【2024年最新版】法人税申告ソフトおすすめ15選を比較!選び方も紹介

「法人税申告書を効率よく作成したい」という場合には、法人税申告ソフトの導入が向いています。

法人税申告ソフトを使えば法人税や地方税の額を算出でき、必要な項目を入力しやすくできるため、申告書の作成にかかる手間を省けます。

今回は、おすすめの法人税申告ソフトと選び方のポイントを紹介します。

掲載している15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

法人税申告ソフトおすすめ15社比較表

おすすめサービスのピックアップ方法としては、既存のまとめサイト10個分の情報から、紹介されている法人税申告ソフトをスコアリングしました。各サイトで紹介頻度の高いものを登場回数順にまとめなおしているので、本記事を参考にすることで、どの法人税申告ソフトを選べばいいか一目でわかるでしょう。

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年7月時点のものです。


<比較表>法人税申告ソフトおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。


1.全力法人税/ジャパンネクス株式会社

ジャパンネクス株式会社
自分でできる!法人税申告書作成ソフト「全力法人税」

  • 小規模企業が必要とする機能だけに絞り込みシンプルかつ簡単に申告書の作成が可能
  • インストール不要で面倒な設定作業や法律改正のたびに自分で更新作業をする必要がなく利用が可能
  • 元国税調査官の解説により抑えておきたいポイントを把握することが可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン年額10,000円
(初年度19,620円)
主な機能株式会社名簿作成
決算書類作成
電子申告
仕訳
領収書作成など
導入企業Bond house株式会社
さいころ株式会社
株式会社織田電工など
導入社数25,000社以上

2.法人税申告お助けくん/合同会社ニコラソフト

合同会社ニコラソフト
法人税申告書の作成支援ソフトウェア | 合同会社ニコラソフト

  • 会計ソフトから出力された数値を入力するだけで法人税申告書一式の作成が可能
  • メールや問い合わせフォームによるサポート体制で安心して利用が可能
  • 管理画面がシンプルで見やすく、マニュアルも丁寧なため作業行程を簡単にできる
初期費用要問い合わせ
料金プラン年額8,500円
主な機能決算申告書作成
電子申告
CSVファイルインポート
操作説明動画
データ自動変換など
導入企業要問い合わせ
導入社数3,000社以上

3.freee申告/freee株式会社

freee株式会社
freee申告 – 法人の申告書作成も自分で簡単に

  • 決算から申告までを一気通貫でサポート可能なクラウドソフト
  • freee会計と組み合わせると決算データを自動連携して税額計算や電子申告まで可能
  • もし税務調査が発生した時には認定アドバイザー税理士による事前準備から事後の修正申告までサポートが可能
初期費用要問い合わせ
料金プランスタータープラン:年額29,800円
スタンダードプラン:年額48,800円
主な機能申告書類の作成・出力
支払調書
電子申告
決算データ自動連携
決算サポートアプリなど
導入企業ギフトテンインダストリ株式会社
株式会社アグリスタ
合同会社しんかの力など
導入社数要問い合わせ

4.税理士いらず/有限会社アイソフト

有限会社アイソフト
【税理士いらず】小規模法人のための決算書・申告書一括作成ソフト

  • 会計ソフトを利用するイメージで売上や経費などの日常の取引仕訳を入力するだけで複雑な決算仕訳の作成が可能
  • 法人決算書と法人税申告書など税務申告書類一式に対応が可能
  • デモンストレーション動画の提供があり操作イメージを掴みやすい
初期費用要問い合わせ
料金プラン年額16,500円
主な機能決算書作成
法人税申告書作成
地方税申告書作成
消費税申告書作成
法人事業概要説明書作成など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

5.弥生会計 オンライン/弥生株式会社

弥生株式会社
クラウド会計ソフトなら無料で試せる弥生会計オンライン【公式】

  • 日付や金額を入力するだけで簿記の知識がなくても簡単に操作が可能
  • 1年間無料で全ての機能を使えて自動化機能により作業時間90%削減を実現
  • 操作方法から仕訳・経理業務のやり方まで精通した専門スタッフによる手厚いサポート体制
初期費用要問い合わせ
料金プランセルフプラン:月額2,316円
ベーシックプラン:月額3,133円
主な機能取引入力
領収書・レシート自動仕訳
決算書類の作成・出力
取引・残高管理
画面共有サポートなど
導入企業株式会社レインカラーズ
株式会社マルチテクニカ
株式会社グローカルMAなど
導入社数要問い合わせ

6.楽々法人税/株式会社チェンジイット

株式会社チェンジイット
【サービス再開】楽々法人税 弥生会計と連携して法人税申告書を作成

  • Microsoft Visual Basic.Netのプログラミング言語で開発したソフトで膨大なデータの処理が可能
  • 税理知識が不要でボタン1つで申告書の作成ができ、そのまま税務署へ提出することが可能
  • 専用のヘルプページや開発者へメール問い合わせなど充実したサポート体制
初期費用要問い合わせ
料金プラン年額11,000円
主な機能決算報告書作成
勘定科目内訳表
仕訳伝票
法人税計算
データ取込など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

7.PCA 法人税シリーズ/ピー・シー・エー株式会社

ピー・シー・エー株式会社
PCA 法人税シリーズ 機能 | ソフト情報 | ピー・シー・エー株式会社

  • 「高機能をもっとやさしく」をコンセプトに、手にしたその日から処理できるように設計されたソフト
  • 入力項目の色設定や進捗状況の確認など機能の充実
  • データ連動により面倒な各書類への転記・集計・検算作業が不要で、計算ミスや転記ミスの心配を削減
初期費用0円
料金プランクラウド:月額13,860円〜
サブスク:年額66,000円
主な機能業務フロー図
電子申告
法人税申告書作成
進捗状況管理
リアルタイム自動計算など
導入企業株式会社ウンノハウス
株式会社エーデルワイン
アイシス株式会社など
導入社数100社以上

8.法人税顧問/セイコーエプソン株式会社

セイコーエプソン株式会社
会計ソフト 法人税顧問 R4|製品情報|エプソン

  • 法人税、地方税の約290種類の別表作成ができ、きめ細かな設定も可能
  • 財務会計や減価償却との連携がスムーズで入力のミスを無くし二度手間が不要
  • 必要な情報を集約した画面により業務開始前に必要な内容をチェックすることが可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン100,000円
主な機能色分け表示
電子申告
地方税・法人税出力
管理帳票
OCR用のカラー・モノクロ印刷など
導入企業株式会社プロトコーポレーションなど
(記載1社のみ)
導入社数要問い合わせ

9.法人税の達人/株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ
法人税の達人|税務申告ソフト「達人シリーズ」|NTTデータ

  • 納付税額一覧表で納税額の一元把握が可能
  • 入力画面が帳票そのままのイメージのため、見慣れた画面に手書き感覚で入力が可能
  • 分割法人の事業所は最大9,999か所まで登録が可能
初期費用要問い合わせ
料金プランProfessional Edition:年額55,900円〜
Standard Edition:年額37,100円〜
Light Edition:年額24,700円〜
主な機能国税帳票
地方税帳票
税効果会計帳票
納付書
一覧表など
導入企業オダコーポレーション株式会社
株式会社岩倉化学工業
マネックスグループ株式会社など
導入社数要問い合わせ

10.マネーフォワード クラウド/株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド – バックオフィスから経営を強くする

  • 経理財務・人事労務・法務までバックオフィス全体を効率化する20以上のサービスの利用が可能
  • 事業の成長に合わせてサービスを組み替えられるため長期的に安定して利用が可能
  • クラウドサービスや銀行金融システムなど外部連携が豊富なため、より効率的に利用が可能
初期費用0円
料金プランスモールビジネスプラン:月額2,980円
ビジネスプラン:月額4,980円
主な機能財務会計
連結決算
債権管理
人事管理
勤怠管理など
導入企業株式会社エドゥカーレ
株式会社エスワイフード
株式会社タスク・フォースなど
導入社数要問い合わせ

11.ASP1000R/株式会社TKC

株式会社TKC
法人電子申告システム ASP1000R | 上場企業の皆様へ | TKCグループ

  • 最適な業務フローが業務プロセスとしてシステムに組み込まれているため、メニューに沿って処理を進めることが可能
  • 各担当者ごとに詳細なシステム利用権限を付与することができるため複数人で作業が可能
  • 税法上の要件チェックや関連データとの相互チェックなど140種類の項目で確認が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
主な機能法人税帳票
地方税帳票
消費税申告書帳票
データ読込
電子申告など
導入企業株式会社ダイエー
川崎重工業株式会社
ファーストキッチン株式会社など
導入社数要問い合わせ

12.freee会計/freee株式会社

freee株式会社
クラウド会計ソフト freee会計 – シェアNo.1の会計ソフト

  • freeeと同期した銀行口座やクレジットカードの明細をもとに、簡単に帳簿付けが可能
  • 初めての決算でもボタンを押すだけの簡単操作で決算書の作成が可能
  • 売上利益の詳細分析や今後の資金繰りなどレポート自動作成ができ、いつでも見たい情報を確認できる
初期費用0円
料金プランスターター:月額5,480円
スタンダード:月額8,980円
ひとり法人:月額2,980円
アドバンス:月額39,780円
主な機能債権債務管理
決算報告書作成
経費精算など
レポート機能
管理会計など
導入企業ディライト株式会社
株式会社インク
IXホールディングス株式会社など
導入社数540,000社以上

13.申告奉行クラウド/株式会社オービックビジネスコンサルタント

株式会社オービックビジネスコンサルタント
クラウド税務申告ソフト【申告奉行クラウド[法人税・地方税編]】|クラウド法人税・地方税申告ソフトのOBC

  • 各別表の関連情報は自動計算・自動転記されるため申告・納税までスピーディに業務が可能
  • 専門家が使える専門家ライセンスを標準搭載しているため、リアルタイムで共有が可能
  • 24時間365日の運用監視で万全のセキュリティ体制
初期費用Eシステム:0円
Aシステム:50,000円
Sシステム:70,000円
料金プランEシステム:月額4,750円
Aシステム:月額14,750円
Sシステム:月額22,000円
主な機能地方税申告書
法人税申告書
管理資料
確定申告
電子納税など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

14.魔法陣税務シリーズ 法人税・地方税/株式会社ハンド

株式会社ハンド
製品情報【法人税・地方税】|税務会計ソフト魔法陣

  • 複雑な法人税別表や面倒な地方税様式の自動計算が可能
  • 専用のミシン目用紙に納付書をフォームごと印刷し、そのまま納付が可能
  • 事業所の多い大規模な法人の申告にも対応が可能
初期費用要問い合わせ
料金プラン63,800円
主な機能法人税申告書
非連動帳票
地方税申告書
管理帳票
納付書など
導入企業要問い合わせ
導入社数要問い合わせ

15.ジョブカン会計/株式会社 DONUTS

株式会社 DONUTS
クラウドならではのスピード感・スムーズさ「ジョブカン会計」

  • クラウドサービスで軽快な操作性を実現しテレワークに対応が可能
  • 試算表で月次・期間、年間推移、前年比較の確認ができ集計機能が豊富
  • メール・チャット・電話など契約後にも手厚いサポート体制
初期費用0円
料金プランスタートアップ:月額2,500円
ビジネス:月額5,000円
エンタープライズ:月額50,000円
主な機能簡易帳簿
仕訳日記帳
レポート・集計
決算書作成
履歴管理機能など
導入企業株式会社石橋楽器店
湘南造機株式会社
レクソル株式会社など
導入社数250,000社以上

法人税申告ソフトの選び方のポイント

法人税申告ソフトを選ぶ際には、いくつか着目すべきポイントがあります。

それぞれについて解説いたします。

導入目的に合った機能が備わっているか

その法人税申告ソフトが導入目的に合った機能性であるかどうか確かめましょう。

例えば法人税申告の作成の効率化を重視するのであれば、既存の会計システムと連携できる機能を持ち、データを取り込むだけで必要な項目を自動算出できるシステムが向いています。

一方で会計業務全般の効率化も行いたいのであれば、法人税申告ができる会計ソフトを選ぶといいでしょう。

既存の会計システムと連携ができるか

もし会計ソフトと連携するタイプの法人税申告ソフトを選ぶのであれば、既存の会計ソフトと問題なく連携ができるかどうか確かめましょう。

法人税申告ソフトによっては、連携できるソフトの種類が限られる場合があります。たとえば提供元が一緒の会計ソフトのみ連携できるサービスがあります。

連携ができない場合はデータの入力作業に時間がかかってしまいますので、既存の会計システムと連携ができるかどうか事前にチェックしておきましょう。

参考:【2024年版/比較表つき】会計ソフトおすすめ26選を比較!選び方も紹介


法人税申告ソフトに関するよくあるご質問

法人税申告ソフトの導入を検討中の方に役立つQ&Aをまとめています。

Q.法人税申告ソフトを使うメリットは?

A.法人税申告ソフトを使用することで、申告作業の効率化やミスの削減が期待できます。また、税務申告書類の自動作成機能や、税法に基づいた最新の計算が可能になるため、正確な申告ができます。

Q.法人税申告ソフトの主な機能は?

A.多くの法人税申告ソフトには、申告書作成支援、電子申告機能、決算書作成サポート、税務に関する自動更新、消費税計算、減価償却計算などが含まれています。これにより、税務業務全般を一貫して管理できます。

Q.法人税申告ソフトを利用する際の注意点は?

A.申告ソフトを利用する際には、ソフトが最新の税法改正に対応しているかを確認する必要があります。また、導入前に自社の業務フローに適しているかを十分に検討し、使い勝手やサポート体制も重視することが大切です。

Q.法人税申告ソフトのサポート体制の違いは?

A.ソフトによってサポート体制が異なり、電話対応やメール、チャットサポート、またはFAQやマニュアルが用意されている場合があります。特に、初めての使用や税務に不慣れな場合は、充実したサポートが求められます。

Q.法人税申告ソフトの導入コストに影響する要素は?

A.ソフトのライセンス費用、クラウド型の場合の月額利用料金、導入支援サービス、サポート体制、カスタマイズオプションなどが導入コストに影響します。特にカスタマイズが必要な場合、コストが高くなる傾向があります。


まとめ

本記事ではおすすめの法人税申告ソフトと選び方のポイントを紹介しました。

法人税申告ソフトを導入すれば、法人税や地方税などの必要な情報を自動算出できるため、作成にかかる手間を削減できます。

今回紹介したサービスから、自社に合った法人税申告ソフトを選んでみてはいかがでしょうか。

参考にしたサイト

法人税申告書作成ソフト比較8選。機能やタイプ別の選び方|アスピック
法人税のおすすめ申告ソフト比較3選!料金や特徴までまるっと! | 名古屋の税理士 | 税理士法人FLAGS
おすすめの法人税申告ソフト11選!導入するメリットも解説
おすすめ法人税申告ソフト10選|選び方やサービス内容までわかりやすく解説 | SaaS辞典
法人税申告書作成支援ソフトの比較表 | 合同会社ニコラソフト
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