【2023年最新版】議事録作成ツールおすすめ20選を比較!選び方も紹介

議事録作成ツールは、会議の議事録の作成を自動化できる便利なサービスです。

社内の会議が多くて議事録作成に時間がかかったり、会議の聞き漏れ・書き漏れの発生などで悩んでいる方にとっておすすめです。

しかし、どの議事録作成ツールを選べばいいか迷われている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、おすすめの議事録作成ツールとツールを選ぶポイントを紹介します。

本記事を参考にすることで、最適な議事録作成ツールを手間をかけずに探せるでしょう。

なお、本記事では各議事録作成ツールの注目度を客観的に判断するために、「議事録作成ツール 比較」で検索し、検索上位に表示された紹介サイト10個を調査し、各ツールを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。


議事録作成ツールとは、会議中の音声を読み取って自動でテキスト化するサービス

議事録作成ツールは、会議中の音声をAIが読み取り、テキストを自動で起こしてくれるサービスです。

会議内容を聞き取り、議事録にまとめる作業をツールで自動化させることで、作成担当者の負担軽減につながります。また、情報を聞き忘れや書き漏れも防げるため、正確性のある内容の議事録を作成できるようになります。

議事録作成ツールは、定期的に会議を行っているため、その都度発生する議事録の作成に負担がかかっていたり、会議の内容が議事録に正しく反映できていないというお悩みを持つ企業におすすめのサービスです。

参考:【22年最新】AIの文字起こしツール10選を比較!選び方・料金・機能を徹底解説

議事録作成ツールの機能

ツールによって異なりますが、議事録作成ツールには以下のような機能が搭載されています。

機能特徴
音声認識機能会話の内容を自動でテキストに書き起こす
議事録テンプレート機能議事録の雛形や自社オリジナルの議事録テンプレートを作成・保存できる
タスク管理機能会議で決まったタスクや次回の会議までのアクションを作成・管理できる
外部システム連携機能Web会議ツールなどの外部システムと連携できる
共有機能会議の前後で特定のメンバーに議事録を共有できる

音声認識機能で議事録を効率的に作成できるだけではなく、会議自体をより良いものにしていくために役立つ機能が搭載されているツールもあります。

また音声認識機能でも、社内用語や専門用語などの難しいワードも書き起こしできたり、「あー」「えーと」のような不要なワードを自動で除外してくれたり、ツールによって精度が異なります。

このように、議事録作成を含め、会議を実施するにおいて便利な機能が備わっているため、導入前にツールの機能性を確かめることが重要です。


<比較表>議事録作成ツールおすすめ15社


本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

参考:議事録作成ツールおすすめ15社


AI GIJIROKU/株式会社オルツ

AI GIJIROKU

  • ZOOMと連携でき、会議の会話自動で録音できる
  • 音声認識精度99.8%で情報共有が正確。オフライン利用も可能
  • 翻訳30か国語対応、AIによる発話機能もあり。外国人ともスムーズに会話可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン個人向け
・フリー:月額0円
・パーソナル:月額1,500円
ビジネス向け
・チーム:月額29,800円
・ビジネス:月額200,000円
追加オプション
・音声収録時間の追加は2円/1分
・高精度音声収録時間の追加は12円〜/1分
・翻訳文字数の追加は10万文字800円〜
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数5,000社以上


スマート書記/エピックベース株式会社

スマート書記

  • 録音、作成、共有、管理が一体化。簡単操作で効率アップ
  • 精度の高いAIが正確に文字起こし、メールやURL共有がすぐにでき、音声ファイルのインポートも可能
  • モバイルアプリも活用することで、録音やタイムスタンプ、チャットなどもできる
初期費用0円
料金プラン・基本使用料:月額30,000円
オプション
・文字起こしパック:要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無
導入社数2,000社


COTOHA Meeting Assist(コトハミーティングアシスト)/NTTコミュニケーションズ株式会社

COTOHA Meeting Assist

  • 初期費用無料で、インターネット接続機器があればすぐに始められる手軽さ
  • 会話を自動文字起こし、リアルタイム編集可能、音声の聞き直しもできる
  • 自動翻訳機能で、翻訳したテキストを可視化。更に24時間365日体制でセキュリティー万全
初期費用0円
料金プラン必須条件(下記2点)
・基本:月額38,500円
・APIパック(G):月額16,500円
オプション
・CPU、メモリー追加:月額11,000円
・ディスク容量追加:月額1,100円
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


Google ドキュメント/Google LLC

Googleドキュメント

  • リアルタイムで共同編集し、コメント、提案、アクションなど簡単操作。オンライン利用可能
  • スペル候補、文法訂正、音声入力、翻訳などアシスト機能の充実
  • GoogleSheets、GoogleMeetなど他Googleアプリと連携し、データ共有がスピーディーかつ時間削減できる
初期費用0円
料金プラン・パーソナル:月額0円
・Business Starter:月額680円
・Business Standard:月額1,360円
・Business Plus:月額2,040円
・Enterprise:要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無
導入社数要問い合わせ


Rimo Voice(リモボイス)/Rimo合同会社

RIMOvoice

  • 日本語に特化したAIで自動文字起こし、録音データをテキスト化し検索可能
  • 文字起こしテキストとシンクするスライダー機能あり、聞き直したい箇所をピンポイントで引き出せる
  • ファイル書き出しなど共有管理が簡単完結
初期費用法人向けプランのみ
各プラン月額1ヶ月分
料金プラン個人向け
・音声:22円/30秒
・動画:33円/30秒
法人向け
・トライアル:月額30,000円
・ライト:月額60,000円
・ベーシック:月額120,000円
・ビジネス:月額240,000円
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


toruno(トルノ)/株式会社リコー

toruno

  • 録音機能、文字起こし、編集、共有、画面キャプチャなど機能の充実
  • 外部連携も即時にできる。面倒な連携操作なし、ボタン1つですぐに録音開始
  • 商談やセミナー、プレゼン、インタビューなど多様なシーンで使いやすい
初期費用0円
料金プランパーソナル
・無料プラン
・有料プラン:月額1,650円
ビジネス
・月20時間プラン:月額6,000円
・月100時間プラン:月額28,500円
・月500時間プラン:月額135,000円
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


Z MEETING(ジーミーティング)(旧:V Meeting)/Hmcomm株式会社

ZMEETING

  • ウェブ会議と同時に起動し音声録音、テキスト化。リアルタイム修正も可能
  • 音声認識90%以上、専門用語の登録や置換など自由に設定できる
  • 会話の「えっと」などのフィラーを除去し、無駄を徹底的に省くことで効率化を高める
初期費用要問い合わせ
料金プラン個人又は個人事業者向け:要問い合わせ
法人向け:要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


Notta(ノッタ)/Notta株式会社

notta

  • Web版とアプリ版で利用シーンに合わせて活用できる
  • シンプルな操作で文字起こしから、共有インポートまで即完結
  • カレンダー機能と連携でき、重要なミーティングなど会議スケジュールが可視化され見落としがない
初期費用要問い合わせ
料金プラン個人向け
・無料会員:月額0円
・プレミアム会員:月額2,000円
法人向け
・チームプラン:月額13,200円
・エンタープライズ:要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数企業・団体5,000人以上


Auto Memo(オートメモ)/ソースネクスト株式会社

AutoMem

  • 名刺サイズの独自開発ボイスレコーダー端末で大幅な時短を実現
  • メールやクラウドなどPC端末での共有も可能、編集のみPCで行うこともできる
  • キーワードから検索でき、必要な箇所をピンポイントで即探せる。ブックマーク機能など活用多様
初期費用要問い合わせ
料金プラン・月額プラン:月額980円
・年額プラン:年額9,900円
・10時間チャージプラン:1回1,500円
・100時間チャージプラン:1回14,000円
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数企業40,000人以上


Sloos(スルース)/株式会社 QuantumCore

sloos

  • AIが自動録音、最大10人までの会話も正確に識別できる
  • 完全セルフサービス型で、質問や疑問点を揃えるヘルプページで確認できる
  • 2023年2月時点、サービス拡大のため無償提供を行なっている。全ての機能が無料
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無×
導入社数要問い合わせ


ACES Meet(エーシーズミート)/株式会社ACES

ACES Meet

  • AIが自動文字起こし、会議での表情やハイライト機能の充実
  • 会議の動画も一元管理、記録URL共有も簡単操作
  • 話速を自動算出し、課題や提案も自動算出、分析機能も正確
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


YOMEL/アーニーMLG株式会社

YOMEL

  • 自動成長型音声認識AI 「Olaris」と、コンタクトセンターの向け「YOMEL for コンタクトセンター」を提供
  • 録音内容から、重要箇所だけワンクリックで転記でき、効率的
  • 新人教育のためフォローアップ機能や、特定キーワードで即回答できるようトークセットなどの充実
初期費用要問い合わせ
料金プラン・フリートライアル:月額0円
・スタータープラン:月額28,000円
・ビジネスプラン:月額95,000円
・エンタープライズプラン:月額180,000円
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数100,000人以上


amp talk(アンプトーク)/amptalk株式会社

amptalk

  • ZOOM連携で自動録音だけじゃない、解析や情報の書き出し、人事負担の大幅削減
  • 対話内容や質問内容など定量化し、可視化される。人を介さずコーチング可能
  • IP電話もWeb商談も対応可能。時代にあったツールで手厚いサポート
初期費用要問い合わせ
料金プラン・BASICプラン:要問い合わせ
・PROプラン:要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


AI議事録取れる君/株式会社AIdeaLab

AI議事録取れる君

  • 小見出しや箇条書きなど、AIによる自動要約可能
  • 単語登録、翻訳、共同編集、メール展開など機能が豊富
  • ICレコーダーの音声もインポートでき議事録作成可能、識別の高精度さ
初期費用要問い合わせ
料金プラン個人向け
・Personalプラン:月額980円
・Unlimitedプラン:要問い合わせ
法人向け
・Enterpriseプラン:要問い合わせ
・Unlimitedプラン:要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


TIMO Meeting(ティモミーティング)/パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

TIMO Meeting

  • 国内初のミーティングマネジメントツール
  • 必要資料を一元化して「会議前の準備」を最小限に
  • 閲覧制限、自動通知、Todo管理など機能豊富
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
AI音声認識機能の有無
議事録テンプレート機能の有無要問い合わせ
導入社数要問い合わせ


そのほかおすすめの議事録作成ツール

YouWire(ユーワイヤー)/株式会社ギークフィード
GIJI/株式会社アジャイルウェア
OPTiM AI Voice Recorder(オプティム)/株式会社オプティム
AmiVoice ScribeAssist(アミボイススクライブアシスト)/株式会社アドバンスト・メディア
Oneminutes(ワンミニッツ)/quintet株式会社


議事録作成ツールを選ぶ際の3つのポイント

自社に合った議事録作成ツールを選ぶためには、以下3つのポイントを基準にツールをチェックしましょう。

  • 使用シーンに適したツールか
  • 音声認識の精度が高いか
  • 議事録編集の機能が充実しているか

使用シーンに適したツールか

議事録作成ツールが、自社のメインの利用シーンに適しているか確認が必要です。その使用シーンに合わせて機能面も異なってくるからです。

たとえば、利用シーンがオンライン会議かオフライン会議かで選ぶべきツールは変わります。

もしオンライン会議時の利用を検討している場合、「ACES Meet(エーシーズミート)」や「Rimo Voice(リモボイス)」のような、オンライン会議に特化しているツールが適しています。ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議システムと連携することが可能です。

また、商談や顧客対応など、社外の方とのやり取りがメインになる場合は、Sloos(スルース)などの、発言者と発言内容を結び付けられるツールが向いています。

どのような利用目的でも問題なく使えるツールもあれば、特定の利用シーンに特化したツールもあります。そのため、そのツールがどの利用シーンに適しているのか確認をしましょう。

たとえば、各ツールの導入事例を見ればどのように使えるかイメージしやすいでしょう。

参考:【2022年版】Web会議システム15選を厳選比較!選び方のポイントも伝授

音声認識の精度が高いか

議事録の作成・編集作業を効率化したいなら、音声認識の精度の高さに注目をしましょう。

どの議事録作成ツールも100%正しく書き起こしができるわけではありませんが、会話内容を限りなく正しい形で認識することは可能です。

たとえば、TIMO Meeting(ティモミーティング)のような辞書登録機能があれば、社内用語や専門用語など、難しくて読み取りづらいワードも認識しやすいように工夫できます。

また、スマート書記のように「あー」「えーと」などの言い淀みをフィルター除去してくれる機能があれば、不要なテキストを削除する手間を省けます。

議事録の作成の効率化を重視したいのであれば、このように正確な内容に近づける機能が搭載されたツールを選びましょう。

議事録編集の機能が充実しているか

議事録をできるだけわかりやすい内容にしたい場合は、編集の機能が充実しているツールを選びましょう。

たとえば、スマート書記AI GIJIROKUの場合、テキスト修正だけではなく、見出しやマーカー、ラベルなどをつけて見やすくすることができます。

またNotta(ノッタ)の場合、書き起こし中に議事録にメモを直接記入できる編集機能があります。

作業の効率化だけではなく、議事録の内容を誰にでもわかりやすい内容に仕上げたい場合は、編集機能が充実しているかどうか確かめましょう。


まとめ

本記事では議事録作成ツールの概要と、おすすめのツール、選び方のポイントについて開設いたしました。

議事録作成ツールとは、音声の読み取りで議事録の作成を効率化するサービスです。ツールによっては音声認識機能だけではなく、議事録テンプレート機能やタスク管理機能など、議事録作成時に使える機能があります。

しかし、議事録作成ツールは種類が豊富であるため、どこから選んでいいかわかりにくいです。そのため、議事録作成ツールを選ぶ際は、以下3つのポイントを基準にしてチェックしましょう。

  • 使用シーンに適したツールか
  • 音声認識の精度が高いか
  • 議事録編集の機能が充実しているか

最適な議事録作成ツールを導入するために、ぜひ本記事を参考にツールを選んでみましょう。

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