初心者におすすめのランディングページのテンプレート8選と作成のポイントを紹介

今すぐランディングページを作りたいと思っても、実際に作った経験がないと作り方から学ぶ必要があります。

かといって一から学び始めるには時間がかかりすぎる……とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

今日から使えるランディングページ構成の王道パターン3選

入門編として、弊社のノウハウを絡めた王道テンプレートとともに、ランディングページの作り方を解説していきます。

この記事に書いてあることを実践するだけでランディングページが作れるので、ランディングページの作成経験がない初心者の方は必見です!(参考:ランディングページ(LP)とは?10分でわかるLPの目的・メリット・作り方

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売れるランディングページを作る上で重要な「ペルソナ」「競合分析」「訴求ポイント」をChatGPTでサクッと作成できるプロンプト集をご用意しました。コピペするだけで使えるので、ぜひダウンロードして日々の業務にご活用ください。


ランディングページテンプレート配布サイト8選比較表

おすすめランディングページテンプレート配布サイトを8つ紹介します。

選び方のポイント

選び方のポイントは「無料配布があるか」「テンプレ-トの種類」の二つです。

無料配布があるサイトを選べば、すぐにテンプレートを作成することができますが、有償のテンプレートの方がクオリティやカスタマイズ性が高いことが多いです。

テンプレートの種類はHTML形式やWordPress形式などがあります。ご自身のスキルや知識にあわせてお選びください。マウス操作やテキスト入力だけでランディングページが作成可能な、専門知識や難しい操作がいらないWebサービスもあります。

比較表

重要度を客観化するために既存のランディングページを紹介したサイト上位3記事(2022年3月時点)を調査し、出現頻度に掲載しています。
※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

 

サイト名無料配布テンプレートの種類
LPクリエイトありHTML
テンプレどんありHTML
Colorful(カラフル)なしWordPress
LIQUID LPなしWordPress
ペライチありWebサービス
siennaなしHTML
SwitchなしHTML
売れるネット広告つくーるあり(運用には月額基本使用料が必要)Webサービス

ランディングページの基本的な構成

全体構成

(注意)業種や目的に応じて適したテンプレートは変わる。

ランディングページの構造は上記の画像の通りです。この手順に沿って作成すれば、成果を出せるランディングページを作成できる可能性が高いです。

しかし、当然のことながら、業種や目的に応じて最適なテンプレートは変わってきます。 最近は、誰でも、かんたんに、無料から使える、ランディングページ専用のツールも出てきています。商品・サービスや目的に応じたテンプレートも豊富にあるので、初心者でも一定の成果を担保できるランディングページを作成できます。

ちなみに、ランディングページの構成は、ユーザーニーズの種類に応じて大きく3つの王道パターンに分けることができます。

広告効果を最大化する LPO4ステップ【チェックシート付き】」では、そんなランディングページ構成の王道3パターンを紹介しています。本記事よりも1段レベルの上がったランディングページを作成したい方は、ぜひご覧ください。

参考:おすすめLPOツール10選を徹底比較!CVR向上につなげる施策とは?


成果の出るランディングページを作る上でのポイント

ここからはランディングページの作り方について詳しく説明していきます。

LISKULでは他の記事でもランディングページの作り方のポイントを解説しているのでぜひあわせてご覧ください。
参考:LPデザインのヒントに!参考にするべきサイト16選と4つのコツ
参考:記事型LPとは?読みたくなるLPを作成するポイント14選
参考:イメージ通りのLPを作るための、WEBディレクションの10のコツ

1. メイン部分

ユーザがランディングページに訪れて最初に目にする範囲(以下ファーストビュー)の一番重要な部分です。
その商品の魅力が最大限伝わるように、要点をまとめて構成を立てます。

メイン部分

◆キャッチコピー

キャッチコピーはランディングページの訴求の軸を表す重要な要素。
キャッチコピーの文言を変えるだけでも、成果が大きく異なることがあります。

  • ターゲットユーザの関心を引く言葉をひとことで簡潔に。
  • 大きく目立つように記載する。
  • メインビジュアルに文字がかぶって読みにくくならないよう気をつける。

キャッチコピーの作成は、ChatGPTの力を使って効率化することも可能です。

マーケティングに”即”役立つChatGPTプロンプト集」では、競合分析やセールスポイントの作成、ペルソナ作成など、刺さるキャッチコピーを考える上で重要な作業を自動化できるプロンプトを紹介しています。

そのままコピペして使えるので、ぜひこの機会にダウンロードしてご活用ください。

◆権威付け

「なんだかこの商品(サービス)スゴそう!」と思わせるための権威付け。
例えば、「化粧水部門ランキングNo.1」「会員数100000人突破」などです。
より具体的に示すことで、信憑性が増し、ユーザの気持ちを高めることが出来ます。

  • 具体的な数字で示す。
  • メダルや王冠でスゴさを際立たせる。

◆メインビジュアル

ランディングページを最初に見たときの印象がこのメインビジュアルで決まります。
写真の選び方はとても重要です。

  • その商品(サービス)のメリット・特徴が掴める。
  • キャッチコピーで訴求した内容と整合性がある。

2. アクション導線

アクション導線は、ユーザがお申し込みするためのアクションボタンを配置する部分です。アクションボタンの周りにユーザの気持ちを高める要素を入れ込み、気持ちよくアクションへ誘導させましょう。

アクション導線

  • 送料無料や特典、期間限定のメリットなどがあれば記載する。
  • アクションボタンはクリックできると見てすぐ分かるようにする。
  • ひとつ目のアクション導線は、ファーストビューの範囲に入るよう配置する。
  • 各コンテンツの終わりにアクション導線を配置する。
    ※1つのコンテンツがあまりに内容が薄い場合は、コンテンツ2つの後に1つアクション導線を配置するなど調整が必要。

最終的な成果地点を何と定義するかも重要です。
下記の記事を参考にしてみてください。

参考:いまさら聞けないコンバージョンの意味と、定義するためのチェックポイント

3. 導入・きっかけ

この部分では、「そうそう、わかる~!」とユーザの共感を呼び、自分ごと化してもらうことが目的です。この商品(サービス)気になる、もっと詳しく知りたい!と思わせる工夫、きっかけをつくりましょう。

導入・きっかけ

  • 想定されるターゲットユーザの不安・悩みを具体的に箇条書きで挙げる。
  • そんな不安・悩みもこの商品なら解決できます、と締めくくる。

 

4. ベネフィット

つかみはバッチリ!さて次は、導入部分で共感を得た「不安・悩み」をこの商品(サービス)が解決できる理由を示します。

ベネフィット

  • 解決できる理由をポイント3つ程度に絞って示す。

 

5. 商品・サービス説明

さて、ユーザがベネフィットを見てこの商品を購入したくなってきたところで、商品の詳細を記載します。

商品・サービス説明

  • 費用は必ず明確に記載する。
  • サイズや色、バリエーション、など必要な情報を記載する。
  • これらの情報を表にまとめるとなお良い。
  • 商品画像、サービスのイメージ画像を載せる。

 

6. お客さまの声

商品(サービス)のことも把握した。でも、本当にこの商品(サービス)は信用できるのかな?
ユーザは、アクションを起こす直前になると自分の行動を正当化するために「本当に申し込んでいいのかな?」と一度考えます。
そこで今度は、その商品(サービス)を利用しているお客さまの生の声を見せて「こんなにいろんな人が良いと言っているのだから、私も申し込むべきよね!」と背中を後押ししてあげましょう。

お客さまの声

  • お客さまの顔写真を載せる。※できれば
  • 居住地、名前、年齢、その他情報を載せる。※できれば
  • 1行目にお客さまの声の要約(ユーザにとってベネフィットとなる情報)を記載する。

 

7. FAQ(よくあるご質問)

最後に、それでもまだ気になることがあってアクションを躊躇っているユーザのために、これまでのコンテンツで触れなかったけれど気になる人は気になる情報を、「よくあるご質問」として記載します。
これでユーザの疑問点もなくなり、安心してお申し込みできるでしょう。

疑問点の洗い出しは、ChatGPTを活用するとサクッと完了します。

マーケティングに”即”役立つChatGPTプロンプト集」では、ユーザの不安や疑問を教えてくれるプロンプトを紹介しています。コピペしてそのまま使えるので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

ユーザの不安を払拭して購入率を高めるFAQの書き方については、「読み手に伝わるFAQ記事を書くための3つのポイント」で解説しています。

FAQ(よくあるご質問)

  • ユーザが気になるであろうことをここでつぶす。
  • 質問への回答は、1行目に簡潔に回答し、2行目からは詳細な回答を記載する。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は基本的な流れに沿ってご紹介しましたが、業界や商品特性、訴求したい内容によって、各コンテンツの構成や順番は変えてみてください。

【連載】LISKULのランディングページ(LP)改善ガイド

当サイトLISKULではランディングページ(LP)改善のポイントを複数の記事で説明しています。

  1. ランディングページ(LP)とは?10分でわかるLPの目的・メリット・作り方
  2. ホームページとランディングページの違いは?集客方法によって使い分けよう!
  3. LPデザインのヒントに!参考にするべきサイト16選と4つのコツ
  4. 記事型LPとは?読みたくなるLPを作成するポイント14選
  5. はじめての方でも作れるランディングページの王道テンプレートを大公開!
  6. イメージ通りのLPを作るための、WEBディレクションの10のコツ
  7. ランディングページの効果とは?失敗を避けるための6つのポイント
  8. おすすめLPOツール10選を徹底比較!CVR向上につなげる施策とは?
  9. 【保存版】作りたいイメージ別!ランディングページ 「デザインの指南書」
  10. リスティング広告のLPで効果3倍!5分でわかる改善のコツ
  11. 成果につながるLP制作のノウハウ記事14選|初心者~上級者のお悩み別テクニック集
  12. 申込率を5倍改善!ランディングページ制作で押さえるべきポイント
  13. 4つの参考事例から学ぶ、ランディングページの成果を3倍にするコツ
  14. ランディングページ最適化(LPO)とは?たった一つの工夫で問い合わせを10倍にした事例
  15. LPOツールでCVR4倍!12のセグメント別出し分け手法
  16. 売上を大きく左右するランディングページ作成前の戦略設計3ステップ
  17. ランディングページの制作を依頼する上で知っておくべき相場など、重要な3つのポイント
  18. 戦略的LPO|まだ伸ばせる?! さらに効果を上げるためのLP定石14個とその対策
  19. 今すぐ使える!スマホLP最適化Tips6選!
  20. 業界平均に意味は無い|コンバージョン率を最大6倍アップさせたLP改善ポイント
  21. LPでネット獲得率倍増!│最低限知っておくべき3つの基礎

参考にしたサイト

ランディングページのテンプレートで手軽にLP作成!【無料あり】
すぐに使える!ランディングページのおすすめテンプレート12選!選び方から注意点まで
ランディングページを作るならテンプレートの利用が効率的!提供サイトも多数ご紹介