LINE広告のおすすめ代理店5選・代理店選びに失敗しないポイント

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通常のSNS広告に比べて新規顧客獲得のコストが安いと言われるLINE広告。

全国に8,000万人以上のユーザーが存在するLINEであれば幅広い世代への宣伝を期待できますが、相談から申し込み、出稿までを自社だけひとりで行うのはかなり難しいものです。

しかし、それも広告代理店を利用するとプロの営業担当者が最適な広告戦略を提案してくれるだけではなく、運用や管理などのすべてを任せられます。

そこで今回は「自社でLINE広告を運用できるノウハウがない」「LINE広告代理店を利用したいけれど、どこを選べば良いのかわからない」という方のために、代理店の選び方とおすすめの代理店をまとめました。

さらに、LINE Biz Partner Awardと呼ばれる認定パートナー制度についても紹介しています。この制度を理解することで、自分にマッチした代理店を見つけられる可能性が高まるでしょう。

LINE広告攻略テク7選(無料ダウンロード)

本記事の監修者

坂本 真由子(さかもと まゆこ)

2013年に新卒としてソウルドアウト株式会社に入社。2019年からLINE事業本部東日本推進部に所属。LINE広告運用に従事し、過去の知見を活かして運用からクリエイティブ制作までを一貫して担当。(Twitter:@m0cchi626

インタビュー:LINE広告で獲得数を2.5倍にした運用者に現場の最新状況を聞いてきた(2020年10月版)

※本記事はソウルドアウト株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。


既存の代理店に依頼できないかを確認することが先決

現在リスティング広告やSNS広告を代理店に依頼している方は、まず既存の代理店にLINE広告を依頼できるかどうかを確認しましょう。

参考:ネット専業広告代理店によるテレビCM提案のコツと、地方・中小企業の支援にも効果的なワケ

他の広告とLIINE広告を合わせて発注すると、担当者とのやり取りがスムーズになりますし、セットプランがあればお得に発注できるかもしれません。さらに、代理店の担当者が自社の商品やサービスを熟知していれば、CPA(顧客獲得単価)に合わせて広告の予算を適切に分配してくれます。

代理店は広告媒体を絞りたいと考える傾向にあり、低予算であると親身に相談に乗ってもらえないことも。コミュニケーションも煩雑になるので、広告を依頼するときにはできる限り一社に絞りこみましょう。

参考:多忙な営業マンへ贈る成約率アップの見積もり提出術|リアライズネット


LINE広告だけを依頼するなら「LINE Biz Partner Award」認定企業から選ぶ

既存の代理店がLINE広告を扱っていない、あるいはLINE広告のみ依頼したいということであればLINE Biz Partner Awardの認定企業がおすすめ。これはLINE株式会社が毎年開催している「LINE Biz Partner Program」で、提供する商品やサービスの販売や開発を積極的に行った広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するものです。

実際のところ、LINE Biz Partner Awardは多くの広告を取り扱い、ノウハウの蓄積がある大手の広告代理店がどうしても有利な傾向にあります。

売上高が高く、実績が豊富な大手代理店は充実したサンプルや情報を有している可能性が高いものです。取り扱い実績のある業種や企業も幅広く、自社製品を効果的にアピールできる広告を作成してもらえるかもしれません。LINE広告の発注先に迷ったら、まずはLINE Biz Partner Award認定経験のある企業を検討をおすすめします。


2020年LINE Biz Partner Award認定企業

サイバーエージェント株式会社

  • コミュニケーション部門:Diamond
  • 広告部門:Diamond
  • 販促・OMO部門:Special Award

Sales Partnerのコミュニケーション部門や広告部門、販促・OMO部門など、多くの部門でLINE Biz Partner Awardで認定されているサイバーエージェント。LINEの画面に広告を配信できるプラットフォーム・LAP(=LINE Ads Platform)における最適なクリエイティブの運用方法や入札システムのルールを定量データに基づいて作成しているところが強みです。

参考:インターネット広告|サイバーエージェント株式会社
   サイバーエージェント、LINEを活用した法人向けカスタマーサポートサービス 「LINE カスタマーコネクト」の販売・運用代理パートナーに認定|RTB SQUARE

株式会社電通デジタル

  • コミュニケーション部門:silver
  • 広告部門:silver
  • 販促・OMO部門:Special Award

電通デジタルは最新のAPIにいち早く対応したBOT BOOSTaR™を採用していて、LINE広告を展開する際にもユーザーに最適な広告の掲示が可能です。大手広告代理店・電通ならではのハイテクなシステムを駆使することで、新規顧客の獲得や高い集客効果を期待できます。

参考:デジタル広告|株式会社電通デジタル

博報堂DYメディアパートナーズ

  • コミュニケーション部門:silver
  • 広告部門:silver
  • 販促・OMO部門:Special Award

博報堂DYグループはTVCMとオンライン動画広告をかけ合せた広告効果予測プラニングツールのTV Cross Simulatorを提供していることから、動画広告の出稿を考えている企業におすすめの広告代理店です。

参考:主な事業内容|博報堂DYメディアパートナーズ

株式会社オプト

  • コミュニケーション部門:silver
  • 広告部門:silver

オプトはLINE運用型広告専門部署にて、自社ツールとLINE Ads Platformを連携させた独自のLINE Ads Platformの運用を行っています。アプリプロモーションの総合支援プラットフォームなどと連携して、顧客の課題に応じた提案が可能です。

参考:オプト、LINEの運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」の「Marketing Partner Program」において、「Sales Partner」の「Silver」に認定|株式会社オプト

ソウルドアウト株式会社

  • 広告部門:silver、Best SMB Partnar

デジタルマーケティング、テクノロジー、HRの領域で日本全国の中小・ベンチャー企業の成長支援を行っているソウルドアウト。LINEが展開するダイナミックリターゲティング広告のLINE Dynamic Adsで使用されるデータフィード生成の対応を開始していて、広告の実装から配信までを効率的に行っています。

参考:誰もが使うLINEアプリへの広告配信で、ビジネスを成長させる!|ソウルドアウト株式会社


LINE広告の代理店を選ぶときの7つのポイント

大手広告代理店を選んだからといって、必ずしも自社のLINE広告戦略がうまくいくとは限りません。ネームバリュー以外にも、さまざまな点をチェックしておきたいものです。ここではLINE広告の代理店選びをする際に確認しておきたいポイントをまとめました。

ポイント1:取り扱っている広告媒体の種類

アフィリエイト広告やSNS広告などデジタル広告の種類は多様で、代理店によっては対応していない媒体も存在するはずです。LINE広告の取り扱いがあっても実績に乏しければ効果を期待できないことも。

しかし、だからといってLINE広告の配信をすぐに諦めるのは少々もったいないもの。LINE広告はFacebookやInstagram広告ではできないLINE運営のアプリやサイトにも配信可能で、多くの人の目に留まりやすいからです。さらにLINE広告は最低出稿下限金額がなく、多くの広告主が少額でも出稿できます。

そんなLINE広告は他のSNS広告と違って、代理店を通すのが一般的です。代理店探しをするときには、まずLINE広告の取り扱い有無や過去の実績を確認しましょう。

参考:【広告運用奮闘記】LINE広告を使ってみたら、ポロっとコンバージョンがとれました。|LIG
   【2020年最新版】4大 SNS 広告の特徴(Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告)|GladCube

ポイント2:認定資格「LINE Green Badge」の取得者数を確認

LINEの法人向けサービス「LINE公式アカウント」や「LINE広告」などに関する認定資格「LINE Green Badge」は、LINE公式アカウント/LINE広告についての知識水準の証明になります。
取得者数の多い代理店ほどLINEに注力しているといえるでしょう。

参考:認定資格「LINE Green Badge」|LINE for Business

ポイント3:Webマーケティングの総合的な知見

Web広告の一種であるLINE広告を効果的に展開するためには、Webマーケティング全体の知見が必要不可欠です。担当者がどの程度のWebマーケティングの知識を備えて、どのような戦略を練ってくれるのかを他社と比較しながらチェックするようにしてください。

たとえばSEO対策やキャッチコピーやタイトルの設定方法、プロモーションの方針や、広告媒体ごとによる戦略を聞いてみて、明確に回答できる代理店であれば信頼できる可能性大です。MAやABテストなど、使用しているマーケティングツールを聞いてみるのもいいでしょう。

多様なマーケティングツールを使っていればいるほど施策の結果や顧客の情報を詳細に分析できる可能性が高く、訴求力の高い広告作成を期待できます。

ポイント4:複数社に問い合わせて相見積りを取る

LINE広告に限った話ではありませんが、最初から業者を一社に絞ってしまうと選択肢の幅が狭まってしまいます。そうならないように複数社に声をかけて相見積もりを取ると相場を把握できるようになり、さまざまな情報が提供されることでLINE広告への知見が深まります。

代理店を絞り込むときには見積金額や営業担当者の姿勢だけではなく、自社の目標を確実に達成してくれそうな代理店を選びましょう。例えば、CPAを下げ、CV獲得を目指すのであればWebサイトコンバージョンに強いところが頼もしいですし、LINE公式アカウントの友だちを増やす目的であれば、LINE公式アカウントとの連動が得意ところがおすすめ。

同じ広告代理店でも得意にしている業種や業態は会社ごとに異なるので各社の特徴や強み、対策を聞いて、最も合いそうと感じる業者を選ぶようにしてください。見積もりの金額だけを見て決めるのは失敗の元です。反対に多数の業者に声をかけすぎると、断りの連絡を入れるのにも時間がかかるので、3社前後に絞ることをおすすめします。

ポイント5:運用体制は分業型か専任型か

広告の運用体制は管理や運用、プランニングまでを複数人で分けて担当する分業型と、一人がすべてを取り行う専任型のふたつがあります。

多くの作業を依頼するときには分業型になる可能性がありますが、スピード感があるLINE広告を展開するには、担当者とコミュニケーションを取りやすい専任型のほうがマッチしているかもしれません。

分業型の代理店を選ぶ場合は、PDCAのサイクルの良さを売りにしている代理店を選ぶとスムーズに進みます。

ポイント6:幅広い年代をターゲットにできる代理店かどうか

日本国内に約8,000万人以上のユーザーが存在すると言われるLINEは、老若男女問わず幅広い年代が使用しているモンスターツールです。そのため、広告を打ち出すときにも各年代や性別に合わせた戦略を練られる代理店を選ぶと、臨機応変に対応してくれます。

反対に特定の性別や年代のみをターゲットにしている代理店は、自社の希望とミスマッチを起こすおそれがあります。

候補の代理店が幅広い年代をターゲットにしているかどうかを確認するためには、まずその代理店の過去の実績を確認すること。若者に人気のファッションブランドと高齢者から需要が高い健康食品メーカーなど、層が広ければ広いほど広告への知見が深いと考えられます。

公式サイトを確認するのが近道ですが、難しければ初回の打ち合わせでターゲットにすることが多い客層や、取り扱い実績が多い業種を聞いてみるといいでしょう。

ポイント7:アフターケアがしっかりしている代理店かどうか

広告で最も重視されるのは、配信されてから得られる効果です。目に見える効果が継続して感じられるようであれば良いのですが、すべての広告が万事うまくいくとは言い切れません。ときには途中で仕様を変更したほうが良いときもあるでしょう。

そんなときにも柔軟かつスピーディーに対応してくれる代理店を選ぶようにしてください。本契約を結ぶ際には、広告のフィードバックはどのように、いつまで行われるのか、次回以降の提案はしてもらえるのかを確認すると後悔がありません。

また、アフターケアを頼んだ時に追加料金を請求されて困ったということがないように、見積もりを取るときには料金に含まれるサービス内容をきちんと確認するようにしてください。

参考:【保存版】リスティング広告代理店、選び方の基準&10の重要チェックポイント|アナグラム


避けるべき代理店の見極め3つのポイント

ここからは反対にできるだけ避けておきたい代理店のポイントを3つ紹介します。

ポイント1:代理店の社員のネガティブチェック

依頼しようと考えている広告代理店の社員の満足度は、最低限チェックしておくことをおすすめします。鵜呑みにしすぎるのも危険ですが、社員の満足度が高くないということは、広告の質にもつながります。

そのため低クオリティの広告を提案してくる可能性もあるので注意が必要です。転職サイトなどで実際に働いたことがある社員のリアルな口コミを確認するのもよいでしょう。

ポイント2:少人数の企業は実績をチェック

LINE広告は2016年に開始された比較的新しい広告コンテンツで、まだ実績を持たない中小の代理店も多く見られます。反面、大手代理店はLINE広告の売上高を順調に上げていて、その分ノウハウも蓄積されているようです。

必ずしも少人数の代理店が悪いとは言えませんが、ノウハウが少ない企業に頼むのは不安という方は、事前に中小の代理店の実績をチェックするようにしましょう。公式サイトに掲載されていなければ、初回の打ち合わせでポートフォリオの提示を要求するようにしてください。

ポイント3:営業担当者のフォロー体制

どんなに実績が豊富な大手広告代理店でも、自社につく営業担当者の姿勢が好ましくなければ、後々トラブルの原因となることも。相談から運用、効果測定まで長い付き合いになる広告代理店の営業担当者は、スムーズにコミュニケーションをとれる人を選んでおくと広報担当者のストレスもたまりません。

挨拶がきちんとできるかどうかはもちろん、正しい敬語が使えるか、時間には正確か、レスポンスはスピーディーか、基本的なことができていない担当者も意外と多いのでチェックをしましょう。

参考:大手広告代理店でないと効果がない?中小企業が利用すべき広告代理店|デジマチェーン
   広告代理店に委託するメリットとデメリット|ROBOMA


まとめ

LINE広告において高い効果を出している代理店は知名度が高く、ハイテクなツールを展開している大手企業が多いことがわかりました。LINEから公式認定を受けている企業であれば、安心して依頼することができそうですね。

しかし、いくら技術が高くても予算が合わなかったり、担当者と考えが一致しなかったりするのであれば、広告運用が円滑に進みません。ネームバリューだけではなくさまざまな観点から代理店を選ぶことが、LINE広告運用を成功させる第一歩です。

LINE広告攻略テク7選(無料ダウンロード)

※本記事はソウルドアウト株式会社提供によるスポンサード・コンテンツです。