カーディーラーがGBP活用で最初に実践すべきたった2つのこと

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カーディーラーの方々が抱える新車情報の発信や各フェア情報の発信などの課題に対しての打ち手として、Googleビジネスプロフィール(GBP)の活用が有効です。

参考:Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)とは?活用すべき理由から登録方法まで解説

GBP活用で成果を出すためには、まずは「投稿の発信」と「商品情報の登録」の2点を優先的に行ってください。

選ばれるカーディーラーになるためのGBP鉄板活用方法

この2項目はユーザーの目に触れやすいため来店促進につながりやすく、自店舗独自のカラーを出すことができるので競合他社との差別化においても重要です。

本記事ではカーディーラーのGBP活用において、「投稿の発信」と「商品情報の登録」が重要となる理由について実際のデータをもとに解説します。

記事を読むことでGBP活用のポイントを押さえて、効率的に集客できるようになるので、GBPをこれから始める方や思うように成果が出ずにお困りのカーディーラー様はぜひご一読ください。

執筆者

田名網 佑(たなあみ ゆう)
so technologies株式会社 ライクル事業本部 カスタマーサクセスグループ
SO Technologies 株式会社に入社後、ライクルの代理店向けセールスを経験。その後、カスタマーサクセスグループに移動し、企業へのGBP活用支援を行っている。


カーディーラーのGBP活用で「投稿の発信」「商品情報の登録」が成果のカギ

カーディーラーがGBPを活用しはじめる際、まず「投稿の発信」と「商品情報の登録」を行うことから始めてください。

これらは成果への即効性が高いので、GBPを開始したばかりの店舗や上手く集客につなげられていない店舗など、まだGBPによる集客効果を実感できていない店舗ほど実施が必要です。

参考:店舗集客のための手法10選!今すぐ実践できる無料施策も解説

投稿の発信・商品情報の登録による主なメリットは以下の通りです。

  • ユーザーへの露出が増えるので、来店数を伸ばしやすくなる
  • 運用要素が強く、競合店舗との差別化が図りやすい
  • 情報を多く発信することでGoogleからの評価が上がり、検索上位に表示されやすくなる
  • 定期的に更新することでユーザーからの信頼性を勝ち取りやすい

参考:【初心者必見】Google mapの店舗登録の手順と登録後に設定しておくべきこと

投稿の発信

「投稿」とは、新車種情報やフェア情報等、店舗の最新情報やお知らせ情報を発信できる項目です。

GBP投稿

弊社では多くの企業様のGBP活用を支援していますが、定期的な投稿の発信を開始したことにより、たった1か月で表示回数・反応数が大幅に増加したデータもあります。

GBP投稿データ

商品情報の登録

「商品」とは、カーラインナップ、新車種情報等、店舗のサービス内容や取り扱い車種を登録できる項目です。

GBP商品

商品を設定することでGBPに訪れたユーザーに店舗の車種取り扱い情報の紹介、試乗予約やお問い合わせ等の店舗ホームページへの導線を作ることができます。

カーディーラーのようにビジュアルが重要となる商材の場合は、視覚的に訴求できる商品情報の登録がマストです。

参考:【キャプチャ付き】Googleマイビジネスの「編集方法」を完全攻略


投稿の発信・商品設定を見直してユーザーアクション数が140%上がった実例

弊社ではGBPの登録・管理の支援を行うサービス「ライクル」を提供しており、これまで数多くのカーディーラー様の支援を行ってきました。

その中で今回の「投稿の発信」「商品情報の登録」の2つを実施することにより、1年間でユーザーアクション数が約140%上がった事例もあります。

<実施内容>

  • 地域:九州
  • 投稿発信:年間で月1回程度のキャンペーンやフェア情報等の発信
  • 商品設定:車種情報の登録

GBP事例データ

もちろん投稿や商品情報の拡充以外の施策も行っておりますが、上記2点を最初に取り組み定期的な情報発信を行うことが成果に大きく影響を与えています。

特徴的なのは運用開始から半年以内で大幅に数値が向上している点で、投稿・商品情報などを整備することの即効性の高さがうかがえます。


「投稿」で発信すべき3つの内容

投稿の内容選定に困っている方は、まず以下の3点だけでも発信するようにしてください。

  1. イベント・フェア情報等
  2. 新車種情報
  3. 店舗のブログ情報・お知らせ情報

1.イベント・フェア情報

店舗の最新イベントやフェア・キャンペーンなどは必ず投稿で発信するようにしましょう。

Google検索、GoogleMap経由でカーディーラーを検索したユーザーの来店率向上を促す理由から実施ください。

投稿の説明文については、ホームページに掲載予定の情報を流用いただく形で問題ございません。説明文もSNSと違い短文でも構いませんのでご用意ください。

2.新車種情報

入荷した新車種の情報も必ず伝えるようにしましょう。来店のきっかけを作ることができます。

新車種の写真と合わせて発信するだけなので手間はかかりません。

カーディーラー認定中古車の特徴も説明文に盛り込めるとなお良いです。

3.店舗のブログ情報やお知らせ情報を発信

店舗のブログやお知らせなどの情報を定期的に発信するようにしてください。

投稿発信を定期的に行う事がGoogle評価向上と来店率向上には重要です。イベントや入荷情報のみならず、情報発信可能なブログ情報やお知らせを発信することで、投稿の定期的な発信サイクルを作ることができます。

説明文・画像はSNSに掲載予定の情報を流用いただく形でも問題ございませんので、ご用意ください。


商品設定時に必ずやるべき2つのこと

商品情報を拡充させる際には以下の2点を必ず実施しましょう。

  1. 新車種・人気車種の情報は目立つ位置に設置する
  2. 試乗予約、カタログ請求等の情報を設置する

1.新車種・人気車種の情報は目立つ位置に設置する

商品設定では、新車種や人気車種の情報を最上部に設置するようにしてください。

ここに掲載することで新車種情報、人気車種情報を求めて検索をしているユーザーの目に触れやすくなるため、来店促進の効果が期待できます。

説明文は、「〇〇情報はこちらからご確認ください」など簡素なものでも問題ないです。

2.試乗予約、カタログ請求等の情報を設置する

商品設定では、試乗予約、カタログ請求等の店舗ホームページへGBPからの導線を作るようにしてください。

導線を設置しないと、Google検索・GoogleMap経由でたどり着いたユーザーを次のアクションにつなげづらいです。せっかくユーザーが商品に興味を抱いても、どこからアクションを起こせばいいかわからず、「画像を見る」だけで終わってしまうこともあります。

商品情報の登録時にURLを設定できるので、必ず導線を追加するようにしてください。


まとめ

カーディーラーがGBP活用を開始する際は、まず「投稿の定期的な発信」と「商品情報の拡充」に注力しましょう。

他の項目と比較して運用要素が強く、ユーザーの目に止まりやすくなるので来店促進効果が高まります。

実際に投稿・商品の項目を見直しただけで、ユーザーアクション数が前年比約140%向上した事例もあります。

投稿発信する内容ですが、最低でも「イベント・フェア」「新車種」「店舗のブログ・お知らせ」の3つは必ず発信するようにしてください。

商品を設定する際は「新車種の情報を目立つ位置に設定する」「予約やカタログ請求等の次のアクションへの導線を設置する」の2点を押さえておきましょう。

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