【2024年最新版】物流管理システムおすすめ15選を比較！選び方も紹介

物流管理システムとは、商品の保管や輸送を最適化するための情報システムです。入荷～出荷管理を取り扱う「倉庫管理システム（WMS）と、出荷管理を扱う配送管理システム（TMS）を統合管理したシステムになります。

参考：【2024年最新版】倉庫管理システム（WMS）おすすめ15選を比較！選び方も紹介

物流管理システムを導入をすることで、仕入れ～配送までの一連の作業を効率化でき、運搬コストや保管コストの削減にも期待ができます。

本記事ではおすすめの物流管理システムと選び方のポイントを紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

物流管理システムおすすめ15社比較表

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト6個分の情報から、紹介されている物流管理システムをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どの物流管理システムを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年8月時点のものです。

＜比較表＞物流管理システムおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

物流管理システムの比較表をダウンロードする

1.COOOLa／株式会社ブライセン

COOOLa｜豊富な機能のWMS・クラウド型倉庫管理システム

• 標準機能が豊富にあるため、カスタマイズしなくても使いやすい
• システム会社が手掛けたシステムなので、カスタマイズ工数を大幅に削減できる
• 専門スタッフが現場に訪問し丁寧なサポートを提供

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■入荷・入庫 ■出庫・出荷 ■在庫調整 ■在庫照会 ■商品マスタ取込
導入企業	株式会社DNPコアライズ、昭文社ホールディングス、株式会社オートバックスセブン、株式会社サンリツ、フェニックスダーツジャパン株式会社など
導入社数	要問い合わせ

2.ONEsLOGI/WMS Cloudサービス／ロジスティードソリューションズ株式会社

ONEsLOGI / WMS Cloud サービス：ロジスティードソリューションズ株式会社

• ニーズの把握から導入、稼働後のサポートまでを一括対応
• 倉庫作業に必要な作業員数をシミュレーションできる
• 在庫拠点別・消費期限別などステータス別の在庫管理ができる

初期費用	■初期費用：500,000円～ ■ハンディターミナル：70,000円 ■1荷主追加：140,000円 ■1拠点追加：140,000円
料金プラン	■プラン①従量課金制：月額120,000円 ■プラン②従量課金制：月額70,000円 ■プラン③定額制：月額240,000円
主な機能	■入庫管理 ■出庫管理 ■在庫管理 ■棚卸管理 ■マスタ管理
導入企業	よつ葉乳業株式会社、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、株式会社日立物流関東、アサダ株式会社、株式会社日立物流首都圏など
導入社数	要問い合わせ

3.AnyLogi／AnyMind Group株式会社

AnyLogi（エニーロジ）| グローバル物流プラットフォーム

• 直感的かつ機能的な操作性を兼ね揃えた管理画面
• 国内外の物流配送業社との連携により、商品流通業務の最適化を実現
• 購入者の希望に合わせて配送ルートを選択できる

初期費用	0円
料金プラン	■入庫料：20円/1pcs ■保管料：6,600円/1坪あたり
主な機能	■受注管理 ■送り状発行 ■インボイス発行 ■集荷依頼 ■返品対応
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

4.ロジザードマッチン／ロジザード株式会社

完全無料！物流倉庫紹介サービス ロジザード・マッチン│EC物流の在庫管理ならクラウドWMS(倉庫管理システム) ロジザードZERO

• 条件に合わせて、物流倉庫会社を厳選して紹介
• システムを通してデータのやり取りや在庫照会が可能
• 倉庫の作業状況がリアルタイムに反映される

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■在庫管理 ■倉庫管理 ■出荷指示
導入企業	株式会社ティービーエス、株式会社 シロロジなど
導入社数	600社以上

5.mylogi／アートトレーディング株式会社

mylogi株式会社

• オーダーマネジメントシステム・倉庫管理システムのどちらも一元管理可能
• 複数の在庫を管理できる
• 使わない項目を画面から減らすなど、好みの画面にカスタマイズできる

初期費用	0円
料金プラン	■Basic：月額15,000円 ■Standard：月額30,000円 ■Premium：月額60,000円
主な機能	■在庫管理 ■倉庫管理 ■入荷・入庫 ■ハンディ機能 ■出荷通知メール
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

6.Air Logi／株式会社コマースロボティクス

クラウドWMS|AiR Logi(エアロジ) は1,400社利用中の在庫管理・倉庫管理システム

• 導入工事は不要で最短5日で導入可能
• 柔軟なカスタマイズが可能で、特殊な大規模要件にも対応
• 全ての業務にハンディーターミナル検品を利用

初期費用	35,000円 ※初回ショップのみ
料金プラン	■月額10,000円～
主な機能	■送り状印刷 ■バッチ処理 ■倉庫管理 ■後払い印刷 ■後出し印刷
導入企業	FCASE株式会社、株式会社コア・コンピタンス、株式会社REMINE、株式会社共栄物流サービス、株式会社ロジテックなど
導入社数	1,400社以上

7.Super-Vision／株式会社東計電算

量販店向け物流システム「Super-Vision」でWMSの効率化を支援する

• 衣・食・住の物流に特化した量販店向けの物流システム
• 不定貫管理に対応しており、重量等の単位での管理が可能
• 賞味期限や入荷日などからセンター有効期限を割出し、センターとしての在庫可能日を管理できる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■鮮度管理 ■ステータス管理 ■温度管理
導入企業	株式会社テスココンポなど
導入社数	要問い合わせ

8.クラウドトーマス／株式会社関通

WMS（倉庫管理システム・在庫管理システム）ならクラウドトーマス | 物流会社が作ったクラウド型のWMS

• toC・toBのマルチチャネルに対応
• 業務フローに対応したアドオン開発が可能
• アプリ版のシステムなため、スマートフォンがあれば作業・運用ができる

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■月額90,000円～
主な機能	■在庫管理 ■入荷管理 ■出荷管理 ■マスタ管理 ■システム設定
導入企業	株式会社豊中食品、株式会社伊藤久右衛門、エクスプライス株式会社、株式会社三好漆器、三誠商事株式会社など
導入社数	1,000社以上

9.GoQSystem／株式会社GoQSystem

ECサイトの受注管理システム"GoQSystem"｜在庫・商品・物流・売上管理など、ネットショップ・通販業務の一元管理がクラウドで

• 全てのショップを一つの画面で管理できる
• 注文件数が増えても料金は定額
• 最短40分で設定完了し、即日利用開始可能

初期費用	■フリープラン：0円 ■受注管理プラン：30,000円 ■受注・在庫連携管理プラン：40,000円 ■受注・商品・在庫連携管理プラン：50,000円 ■受注・商品・在庫連携出荷管理プラン：100,000円
料金プラン	■フリープラン：0円 ■受注管理プラン：月額15,000円 ■受注・在庫連携管理プラン：月額29,800円 ■受注・商品・在庫連携管理プラン：月額44,800円 ■受注・商品・在庫連携出荷管理プラン：月額64,800円
主な機能	■受注管理 ■在庫連携 ■商品管理 ■物流管理 ■売上管理
導入企業	株式会社飯田商店、ヴィサージュジャパン株式会社、株式会社ますやみそ、株式会社ホリウチ、有限会社アーテックなど
導入社数	46,000社以上

10.Cariot／株式会社フレクト

ドライバー働き方改革クラウドCariot（キャリオット）

• 車載デバイスを車に取り付けるだけで、車のデータをリアルタイムに取得可能
• 設定した拠点に到着・出発したことを通知できる
• 運転日報・月報が自動的に作成される

初期費用	0円
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■ドライブビュー ■エリアマップ ■車両予約 ■配送計画 ■危険運転検知
導入企業	株式会社マイナビ、株式会社京都新聞印刷、豫洲短板産業株式会社、株式会社ツカサ、株式会社リープキャリーなど
導入社数	要問い合わせ

11.LMS／株式会社セイノー情報サービス

統合物流管理　LMS – セイノー情報サービス

• 物流戦略・物流プランニング・物流オペレーションの3領域をマネージメントすることにより、物流トータルコストの削減を実現
• 拠点在庫を一元管理することにより、最適な出荷拠点を決定することができる
• 輸送重量に基づき、運送会社・便振替えが可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■出荷計画 ■輸配送計画 ■在庫統合管理 ■物流進捗管理 ■物流費管理
導入企業	ゼネラル株式会社、三菱商事ロジスティクス株式会社、アドレス通商株式会社、月桂冠株式会社、株式会社明治など
導入社数	要問い合わせ

12.LMS-GLOBAL／株式会社セイノー情報サービス

LMS-GLOBAL – セイノー情報サービス

• 国際物流の複雑化した情報の流れを一元管理し、リードタイム短縮・業務標準化・効率化を実現
• 海外の複数拠点の在庫をリアルタイムに把握できる
• 進捗管理画面では、輸出時のイベントステータスを照会することが可能

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■ハブ機能 ■在庫管理 ■ステータス管理 ■伝票管理 ■物流コスト管理
導入企業	株式会社リブドゥコーポレーション、西川株式会社、大同興業株式会社、三菱ケミカル物流株式会社、ブラザーインダストリアルプリンティング株式会社など
導入社数	要問い合わせ

13.LIFE-Vision／株式会社東計電算

生活用品・日用品・生活雑貨物流をトータル管理、生活用品向け物流WMSシステム

• ドラッグストアやディスカウントストア向けの倉庫管理システム
• ロット管理の機能が標準で装備されている
• フリーロケーションにより空きスペースを有効活用し、保管効率の向上を実現

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■ロット管理 ■日付管理 ■フリーロケーション ■ダブルトランザクション ■物量算出
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

14.W3 mimosa／株式会社ダイアログ

在庫管理はクラウド型WMS「W3 mimosa 【ミモザ】」にお任せ | 株式会社ダイアログ

• ロット管理・賞味期限管理・ハンディ活用の全てを網羅
• 各種外部システムサービスとの連携も可能
• 新拠点構築時には、既に稼働している業務をそのままコピー することができる

初期費用	■ライトプラン：200,000円 ■スタンダードプラン：200,000円 ■定額プラン：200,000円 ■カスタマイズ：要問い合わせ
料金プラン	■ライトプラン：月額37,500円 ■スタンダードプラン：月額62,500円 ■定額プラン：月額1,000,000円 ■カスタマイズ：要問い合わせ
主な機能	■ロット管理 ■賞味期限管理 ■ダッシュボード機能 ■在庫予測機能
導入企業	三菱商事ロジスティクス株式会社、名正運輸株式会社、株式会社ケイシイシイなど
導入社数	要問い合わせ

15.POT Manager V2.0／アイニックス株式会社

POT Manager V2.0｜アイニックス株式会社

• 伝票入力とピッキングリストによって、的確な在庫管理と出荷指示を実現
• 荷主とEDIで接続することでデータ入力を効率化
• 配車管理システムを導入することで、配送効率の向上を実現

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■伝票入力 ■在庫管理 ■倉庫管理 ■債権管理 ■在庫履歴照会
導入企業	要問い合わせ
導入社数	要問い合わせ

物流管理システムの選び方のポイント

物流管理システムを選ぶ際には、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

自社の物流管理手法に対応しているか

自社の物流プロセスに適したシステムを選ぶことが重要です。

物流管理手法は企業ごとに異なり、特定の技術やフローに適合しないシステムを導入すると運用が効率化されません。

例えば、RFID技術を活用している企業は、RFID対応のシステムを選びましょう。

複数拠点を統合管理できるか

複数の倉庫や物流拠点を持つ企業は、それらを一元管理できるシステムを選びましょう。

複数拠点を統合管理できないと、在庫の把握が困難になり、配送や管理コストが増加します。

全国に複数の倉庫を展開する企業であれば、リアルタイムで各倉庫の在庫を確認できるシステムであるのが理想です。

在庫に合わせて柔軟に管理できそうか

在庫の特性に応じて柔軟に管理できるシステムが不可欠です。

商品によっては消費期限やサイズなど、管理に必要な情報があるでしょう。

たとえば、消費期限がある食品を扱う場合、期限を考慮した機能が求められます。また、アパレル業界であれば、アイテムのカラーやサイズなどの情報管理も必要です。

業界や扱う商品によって管理方法は異なります。そのため、自社商品でも柔軟に情報管理できそうか確認が必要です。

まとめ

本記事ではおすすめの物流管理システムと選び方のポイントを紹介しました。

物流管理システムは仕入れ～配送までの一連の情報を一元化、管理できるシステムです。製造業など、作業工程が複雑で人的コストがかかったり、ミス防止がしにくかったりする場合に有効なサービスです。

記事で紹介しているサービスの情報をもとに、自社で導入する物流管理システムを選んでみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト

物流管理システムの比較14選。タイプ別の選び方｜アスピック
物流管理システム比較10選！クラウド・オンプレミスや選び方も紹介！｜ITトレンド
倉庫管理システム比較14選！｜選び方をわかりやすく紹介【比較表付】｜アスピック
物流管理システム比較14選 | 倉庫管理や配送管理 | BOXIL Magazine
【比較13選】物流管理システムとは？WMS・TMSそれぞれの特徴を解説 | QEEE
おすすめの物流管理システム10選！選び方や機能を紹介！ | mylogi株式会社