取引先以外から新しい提案を受けたい
同じ外注先との取引が長く続くと、業務は進めやすくなる一方、提案や表現が固定化する場合があります。
レディクルを利用すれば、既存取引先との関係を維持しながら、異なる得意分野や視点を持つ会社の提案も確認できます。取引先を全面的に変更するのではなく、新しい案件や一部の業務だけ別の会社へ相談する使い方も可能です。
現在の外注先から十分な成果を得られていない
外注先へ継続的に依頼していても、売上や問い合わせ数、業務効率など、期待した成果につながらないことがあります。他社と比較する機会が少ないと、現在の提案や支援内容が妥当か判断しにくくなります。
レディクルでは、現在の課題や不満を踏まえて、異なる強みを持つ企業の提案を比較できます。一部の業務や新しい案件から、別の会社へ相談することも可能です。
適切な相見積もり先が見つからない
外注先を選ぶために相見積もりを取りたくても、依頼範囲や得意分野が近い会社を見つけられず、適切に比較できないことがあります。見積もりの条件が異なると、金額だけで判断することも困難です。
レディクルでは、目的や予算、依頼範囲を踏まえて候補企業を紹介してもらえます。料金だけでなく、提案内容や実績、体制なども含めて比較できます。
利用企業の事例からわかったレディクルの評価
利用企業の事例からは、条件に合う会社を紹介してもらえることだけでなく、コンシェルジュとの対話を通じて課題や発注条件を明確にできる点が評価されていることがわかりました。
また、Web上の実績だけでは判断しにくい担当者の人柄や企業との相性も踏まえて候補を紹介してもらえること、自力では見つけにくい企業と出会えることも評価されています。
紹介企業との商談後に感想や希望を伝え、次の提案へ反映してもらった事例もありました。ここでは、利用企業の事例から確認できたレディクルの評価と、紹介先企業への発注後に得られた成果を紹介します。
対話を通じて課題を明確にできる点が評価されている
利用事例では、コンシェルジュとの対話によって、漠然としていた不安や課題を言語化できたという評価が見られました。
たとえば、人手不足を相談する中で、単に人員を補充するのではなく、特定業務を外部へ切り出す方法が適しているとわかったケースがあります。また、制作物を作りたいという相談から、認知拡大や顧客体験の改善といった本来の目的が明確になったケースもありました。
発注内容が固まってから会社を紹介してもらうだけでなく、何を依頼するべきか考える段階から相談できることが、レディクルの価値として評価されています。
実績だけでなく、人柄や相性も踏まえた紹介が評価されている
外注先とは、契約後に数カ月から数年にわたって仕事を進めることがあります。そのため、実績や料金だけでなく、担当者が自社の課題を理解してくれるか、率直に相談できるかも重要です。
利用事例では、「案件を自分ごととして捉えてくれた」「リモートでも人柄が伝わり、安心して任せられた」「業界の専門用語や背景を理解していたため、説明時間が短くなった」といった評価が確認できました。
自社の条件に合うだけでなく、一緒にプロジェクトを進めやすい相手を探せる点が支持されています。
紹介後のフィードバックを次の提案に活かせる
事例の中には、紹介企業との商談後に、良かった点や合わなかった点をコンシェルジュへ伝えている企業もありました。
たとえば、「提案内容は良かったが予算が合わなかった」「実績は十分だったが担当者との進め方が合わなかった」といった情報を共有することで、次回はより条件に近い企業を提案してもらいやすくなります。
一度の紹介で判断しきれなかった場合でも、比較を通じて自社の選定基準を明確にし、次の候補探しへ反映できる点もメリットです。複数の案件について継続的に相談した企業からは、外注先を探すたびにゼロから説明する負担が減ったという評価も見られました。
自力では見つけにくい企業と出会えたという声がある
Web検索では大手企業ばかりが表示され、自社の予算や案件規模に合う企業へたどり着けなかったという企業もありました。
レディクルを通じて、検索では候補に入らなかった中堅企業や、特定分野に強い会社を紹介され、発注につながったケースがあります。大量の会社を提示するのではなく、ヒアリング内容をもとに候補を絞り込んでもらえる点も、比較負担の軽減につながっています。
事例からわかる主な成果
紹介先企業との取り組みによって、次のような成果につながった事例があります。
| 相談・発注内容 | 主な成果 |
| CM・プロモーション動画制作 | キャンペーン来場者数が前年比約4倍、YouTubeで60万回以上再生 |
| 採用代行 | 稼働後3カ月で1,900件の応募を獲得 |
| EC・ブランディング支援 | ECサイト売上が前年同月比18.5倍、実店舗売上が115%に増加 |
| ブランドサイト・広告支援 | 公開半年で月間3万PV、自然流入が月間7,000~8,000に増加 |
| ITサポート・デザイン | 社内の重要業務へ集中できる体制を構築し、一部取引が数千万円規模へ拡大 |
これらはレディクルへの相談だけで生じた成果ではありません。紹介先企業の提案・実行力や、発注企業側の運用などが組み合わさった結果です。ただし、自社だけでは出会えなかったパートナーとの協業が、具体的な成果につながった事例として参考になります。
レディクルの導入事例
ここでは、レディクルの異なる活用方法がわかる事例を紹介します。
約10年ぶりのCM制作で、来場者数が前年比約4倍になった事例
テーマパークを運営する企業では、約10年ぶりにCMを制作することになりました。しかし、社内に制作会社を選ぶための十分な知見がなく、Webサイトや実績だけでは信頼できる会社か判断できない状態でした。
同社はレディクルへ、「施設で過ごす一日のストーリーを伝えたい」と相談しました。テレビ番組制作のノウハウを持つ企業など複数社の紹介を受け、視聴者目線で企画できる制作会社へ発注しています。
完成したCMの放映後、対象キャンペーンの来場者数は前年比約4倍に増加しました。YouTubeでも60万回以上再生され、Webサイトへのアクセス増加にもつながっています。
また、完成した映像は一度きりの広告ではなく、施設で得られる体験を伝えるブランド資産として、その後の販促にも活用できるものとなりました。
この事例では、制作会社の知名度だけでなく、企画意図への理解や提案の方向性を比較できたことが、発注先選びのポイントになりました。発注経験が少ない領域ほど、一定の基準で候補を絞り込んでもらう価値が大きいといえます。
小規模な相談から数千万円規模の取引へ広がった事例
製造業の企業では、社内エンジニアが日常的な問い合わせ対応に追われ、セキュリティ対策などの重要業務へ集中できないことが課題でした。
コンシェルジュとの対話を通じて、ITサポートデスクを外部委託する方法を検討し、紹介された中堅IT企業へ発注しました。委託後は専用のサポート体制が整い、社内エンジニアが本来の業務へ時間を使えるようになっています。
同社はその後、資料制作や展示会、作業服のデザインなどについてもレディクルへ相談しました。最初は中期経営計画資料のブラッシュアップという小規模な依頼でしたが、成果や相性を確認しながら相談範囲が広がり、最終的に数千万円規模の全社的なプロジェクトへ拡大しています。
同社では、商談後の感想をコンシェルジュへ細かく共有し、その情報を次の候補選定に反映していました。紹介を受けるだけでなく、比較結果を伝えることでマッチングの精度を高めていく使い方です。
この事例からは、一度きりの会社紹介ではなく、課題が生じるたびに異なる領域を相談し、長期的なパートナー探しに活用できることがわかります。
固定化していた取引先を見直し、マーケティング成果につながった事例
医薬品製造企業では、長年の取引先が固定化し、新しい視点や施策を取り入れにくくなっていました。また、一般消費者に疾患を自分ごととして理解してもらうため、従来とは異なる情報提供の方法が必要でした。
レディクルから規模や得意分野の異なる企業を紹介され、ブランドサイト、チャットボット、動画、LP、広告を組み合わせた施策を実施しました。
ブランドサイトは公開半年で月間3万PVに達し、自然検索からの流入も月間7,000~8,000まで増加しました。対象商品の営業KPIも前年比1.5倍以上で達成する見込みとなっています。
既存取引先との関係を保ちながら、新しい専門性を持つ会社を追加することで、施策の選択肢を広げた事例です。
レディクルの特徴
レディクルには、要件が固まっていない段階から相談できることや、候補企業の選定・商談調整まで支援を受けられることなど、外注先探しを進めやすくする特徴があります。ここでは、主な特徴を紹介します。
要件が曖昧な段階でも相談できる
レディクルは、「相場だけ知りたい」「外注すべき範囲がわからない」といった段階でも利用できます。相談時に詳細な仕様書を用意する必要はありません。
コンシェルジュへ、現在困っていることや実現したい状態を伝えることで、必要な依頼範囲や候補企業を検討してもらえます。
ヒアリングをもとに候補企業を紹介してもらえる
ヒアリングでは、目的、KPI、予算、納期、体制などを確認します。その内容をもとに、実績や対応領域だけでなく、稼働体制や相性も踏まえて候補を選定します。
自社で検索条件を細かく設定するのではなく、背景や悩みを含めて相談できるため、当初想定していなかった解決方法が提示される場合もあります。
複数社を比較しながら検討できる
紹介社数は案件によって異なりますが、平均2~3社のケースが多いとされています。
複数社と商談することで、料金、提案内容、実績、支援体制、スケジュール、担当者との相性を比較できます。一社だけに相談するより、社内で選定理由を説明しやすくなる点もメリットです。
幅広い外注領域に対応している
システム開発、Web制作、広告、デザイン、動画、イベント、PR、採用支援、BPOなど、幅広い領域を相談できます。
複数の課題を同じ窓口へ相談できるため、案件ごとに別の紹介サービスを探す必要がありません。実際に、システム開発の後に採用支援、ITサポートの後にデザインを相談した事例もあります。
商談日程の調整まで任せられる
候補企業が決まった後は、レディクルが商談日程を調整します。複数社へ個別に連絡し、候補日をすり合わせる必要がないため、外注先探しに伴う事務作業も減らせます。
商談はオンラインとオフラインの両方に対応しています。短い期間で複数社を比較したい場合や、社内の関係者を同席させたい場合にも進行しやすいでしょう。
登録や事前契約なしで利用を始められる
発注企業は、会員登録や事前契約なしで問い合わせできます。社内稟議前の情報収集や、予算を確認する段階でも利用可能です。
紹介された企業へ必ず発注する必要もないため、まず候補や相場を確認したうえで、本格的に進めるか判断できます。
中間マージンなしで無料利用できる
レディクルは、外注先となる企業から活動費を受け取って運営しています。そのため、発注企業には相談料、紹介料、成功報酬、中間マージンが発生しません。
ただし、紹介された企業へ正式に発注する場合は、その企業へ支払う制作費や開発費などが別途必要です。
レディクルに向いている企業・向いていない可能性がある企業
レディクルの利用価値は、外注先探しの状況や重視する条件によって異なります。ここでは、利用が向いている企業と、利用する必要性が低い可能性がある企業をそれぞれ紹介します。
レディクルに向いている企業
次のような企業は、レディクルを活用しやすいでしょう。
- 外注したい業務はあるが、適切な依頼先がわからない
- 複数社を探して比較する時間がない
- 発注経験が少なく、要件や選定基準を決められない
- 既存取引先以外から新しい提案を受けたい
- 実績だけでなく、担当者との相性も重視したい
- 地方に拠点があり、候補企業の情報が限られている
- 特殊な条件に対応できる会社を探している
- 社内稟議に必要な相場や比較材料を集めたい
特に、検索はできても「どの会社を選ぶべきかわからない」企業に向いています。
レディクルに向いていない可能性がある企業
一方、次のような場合には、利用する必要性が低い可能性があります。
- 発注先がすでに決まっている
- 既存取引先への継続発注が確定している
- 最低価格だけを基準に、大量の見積もりを集めたい
- 候補企業との商談を行わず、オンライン上で即時購入したい
- 発注先の最終決定や契約まで、すべて代行してほしい
- 外注による特定の成果を保証してほしい
レディクルは候補企業の選定と比較を支援するサービスであり、最終的な発注判断や契約内容の確認は自社で行う必要があります。
レディクルの対応領域
レディクルでは、制作や開発だけでなく、採用支援やBPOなど幅広い業務を相談できます。主な対応領域と相談例は以下のとおりです。
| 領域 | 相談例 |
| システム開発 | 業務システム、Webシステム、アプリ、DX、セキュリティ、ITサポート |
| Web・マーケティング | Webサイト、LP、EC、広告運用、SEO、SNS、マーケティング支援 |
| デザイン | ロゴ、会社案内、カタログ、パッケージ、営業資料、ブランディング |
| 動画・撮影 | CM、採用動画、商品紹介、会社紹介、SNS動画、写真撮影 |
| イベント・PR | 展示会、イベント運営、PR、キャンペーン、プロモーション |
| その他 | 採用支援、研修、BPO、コンサルティング、空間デザインなど |
どの領域へ相談すべきかわからない場合は、依頼したい作業ではなく、解決したい課題を伝えるとよいでしょう。
レディクルの導入実績
レディクルは、業種や企業規模を問わず利用されています。公開情報では、サービス利用社数は63,000社、年間マッチング件数は39,000件以上にのぼります。また、上場企業利用率は70%以上、年間取扱予算総額は1,100億円とされています。
製造、IT、広告、不動産、小売、食品、医療、建設、教育など、幅広い業界から外注に関する相談を受けています。
なお、サービス利用社数、累計マッチング社数、年間マッチング件数は、それぞれ集計対象や期間が異なる数字です。
| 費用項目 | 発注企業の負担 |
| 相談・ヒアリング | 無料 |
| 候補企業の選定・紹介 | 無料 |
| 商談日程の調整 | 無料 |
| 紹介料・成功報酬 | 無料 |
| 中間マージン | なし |
| 紹介先企業へ支払う外注費 | 別途必要 |
レディクルが無料であることは、外注業務そのものが無料になるという意味ではありません。紹介先企業の提案と見積もりを確認し、予算に合うか判断しましょう。
レディクルを利用する前に知っておきたい注意点
レディクルは無料で候補企業の紹介を受けられますが、利用前に理解しておきたい点もあります。紹介後に発生する費用や発注判断など、主な注意点を確認しましょう。
発注先への外注費は別途発生する
無料になるのは、レディクルへの相談、紹介、商談調整などです。紹介先へ制作や開発を依頼する場合は、契約内容に応じた外注費が発生します。
紹介された企業へ必ず発注する必要はない
提案内容や料金が合わない場合は、発注を見送れます。断りにくい場合には、レディクルへ辞退連絡を依頼することも可能です。
紹介社数やスピードは案件によって異なる
初回候補は最短翌日、平均3営業日前後で提示されますが、すべての案件に保証されるわけではありません。特殊な技術、短い納期、地域指定などの条件がある場合は、時間がかかる可能性があります。
条件が特殊な案件では候補が限られる可能性がある
条件が多い場合は、必須条件と希望条件を分けて伝えましょう。資格や納期など絶対に外せない条件を優先し、それ以外は相談しながら調整すると候補を広げやすくなります。
最終的な発注判断と契約確認は自社で行う
紹介された企業であっても、見積金額、業務範囲、納期、追加料金、成果物の権利、秘密保持、保守範囲などを確認する必要があります。事例の成果だけで判断せず、自社の目的や体制に合うかを見極めましょう。
レディクルに相談する前に準備しておくこと
要件を完全に固める必要はありませんが、現時点でわかっている情報を整理しておくと、候補企業の選定がスムーズになります。
外注したい内容と目的を整理する
「Webサイトを作りたい」だけでなく、「問い合わせを増やしたい」「採用応募を増やしたい」など、最終的に実現したいことを確認します。目的が決まっていない場合は、現在困っていることを伝えるだけでも構いません。
依頼したい範囲を整理する
企画から相談したいのか、制作や実装だけを依頼したいのかを確認します。判断できない場合は、「どこまで外注すべきかわからない」と伝えましょう。
希望納期と予算感を確認する
予算の上限や社内稟議が通りやすい金額、公開日やイベント日などを整理します。確定していなくても、おおよその範囲を共有すると候補を絞りやすくなります。
重視したい条件を決める
実績、料金、スピード、提案力、専門性、担当者との相性、サポート体制などの優先順位を決めます。すべてを必須条件にせず、優先度をつけることが重要です。
既存取引先への不満と残したい点を整理する
既存の外注先がいる場合は、変更したい点だけでなく、今後も維持したい点も整理します。たとえば、「提案の幅は広げたいが、業界理解の深さは維持したい」「対応速度は改善したいが、現在の品質水準は落としたくない」といった形です。
不満を具体化すると、新しい候補企業に求める条件が明確になり、単に別の会社へ替えただけで同じ問題が起きることを防ぎやすくなります。
参考資料を用意する
会社案内、既存サイト、過去の制作物、業務フロー、アクセス解析データなどがあれば準備します。資料がなくても相談できますが、背景を理解してもらいやすくなります。機密情報を含む場合は、共有範囲やNDAの必要性も事前に確認しましょう。
レディクルを利用するときの流れ
基本的な利用の流れは以下のとおりです。
| 手順 | 内容 |
| 1.問い合わせ | フォームまたは電話から相談する。登録や事前契約は不要 |
| 2.ヒアリング | 目的、予算、納期、体制、重視する条件などを整理する |
| 3.候補企業の選定 | ヒアリング内容をもとに、レディクルが候補を絞り込む |
| 4.候補提示・商談調整 | 候補企業の特徴を確認し、商談日程を調整してもらう |
| 5.商談・比較 | 提案、料金、実績、体制、相性などを比較する |
| 6.発注・契約 | 自社で発注先を決め、紹介先企業と契約する |
商談後に条件が合わなければ、発注を見送ったり、必要に応じて別の候補を相談したりできます。
複数社を比較する際は、各社へ同じ質問をすると違いが見えやすくなります。「今回の課題をどう捉えているか」「誰が担当するか」「見積もりに含まれない費用はあるか」「想定されるリスクは何か」などを確認し、料金だけでなく提案力や進めやすさも含めて判断しましょう。
レディクルに関するよくある質問
ここでは、料金や紹介社数、紹介までの期間など、レディクルの利用を検討する際に生じやすい疑問へ回答します。
レディクルは本当に無料ですか?
発注企業は無料で利用できます。相談料、紹介料、成功報酬、中間マージンは発生しません。ただし、紹介先へ発注する場合の外注費は別途必要です。
要件が決まっていなくても相談できますか?
相談できます。相場や進め方を確認したい段階、依頼範囲を決められていない段階でも利用可能です。
何社くらい紹介してもらえますか?
案件や希望によって異なりますが、平均2~3社の紹介が多いとされています。
問い合わせから紹介までどれくらいかかりますか?
初回候補は最短翌日、平均3営業日前後で提示されます。条件が特殊な場合は、さらに時間がかかる可能性があります。
急ぎの案件にも対応できますか?
案件によっては当日中に紹介できるケースもあります。希望納期と、いつまでに発注先を決める必要があるかを最初に伝えましょう。
地方企業でも利用できますか?
利用できます。オンライン商談に対応しているため、地域外の候補企業も比較できます。
NDAを締結してから相談できますか?
必要に応じてNDAに対応しています。未公開の新規事業や機密情報を共有する場合は、事前に相談しましょう。
紹介された企業を断ることはできますか?
断ることができます。商談前でも商談後でも、条件が合わなければ発注する必要はありません。辞退連絡をレディクルへ依頼することも可能です。
一度利用した後、別の案件も相談できますか?
相談できます。異なる領域の案件でも、課題に応じた候補企業を紹介してもらえます。過去の相談内容や選定基準を踏まえて話を進められるため、継続的な外注先探しの窓口としても利用できます。
まとめ
レディクルは、コンシェルジュが発注企業の課題や条件をヒアリングし、要件と相性に合う外注先を紹介するビジネスマッチングサービスです。
要件が固まっていない段階から相談でき、候補企業の選定や商談日程の調整まで任せられます。発注企業には相談料、紹介料、成功報酬、中間マージンが発生しません。
利用企業の事例からは、外注先探しの工数削減だけでなく、対話を通じて課題を明確にできること、自力では見つけにくい企業と出会えること、担当者との相性まで踏まえて比較できることが評価されていました。
外注したい業務はあるものの適切な会社がわからない場合や、既存取引先以外の選択肢を増やしたい場合には、レディクルへの相談を検討するとよいでしょう。
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