リスティング広告とは┃初心者が2倍の売上を得るための設定・運用の全手順
リスティング広告

過去2,500社以上もの中小・ベンチャー企業のリスティング広告の運用支援経験から、リスティング広告を開始するときに成果を上げるポイントを抽出し、一冊の無料EBookにまとめました(全60ページ)
リスティング広告をこれから初める方は、まずこちらをダウンロードしてお読みください。
初めてでも顧客獲得単価を半分に抑えて、売上を倍増させた方法
この記事を読んでいる方は、おそらく無料の集客に限界を感じ、有料の集客方法を模索している方だと思います。
・記事の投稿
・SNSで企業ページやブログ作成
・ポータルサイトへの登録
など、無料でできる施策を実施したのに、あなたが求めるほどの成果を生み出せなかったのではないでしょうか。
事実、無料施策のみで集客を行うことには限界があります。
正確には、SEOなどの無料施策を正しく行うことで継続的にインパクトのある結果を出すことは可能です。しかし結果を出すためには、継続的にコンテンツを作成したり、改善したりと、多くの人的コストを必要とします。
集客に多くの予算を割くことができない中小企業がこれを実践することは困難であり、なにより無料だからと人的コストを払っていたら本末転倒ではないでしょうか。
では、どうやって今以上の集客を行うのか。
企業としてコストを払い集客を行うのであれば、最も成果の出やすい形を選択すべきであり、
そのひとつがYahoo! JAPANやGoogleなどの検索結果に広告を表示できるリスティング広告です。
少額で素早く効果を出せるリスティング広告とは?
リスティング広告とはYahoo! JAPANやGoogleなどのサーチエンジンの検索結果に表示される広告で、他の広告よりも運用力の差が出やすい広告サービスです。
「広告の運用」というと複雑に聞こえるかもしれませんが、つまりは「ポイントを押さえて実施すれば、少額からでも大きな効果を出すことが可能」な広告だということです。
アカウント構造の抜本改善で獲得効率2倍
クライアント:A社様(業種:製造)他代理店から当社移行後、即目標CPAの1/2に
少額でも効果を出せる背景
リスティング広告は新しい広告手法ではありません。
現在最も有名な2つのサービスであるGoogle AdwordsとOverture(現Yahoo!プロモーション広告)は、2002年にサービスを開始しました。しかし現在に至るまで多くの企業が継続的に利用する理由は、リスティング広告が他の広告と全く異なるからです。
リスティング広告と、他の広告との最大の違いは以下の2点です。
・少額予算から実施できる
・購買に直結する
リスティング広告は、費用を自由に設定でき、クリックされなければ費用が発生しないクリック課金型の費用体系であるため、少額の予算から実施することが可能です。リスティング広告は「検索」という能動的な行動を行うユーザに対して広告を打ち出すので、広告から購買に直結します。
顧客獲得単価を半分におさえて、売上を倍増するための手順
本記事では、中小企業のWebマーケティングを支援している筆者が、「リスティング広告で顧客獲得単価を半分におさえて、売上を倍増させた方法と手順」を、できるだけ具体的にご紹介します。この記事を読むことで、初めてでも劇的な成果を出せる方法を明日から実践できるようになりますので、ぜひとも実施前にご覧ください。
※すでに基本的な運用はできていて、さらなる改善方法を模索している方や、広告代理店での代行を検討している方は、下記の記事をご覧ください。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | リスティング広告とは 最低限知っておくべき全体像と基礎知識 |
リスティング広告とは、検索結果に表示される費用対効果が高い広告
リスティング広告とは、検索エンジン(Yahoo! JAPANやGoogleなど)上のユーザーがあるキーワードで検索した際に、その検索結果に表示されるクリック課金型の広告です。掲載される場所は、右の図をご参照ください。
▼もっと詳しく特徴を知りたいという方は、下記の記事をご参照ください▼
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 実施前に必ず準備すべき2つのポイント |
最低限の2項目を準備することが成果への近道
広告運用を開始する前にきちんと自分の商品・サービスの場合だったら・・・、という
目標と予算を考えましょう。当てずっぽうで運用してしまうと、振り返りを行う時にも「これは良い結果なのだろうか?」と、効果の良し悪しもわからない状態に陥るので、先に計画を立てておく必要があります。
成果の基準(コンバージョン)を定義する
何を持って「成果」(コンバージョン、CV)とするのかを設定します。成果の指標は、「購入」「会員登録」「資料請求」など、業界や業種によって異なります。ハードルの高さと利益創出のバランスを考えて設定しましょう。
指標は、できるだけハードルを低く設定する
例えば「5万円のサービス制約」ではなく「無料の問い合わせ」「月額2万円の定期購入」ではなく「500円のサンプル購入」などです。
現実世界であれば、店舗スタッフが状況を察して、その時々に応じたサービスを提供することができますが、Web上に接客を行うスタッフは存在しません。こうした取りこぼしを極力減らすためにも、まずはハードルを低く設定することで、大きな失敗を避けることができます。
広告予算を正しく設定する
リスティング広告は予算を自由に設定できるので、1万円でも出稿可能です。
ただし1万円という予算で、1万円の商品を100個売れるわけではありません。
予算は、「あなたが何をいくつ売りたいか」から逆算して設定しましょう。
【簡単な計算方法】
予算=目標コンバージョン単価×目標件数
※目標コンバージョン単価は、「この価格で商品が売れれば損はしない」という価格を設定しましょう。
例)
売値6,000円、原価3,000円のAという商品があったとします。
この商品を月にプラス30個売ろうと考えたときに必要な予算は、
月予算=3,000円(売値-原価)×30個(1か月で売りたい数)=9万円/月
となります。
下記の記事で詳しく説明されているので、予算の設定方法に関して詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
【参考記事】
![]() ![]() ![]() ![]() | リスティング広告の開始手順 |
広告を配信する際には、下記3ステップを行う
「成果の出ない広告を配信してしまった」「そもそも広告の成果が計測できていない」という失敗をおこさないためにも、正しい手順を踏んで広告を配信しましょう。
アカウント構造を考える
リスティング広告のアカウントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「キーワード」という4つから成り立っています。また、アカウントの構造は3層構造となっており、「キーワード」や「広告」は広告グループの中に含まれています。それぞれの役割は下記の図の通りです。
▼アカウント構造図とそれぞれの設定可能項目
※アカウントは、サービスやページが異なる場合は分ける場合もあります。
例)アパレル通販の場合
迷ったら、まずは下記記事を参考に作成しましょう
アカウント構成は自由に設定することが可能ですが、それゆえに「何をどう設定しよう」と悩む方も多いと思います。そんな時には下記記事の方法を参考にしていただければと思います。
アカウントを開設し、準備したアカウント構成を入稿する
リスティング広告の出稿が決定したら、まず「アカウント」の開設をする必要があります。開設にあたり必要となること、開設にかかる日数、大まかな流れを、Yahoo! JAPAN・Googleと分けてご説明します。
アカウントの開設方法
【Yahoo! JAPANのアカウント開設方法】
【Googleのアカウント開設方法】
入稿方法
【Yahoo! JAPANへの入稿方法】
※入稿が上手くいかない場合は、入稿の規定に反している可能性があるので、下記の記事をチェックしましょう。
LISKUL┃【社内資料公開!】 リスティング運用担当者は必見!最新のYahoo! JAPAN、アドワーズ入稿規定まとめ
広告配信前に成果計測のための設定を行う
広告がどれだけ成果を測る大事な指標「コンバージョン」を計測するための設定方法をご説明します。この設定を行わないと広告効果が計測できないので、必ず広告配信前に設定しましょう。
計測のための「コンバージョンタグ」を発行し、設置する
広告の成果を計測するためには、広告の管理画面から「コンバージョンタグ」を発行し、成果地点(購入完了ページや、資料請求完了ページなど)に設置する必要があります。コンバージョンタグは、通常のタグと同様の扱いで、HTMLソース内に設置します。
▼下記記事を参考にタグを発行して設置してみましょう
これで広告の配信準備は完了です。
配信設定をONにして、広告を配信しましょう。
配信後には、成果が計測できる形で正しく設定できているかを自分でテストすることをお勧めします。コンバージョンはリアルタイムに反映されるわけではなく、少し遅れて計測されます。
テスト後1日2日待っても反映されない場合には、設定が間違っている可能性があります。もしコンバージョンが上手く測定できなかったり、そもそも広告が表示されない、という場合には下記の記事をご覧ください。
【参考記事】
実施後について
リスティング広告を開始しても、定期的に改善を行わなければ成果は伸びません。
ここからはリスティング広告を実施後に注意すべきポイントや改善のアイディアをご紹介いたします。「時間を割いてでも成果を限界まで高めたい」という方は、ぜひとも試してみてください。また前述の方法で実施を検討したが、「とてもじゃないが自分で設定している暇がない」という方は、運用代行をご検討してみるとよいかもしれません。
代理店を選ぶ際に注意すべき点をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
思うような成果が出ない方へ
実施後に確認すべき点と成果改善の方法
リスティング広告を行えば必ず成果が出るわけではありません。
継続的なチューニングを行い、成果を最大化しましょう。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 成果とコストを確認する |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 成果を見てキーワードを選び直す |
![]() ![]() ![]() ![]() | 広告文を見直し、クリック率を改善する |
初心者は下記の間違いに陥りがちなので注意しましょう
広告は多く配信(露出)すれば良いというものではありません。売り上げにつなげるためには、「無駄打ち」の無いよう気を付けましょう。
インプレッションとは|「多ければ多いほど良い」は間違い!?
ベテラン運用者も意外と知らない 除外キーワードの正しい使いみち
さらなる成果創出にむけて|効果最大化のアイディア
マッチタイプの活用で運用の手間とコストを削減する方法
細かな運用を心掛けた結果、運用の工数ばかりかさんでしまったという方は、運用工数の削減に効果的な下記マッチタイプを活用してみてください。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 「フレーズ一致」の活用で、運用コストと手間を削減 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 絞り込み部分一致 |プロが教える「効果倍増」の使い方 |
競合・他社の広告抑制や、サイトリンクの設置でクリック率を高める
リスティング広告の基本的な運用が安定したら、いかに継続して改善を行っていくかが重要です。その改善の方法を事例付きでご紹介します。
![]() ![]() ![]() ![]() | 競合・他社の広告を抑える |
![]() ![]() | サイトリンク・クイックリンクでクリック率を上げる |
![]() ![]() | 品質スコアを高めて運用効率を上げる |
改善のネタに困ったときに参考にすべきサイト
改善したいがネタがない、忙しい業務の中で、数多くのサイトをチェックすることが難しいという方は、下記の記事を参考にしてみてください。
ディスプレイ広告の実施でさらなる獲得を目指す
検索結果ではなくウェブサイトに出すことができる「ディスプレイ広告」を活用することで、より幅広い見込み顧客にアプローチすることができます。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ディスプレイ広告の基本と、抑えるべきポイント |
リマーケティング広告で見込み顧客を取り込む
一度サイトを訪れた見込み顧客に対して追客を行う定番の広告メニューである「リマーケティング広告」についてご説明します。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | リマーケティング広告の基本と抑えるべきポイント |
サーチターゲティング・コンテンツターゲティングで、
獲得の見込めるサイトを狙って広告を配信する
「過去に特定のキーワードを検索した人」に対して、広告を出す手法である「サーチターゲティング」「コンテンツターゲティング」についてご説明します。
![]() ![]() | サーチターゲティング・コンテンツターゲティングの活用で獲得を伸ばす |
代理店の選び方
年々複雑さが増し、運用の力量により成果に差がつきやすくなっているリスティング広告。重要性が増す代理店選びのポイントをご紹介します。
![]() ![]() | 代理店選びで失敗しないためのポイント |
過去2,500社以上もの中小・ベンチャー企業のリスティング広告の運用支援経験から、リスティング広告を開始するときに成果を上げるポイントを抽出し、一冊の無料EBookにまとめました(全60ページ)