【2026年版/比較表つき】GRCツールおすすめ15選を比較!選び方も紹介

GRCツール 比較_アイキャッチ

GRCツールとは、「ガバナンス(Governance)」「リスク管理(Risk Management)」「コンプライアンス(Compliance)」を統合的に管理するためのサービスです。

この3つの領域を効率的かつ効果的に運用することで、企業の持続可能性や競争力を向上させることを目的としています。

本記事ではおすすめのGRCツールと選び方のポイントを紹介します。

特に注目度の高い15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

GRCツールおすすめ15社比較表

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト10個分の情報から、紹介されているGRCツールをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どのGRCツールを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2026年2月時点のものです。


<比較表>GRCツールおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.ServiceNow/ServiceNow Japan合同会社

ServiceNow Japan合同会社ServiceNow:ビジネスに AI を

  • IT運用と統合されたリスク管理で全社的ワークフローを統一
  • 柔軟なローコード開発で独自業務に合わせたアプリ構築が可能
  • AI活用によるインシデント予測と自動対応で運用負荷を削減
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能ITSM、GRC、セキュリティ運用統合
フレームワーク対応例ISO、NIST、GDPR、SOX等多数
可視化・レポーティングリアルタイムダッシュボード、AI分析
入力負荷軽減機能AIチャットボット、モバイル対応
導入形態SaaS (クラウド)
導入企業花王株式会社
富士通株式会社
株式会社NTTデータグループ など
導入社数約7,400社以上

2.RSA ARCHER/RSA Security Japan合同会社

RSA Security Japan合同会社統合リスク管理

  • 世界最高水準の構成柔軟性で複雑なエンタープライズ要件に対応
  • 多様なリスク領域を網羅する広範なモジュール群で統合管理
  • 豊富な導入実績に基づくベストプラクティスでガバナンス強化
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能統合リスク管理、サードパーティ管理
フレームワーク対応例NIST、ISO、PCI-DSS等
可視化・レポーティングリスクヒートマップ、経営ダッシュボード
入力負荷軽減機能ワークフロー自動化、メール連携
導入形態SaaS、オンプレミス
導入企業KDDI株式会社
株式会社三菱UFJ銀行 など
導入社数世界1,000社以上

3.Diligent/Diligent Japan合同会社

Diligent Japan合同会社The only AI-powered board management software directors ask for by name

  • データ分析と監査業務を統合しリスクの継続的なモニタリングを実現
  • 全世界で利用される直感的なUIで監査チームの協働を促進
  • ロボティクスによるデータ抽出自動化で監査コストを大幅削減
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能監査管理、リスク管理、コンプライアンス
フレームワーク対応例ISO、COSO、NIST、SOX等
可視化・レポーティングHighBondストーリーボード、監査報告
入力負荷軽減機能ロボティクスによる自動データ抽出
導入形態SaaS
導入企業要問い合わせ
導入社数世界25,000組織以上

4.VendorTrustLink/株式会社アトミテック

株式会社アトミテックVendorTrustLink(ベンダートラストリンク)|株式会社アトミテック

  • アンケートの配布・回収・集計を自動化し委託先管理工数を削減
  • セキュリティチェックシートの回答状況を一元管理しリスク可視化
  • 過去の回答データを蓄積・活用し毎年の評価業務を効率化
初期費用要問い合わせ
料金プランベンダー数とユーザー数に応じた課金
主な機能委託先リスク管理、アンケート自動化
フレームワーク対応例ISMS、Pマーク等の委託先管理対応
可視化・レポーティング回答状況一覧、リスク評価レポート
入力負荷軽減機能Webアンケート回答、リマインド自動化
導入形態SaaS
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

5.LMIS/株式会社ユニリタ

株式会社ユニリタサービスマネジメントによる可視化、自動化、標準化を実現する|LMIS

  • Salesforce基盤の強固なセキュリティと柔軟な拡張性
  • ITサービス管理プロセスをITIL準拠で標準化し品質向上
  • 構成管理DBとの連携で変更リスクの影響範囲を即座に特定
初期費用300,000円
料金プラン月額100,000円〜(25ユーザー)
主な機能ITサービス管理、構成管理、ヘルプデスク
フレームワーク対応例ITIL準拠、ISO20000
可視化・レポーティング問合せ推移グラフ、サービスレベル分析
入力負荷軽減機能Salesforce基盤の直感的操作、FAQ連携
導入形態SaaS (Salesforce基盤)
導入企業コベルコシステム株式会社
三菱総研DCS株式会社 など
導入社数300組織以上(ユーザー数20,000名以上)

6.LogicManager/LogicManager, Inc.

LogicManager, Inc. LogicManager | Enterprise Risk Management Software

  • ユーザー数無制限の固定価格モデルで全社的なリスク文化を醸成
  • リスク成熟度モデルに基づく導入支援で組織の対応力を底上げ
  • 直感的なレポート機能で経営層へのリスク報告を迅速化
初期費用要問い合わせ
料金プランJobs-to-be-Doneに基づく固定価格(ユーザー数無制限)
主な機能ERM、インシデント管理、ベンダー管理
フレームワーク対応例ISO 31000、COSO、NIST
可視化・レポーティングリスクマトリクス、タスク進捗
入力負荷軽減機能タスク自動割り当て、メール回答
導入形態SaaS
導入企業要問い合わせ
導入社数世界2,500社以上

7.Conoris BP/株式会社Conoris Technologies

株式会社Conoris TechnologiesConoris BP-外部委託先管理の支援サービス

  • 利用中のクラウドサービスを自動検知しシャドーITを防止
  • サービスごとのセキュリティ評価情報をDB化し審査時間を短縮
  • 台帳作成の自動化により管理部門の入力・更新負荷を大幅軽減
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能クラウド利用リスク管理、ベンダー評価
フレームワーク対応例ISMAP、FISC、3省2ガイドライン
可視化・レポーティングサービス利用状況可視化、台帳自動生成
入力負荷軽減機能利用サービス自動検知(CASB連携)
導入形態SaaS
導入企業鹿島建設株式会社
株式会社Interbeing など
導入社数要問い合わせ

8.Supplier Risk MT/株式会社GRCS

株式会社GRCS外部委託先管理リスクマネジメントツール 委託先情報を一元管理し多角的な分析 Supplier Risk MT| 株式会社GRCS

  • サプライヤーのリスク評価と反社チェックをワンプラットフォーム化
  • 外部データベースとの自動連携で調査業務の精度と速度を向上
  • リスクスコアの自動算出により優先すべき対策を明確化
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能サプライヤーリスク評価、反社チェック
フレームワーク対応例グローバルコンプライアンス対応
可視化・レポーティングリスクスコア可視化、サプライヤ一覧
入力負荷軽減機能外部データ連携、反社チェック自動化
導入形態SaaS
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

9.SAP GRC/SAPジャパン株式会社

SAPジャパン株式会社GRC およびサイバーセキュリティソフトウェア | SAP Financial Management

  • SAP ERPとのネイティブ連携で財務データのリアルタイム監査
  • 世界各国の法規制に対応したテンプレートでグローバル展開支援
  • アクセス権限管理の自動化により内部不正リスクを未然に防止
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能アクセス制御、プロセス統制、不正検知
フレームワーク対応例SOX、ISO、GDPR等
可視化・レポーティング監査ログ分析、リスク分析
入力負荷軽減機能ERPデータ直接連携、自動モニタリング
導入形態クラウド、オンプレミス
導入企業株式会社商船三井
株式会社 日立製作所 など
導入社数数千社規模(SAPユーザー基盤)

10.ASUENE SUPPLY CHAIN/アスエネ株式会社

アスエネ株式会社【公式】アスエネサプライチェーン|サプライチェーンマネジメントクラウドサービス|アスエネ株式会社

  • サプライチェーン全体のCO2排出量を自動算出し可視化を実現
  • 豊富なESG評価指標に基づき取引先のサステナビリティを分析
  • AI-OCR機能による請求書読み取りでデータ入力工数を削減
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能サプライチェーンESG評価、CO2見える化
フレームワーク対応例TCFD、CDP、SBT、古物営業法等
可視化・レポーティングCO2排出量グラフ、ESG回答状況
入力負荷軽減機能OCR請求書読取、回答支援AI
導入形態SaaS
導入企業株式会社伊藤園
ローム株式会社 など
導入社数グループ累計30,000社以上

11.KiteRa Biz/株式会社KiteRa

株式会社KiteRaKiteRa Biz | 事業会社向け社内規程DXサービス

  • 質問に答えるだけで社内規程を自動作成し法的整合性を担保
  • 法改正に伴う規程変更箇所を自動通知し改定漏れを確実に防止
  • 規程の版数管理と従業員への周知・同意取得をクラウドで完結
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能社内規程作成・管理、法改正対応
フレームワーク対応例働き方改革関連法、育児介護休業法 など
可視化・レポーティング規程改定履歴、従業員閲覧状況
入力負荷軽減機能雛形編集、新旧対照表自動作成
導入形態SaaS
導入企業オリンパス株式会社
株式会社メルカリ など
導入社数要問い合わせ

12.AuditnQ/RenderingConsulting株式会社

RenderingConsulting株式会社AuditnQ|委託先管理/セキュリティチェックや定期監査を効率化し、企業単体とサプライチェーン全体のリスクを低減するクラウドシステムです。

  • 内部監査の計画から報告までを一元管理し業務プロセスを標準化
  • Excelライクな操作感で監査人の学習コストを最小限に抑制
  • 指摘事項の改善状況をステータス管理しフォローアップを効率化
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能内部監査支援、リスク評価
フレームワーク対応例内部統制報告制度(J-SOX)
可視化・レポーティング監査進捗管理、指摘事項レポート
入力負荷軽減機能Excelライクな入力、証跡添付
導入形態SaaS
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

13.SMART Gateway/株式会社ボスコ・テクノロジーズ

株式会社ボスコ・テクノロジーズ内部監査、特権ID管理、運用自動化ならSMART Gateway | ボスコ・テクノロジーズ

  • 特権ID利用時の操作内容を動画とテキストで完全記録し証跡化
  • エージェントレス導入により既存システムへの影響を極小化
  • 特定コマンドの実行を検知・遮断し誤操作や不正行為を防止
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能操作ログ記録、コマンド監査
フレームワーク対応例PCI DSS、FISC安全対策基準
可視化・レポーティング操作動画再生、コマンド検索
入力負荷軽減機能エージェントレス(SSH/RDP中継)
導入形態アプライアンス、仮想アプライアンス
導入企業一般社団法人 沖縄オープンラボラトリ
日本デジタル配信株式会社 など
導入社数要問い合わせ

14.Azure Policy/日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社Azure Policy の概要 – Azure Policy | Microsoft Learn

  • クラウド上のリソース設定をポリシーで自動制御し準拠性を維持
  • 非準拠リソースの自動修復機能により管理者の手作業を削減
  • DevOpsパイプラインに統合し開発段階からのガバナンス適用
初期費用無料(Azure利用料に含む)
料金プラン従量課金(一部機能)
主な機能クラウドポリシー適用、準拠性評価
フレームワーク対応例NIST、ISO 27001、CIS、HIPAA
可視化・レポーティングコンプライアンス準拠スコア
入力負荷軽減機能自動修復(Remediation)、コード管理
導入形態クラウド(Azure)
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

15.Oracle NetSuite/日本オラクル株式会社

11.Oracle NetSuite/日本オラクル株式会社クラウドERP、財務会計、CRM | NetSuite (ネットスイート) 

  • ERPとCRMが統合された単一DBで全社データをリアルタイム可視化
  • 柔軟なカスタマイズ性で成長企業のビジネスプロセス変化に対応
  • 上場準備に必要な内部統制機能を標準装備し監査対応を効率化
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能ERP、財務会計、GRC統合
フレームワーク対応例SOX、J-SOX、IFRS
可視化・レポーティングKPIダッシュボード、財務レポート
入力負荷軽減機能入力自動化、銀行データ連携
導入形態SaaS (クラウドERP)
導入企業株式会社 キュリエ
株式会社キントー など
導入社数世界43,000社以上

GRCツールの選び方のポイント

数ある中から自社に合ったGRCツールを選ぶためには、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

導入目的に合った収集機能が搭載されているか

GRCツールの導入目的に合った収集機能が搭載されているか確認をしましょう。

GRCツールはガバナンス・リスク管理・コンプライアンスという3つの範囲を管理することができます。しかし、ツールによって対策できる細かい範囲は異なります。

例えば、「ESG経営」という環境に配慮している企業活動の実施や、EUの一般データ保護規則である「GDPR」を遵守状況などの情報を収集・分析できるツールがあります。

GRCツールの導入において、対策したい範囲を明確にした上で、それがカバーできるツールを選定しましょう。

柔軟にカスタマイズできるか

GRCツールを使う上で、柔軟にカスタマイズできるかどうか確認をしましょう。

とくにレポートやダッシュボードを柔軟にカスタマイズできれば、さまざまな観点からリスク分析を行えるようになります。

リスクを可視化しやすくするためにも、自社のニーズに合わせてカスタマイズできるツールを選ぶのがおすすめです。


まとめ

本記事ではおすすめのGRCツールと選び方のポイントを紹介しました。

GRCツールは、企業にとってのリスクの特定やモニタリング、法規制や内部ルールの遵守状況の追跡などを行えるサービスです。

ツールを導入することで、リスク評価やコンプライアンスチェックの業務効率化や、リスクの早期発見・対応を行えるようになります。

本記事で紹介した情報をもとに、自社で導入するGRCツールを選んでみてはいかがでしょうか。