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運用型テレビCMとは、デジタル広告と同様に、データや分析結果を活用して効果的な配信を行う手法です。
従来のテレビCMとは違ってCMの費用対効果を検証できるため、すぐに改善するための行動にうつしやすいのがメリットです。また、比較的安価な値段で始められるため、今までCM制作をしたことがない企業でも実施しやすいのが特徴です。
運用型テレビCMの市場規模も拡大すると言われている中、具体的にどのようなサービスがあるのか知らない方も多いのではないでしょうか。(参考:ネット専業広告代理店、テレビCM提案本格化。DACが仕掛ける統合プランニング支援の全貌)
本記事では運用型テレビCMサービス7選と、サービスを選ぶ際のポイントについて紹介します。
記事の内容を参考にすることで、自社の要望に沿った運用型テレビCMのサービス会社を選ぶことができるでしょう。
当記事においては、リリース日が明確に記されている「運用型テレビCMサービス」を、リリース日が早い順に掲載いたしております。なお、リリース日が確認できないサービスにつきましては、リリース日が判明しているサービスより後に掲載しております。
※掲載している企業情報などは2024年4月時点のものです。
目次
<比較表>運用型テレビCMおすすめ5社
本記事で紹介している5社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。
1.ノバセル/株式会社ノバセル
- テレビCMの分析から改善・実行まで、最先端のサービスを提供
- トレンドやアナリティクスなど、テレビCMの効果分析ツールを独自開発
- プランニングから分析・改善・実行までワンストップで支援
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
導入企業 | 合同会社DMM.com、株式会社SmartHR、株式会社サイバーエージェント、株式会社ウェザーニューズ、株式会社SUBARU など |
導入社数 | 要問い合わせ |
2.TELECY/株式会社テレシー
- プランニングからCM制作・放映・効果測定までトータルで支援
- ネット広告同様にアナリティクスで効果を可視化し、費用対効果を確認しながら運用
- テレビCMはもちろん、タクシー広告にも高い実績とノウハウをもつ
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
導入企業 | 森永乳業株式会社、株式会社タナベコンサルティンググループ、株式会社富士薬品、株式会社ストリートスマート、株式会社シンクロ・フード など |
導入社数 | 要問い合わせ |
3.ウルテレ/株式会社トライステージ
- 「売上直結の運用型テレビCM」をモットーに、制作・放映・改善まで支援
- CM放映後に効果をフィードバックし、売上につながる改善策を提案
- 全国のテレビ局で放映が可能で、BS・CSにも対応
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | 要問い合わせ |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 要問い合わせ |
4.CMドクター(旧CMダセルン)/株式会社SkySeaS
- テレビCMの制作・放映・効果測定まで一括でサポート
- 全国のテレビ局と直接取引しているため、高品質・低価格が実現
- 運用型テレビCMを分析・調査している専門部門をもち、戦略的なコンサルが可能
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | ■シンプルプラン:1,000,000円~ |
導入企業 | 要問い合わせ |
導入社数 | 200社以上 |
5.デジマール/デジマール株式会社
- 企画・撮影・制作など、テレビCM放映に必要なあらゆる業務に対応
- モニタリングツールを活用し、サイト流入や架電件数などの指標を可視化
- テレビCMのほか、SNSなど複数の広告媒体を同じチームで一括してサポート
初期費用 | 要問い合わせ |
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料金プラン | ■スポットCM:1,000,000円~ |
導入企業 | モトヤ株式会社、日本セイフティー株式会社、有限会社ハンエイ、Chatwork株式会社、株式会社Zeals など |
導入社数 | 要問い合わせ |
運用型テレビCMサービスを選ぶ際の3つのポイント
記事の前半で紹介したように、運用型テレビCMサービスは種類が多いため、選び方は重要です。
自社の要望に合ったサービスを選ぶためには、以下の3つのポイントを基準にチェックするのがいいでしょう。
- 測定できる指標
- 料金プラン
- サポート範囲
それぞれのポイントについて解説していきます。
測定できる指標
運用型テレビCMサービスを選ぶにあたって、測定できる指標が何か確認をしましょう。
視聴率はもちろんですが、インプレッションやCPM(広告を1,000回配信した場合にかかる費用)、到達人数など、細かい情報まで調べられるサービスがあります。
測定できる項目が足りない場合、どこが良かったか・悪かったか特定しづらく、結果PDCAを回すことが難しくなります。
そのため、自社がテレビCMを出稿するにあたり、知りたい指標を明確にした上で各サービスで測定できる指標をチェックしましょう。
また、課題がどこにあるか検討がつかない場合、できるだけ多くの情報を測定できるサービスを選ぶのがおすすめです。
参考:CMの効果測定を正確に行う3つの方法と具体的な手順・流れ
料金プラン
運用型テレビCMサービスによって料金プランの内容が異なります。
実際に問い合わせないと料金プランがわからないサービスが多いですが、依頼する範囲によって料金が変わる場合があります。
たとえば、CMの企画〜放映、効果測定まで包括されたサービスもあれば、「効果測定のみの場合は〇〇円」などと、それぞれの作業を別オプションとして依頼できるサービスもあります。その場合サポートの範囲が狭まりますが、その分少額からCMを始めることが可能です。
また、放送回数や選択できるエリアの数などに応じた、複数の料金プランが用意されているサービスもあります。
サービスに求めることを明確にした上で、それに見合った料金プランがあるかどうか確認しましょう。
参考:テレビCMの費用(料金)はいくらかかるのか?費用対効果についても解説
サポート範囲
CMを出稿するにあたって、サービス会社がどこまでサポートをしてくれるのかも確認が必要です。
サービスによっては、CMのプランニングから出稿、効果分析まで一貫してサポートしてくれる場合があります。
企業によって求めるサポート内容が異なってきますが、成果を重視するのであれば企画〜分析まで一貫したサポートを受けられるサービスを選ぶと安心です。
また、テレビCM以外の運用も行っているサービスもあります。例えば、TELECYやノバセルの場合、タクシー広告の運用ができるサポートもあります。
上記のように、自社が依頼したいフェーズやCMの媒体に合ったサポートかどうか確かめましょう。
まとめ
本記事では運用型テレビCMサービス7選と、サービスを選ぶ際の3つのポイントについて解説しました。
運用型テレビCMとは、デジタル広告と同様に、データや分析結果を活用して効果的な配信を行うCMのことを指します。
放映されたテレビCMの費用対効果を検証できるため、検証結果をもとにCMの内容や放映のタイミングなどを改善しやすくします。
運用型テレビCMサービスにはいくつか種類があるため、どのサービスがいいかわかりづらいです。以下のポイントを基準にすれば、自社と相性が良いサービスを選ぶことができるでしょう。
- 測定できる指標
- 料金プラン
- サポート範囲
ぜひ本記事の内容を参考に、運用型テレビCMのサービス導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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