アドワーズ(Adwords)とは、Googleが提供するインターネット広告の総称です。
アドワーズは2018年7月まで使われていた名称で、現在では「Google広告」という名称に変更されています。
変更されたのは名称のみですから「アドワーズ=Google広告」と考えて問題ありません。
アドワーズ(Google広告)の広告メニューには、検索広告、ディスプレイ広告、動画広告の3種類があり、どれもWebマーケティングにおいて欠かせない重要な広告です。
本記事では、ほぼすべてのWeb担当者が関わるといっても過言ではない「アドワーズ(Google広告)」について、わかりやすく解説します。
本記事のポイント |
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「Web担当になったばかりで、アドワーズの意味がわからない」
「初めてアドワーズの広告出稿にチャレンジしてみたい」
…という方におすすめの内容となっています。
この解説を最後までお読みいただければ、あなたは「アドワーズ(Google広告)の基本」はもちろん、具体的にどんな風に利用すべきか、イメージできるようになるでしょう。
アドワーズ(Google広告)を使いこなせるようになれば、仕事で大きな結果を出し、会社の業績を向上させることも可能になります。
ではさっそく、アドワーズ(Google広告)の解説を始めましょう。
目次
アドワーズとは
まずはアドワーズの基礎知識からご紹介します。
アドワーズとは
アドワーズとは、Googleが提供するインターネット広告の総称です。
Googleの広告アカウントを利用して、管理画面上から広告を配信するため、広告の予算とターゲットを自分でカスタマイズできます。
加えて、いつでも自分で自由に広告掲載を開始・停止できる、利便性の高いインターネット広告がアドワーズです。
2018年7月に「Google広告」に名称変更
正式には、現在「アドワーズ」という名称は使われていません。
2018年7月にGoogleの広告がリニューアルされ、アドワーズは「Google広告」という名称に変わりました。
▼Google広告
出典:Google
Googleの「よくある質問」でも以下のとおり解説されています。
出典:Google
ただし、企業のWeb担当者のなかには、昔からの名残で「アドワーズ」という名称を使っている人もまだ多くいます。
特に、かつては「アドワーズ=リスティング広告」のイメージが強かったため、リスティング広告のことを指してアドワーズと呼ぶ人もいることを知っておくと、現場で困りません。
アドワーズ(Google広告)の3つの種類
アドワーズ(Google広告)の基本的な種類は次の3つです。
出典:Google
▼アドワーズ(Google広告)の種類
種類 | 概要 | 主なフォーマット | 主な掲載先 |
検索広告 | 検索エンジンでユーザーが入力したキーワードに連動して、検索結果にテキスト広告が表示される | テキスト | |
ディスプレイ広告 | ユーザーが利用するサイトやアプリ上にバナーが表示される | イメージ | 各種サイト・アプリ |
動画広告 | ユーザーがYouTubeのコンテンツを再生する直前や再生中に 6~15 秒の動画広告が配信される | 動画 | YouTube |
検索広告
検索広告は、Googleが提供するリスティング広告です。
リスティング広告は別名「検索連動型広告」といい、検索エンジン上でユーザーが入力したキーワードに連動した広告が表示されます。
検索広告のフォーマットは、基本的にテキストとなります。
出典:Google
ユーザーの検索キーワードをフックに、ユーザーのニーズという軸でターゲティングできることが、検索広告の強みです。
できるだけ成約に近い、確度の高いユーザーを集客したいときにおすすめの広告が検索広告となります。
こんなときにおすすめ |
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リスティング広告について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ上の広告枠に、イメージ広告を掲載できる広告メニューです。
「バナー」で表示されることが多いため「バナー広告」と呼ばれることもあります。
出典:Google
ディスプレイ広告は別名コンテンツ連動型広告といい、Webサイトのコンテンツに応じて、関連性の高い広告が表示される仕組みになっています。
例えば、「料理レシピのサイトに、フライパンの広告が表示される」といった具合です。
実際にどのサイト・アプリに表示されるのかといえば、Googleでは300万以上のWebサイトやモバイルアプリと提携しています。
大手メディアから個人ブログまで、さまざまなサイト・アプリの広告枠に、イメージ広告を配信できるのがディスプレイ広告の特徴です。リーチできる裾野が非常に広い広告といえます。
提供する商品・サービスと関連性の高いWebサイトに広告を配信できるため、まだニーズが顕在化していない潜在層へのアプローチ手法としておすすめです。
こんなときにおすすめ |
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ディスプレイ広告について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
動画広告
動画広告は、主にYouTubeで動画を視聴したり検索したりする際に表示される広告です。
あなたも、YouTubeで動画を見ている最中に差し込まれる広告を見たことがあるのではないでしょうか。あれが、動画広告になります。
YouTubeは日本の18~44歳だけでも3,000万人以上に利用されており、広告配信先として積極的に利用すべき媒体となっています。
動画広告のフォーマットは、バンパー広告・インストリーム広告・アクション広告の3種類があります。
出典:Google
簡単にいえば、バンパー広告とインストリーム広告はまだニーズが顕在化していない潜在層向け、アクション広告はニーズが顕在化している顕在層向けのメニューです。
配信対象はディスプレイ広告とほぼ同じ方法で絞り込むことができます。今までにディスプレイ広告で成功してきた企業であれば、ぜひ動画広告にもチャレンジしたいところです。
テレビCMやインフォマーシャルの実績がある企業にも、動画広告はおすすめです。動画広告のフォーマットは「動画」がメインとなりますので、これまでに蓄積したノウハウを活かしながら展開できます。
こんなときにおすすめ |
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動画広告について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
アドワーズとアドセンスの違い
よくある質問として「アドワーズとアドセンスの違いは?」というものがあります。
「アドワーズ(Google広告)は広告主向けサービス、アドセンスはサイト運営者向けサービス」という違いがあります。
アドセンスは、Webサイトを運営している人が、自分のサイトに広告枠を設けてGoogleから配信される広告を表示させ、広告収入を得ることができるサービスです。
もしあなたが、商品やサービスを販売していて、広告配信によって商品やサービスを宣伝したいのであれば、利用するのは「アドワーズ(広告主向け)」となります。
逆に、自社の運営サイトやアプリに他社の広告を掲載して、広告収入を得たいのであれば、利用するのは「アドセンス(サイト運営者向け)」となります。
アドワーズ(Google広告)の料金
ここでアドワーズの料金について、見ていきましょう。
予算はいくらでも可能
まず「予算はいくらかかる?」という点ですが、アドワーズ(Google広告)の広告にかかる費用は、自由に予算設定ができます。
つまり、ほぼどのような予算でも広告を掲載できるということです。
出典:Google
あらかじめ1ヶ月の広告予算を任意で指定しておけば、それを超える費用がかかることはありません。その予算もいつでも変更可能です。
料金が発生するのはユーザーが広告をクリックした場合のみ
アドワーズで料金が発生するのは、広告をユーザーがクリックした場合のみです。
出典:Google
つまり、広告を配信したもののユーザーがクリックせずに何も効果が出なかった場合には、1円も支払う必要がありません。
このようにクリックに対して課金される広告をクリック課金型(PPC)広告といいますが、費用対効果が高まりやすい特徴があります。
さらに、Google広告には最低利用額や契約期間などの条件が一切ありません。配信しても成果がなければ、そのまま広告掲載を停止することも可能です。
クリック単価は入札形式で決まる
では、ユーザーがクリックしたときに発生する「クリック単価(CPC)」がどう決まるのかといえば、入札形式となっています。
例えば検索広告なら、広告出稿が多い人気のキーワードほど、クリック単価が高くなる仕組みです。
「クリック単価が高くなりすぎると困る」という場合には、上限クリック単価を設定しておけば、それ以上のクリック単価が発生することはありません。
- 上限クリック単価(上限 CPC)は 1 回のクリックに対して発生する料金の上限ですが、ほとんどの場合、実際の請求額はこの金額を(場合によっては大きく)下回ります。こうした 1 回のクリックに対して請求される最終的な金額を、実際の CPCと呼びます。
- 広告のクリックに対して上限クリック単価(上限 CPC)を設定した場合、その額を上回る料金が請求されることはありません。
出典:Google
クリック単価について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
アドワーズ(Google広告)のメリット
アドワーズにはどんな利点があるのでしょうか。5つのメリットを見てみましょう。
メリット1:成約に近い顕在層にアプローチできる
1つめのメリットは「成約に近い顕在層にアプローチできる」ことです。
アドワーズ(Google広告)のなかでも代表的なメニューといえる検索広告では、ユーザーの検索キーワードに応じて広告を掲載できます。
ユーザーの検索キーワードは、そのユーザー自身のニーズを表しています。
例えば、「肌荒れしない化粧品」と検索したユーザーは、「肌荒れしない化粧品が欲しい」というニーズを持っているのです。
自分自身のニーズに気付いているユーザー層(顕在層)は、すでに成約に近い位置にいるため、コンバージョン率(成約率)が高くなります。
メリット2:スピーディに広告配信できる
2つめのメリットは「スピーディに広告配信できる」ことです。
アドワーズを実施する手配は、すべて専用の管理画面上で行うことができます。出稿するための所要時間は、最短でわずか15分程度です。
「今すぐに広告を配信したい」というタイミングを逃さずに配信できるため、ビジネスチャンスを逃しません。
さらに、広告の配信結果もリアルタイムに管理画面でチェックできます。
「配信してみたものの、結果が良くない」という場合には一時停止し、改善してから再開といった対応も簡単です。
メリット3:低コストから実施できる
3つめのメリットは「低コストから実施できる」ことです。
「広告を実施してみたい」と思っても、広告には莫大なお金がかかるイメージがありませんか。アドワーズは、まったくそんなことはありません。
Google広告に料金支払い方法には2通りあり、以下のとおりです。
▼Google広告の料金支払い方法
前払い | 後払い(請求書払い) |
1,000円~ クレジットカード | 利用要件を満たした場合のみ※ |
※Googleの後払いの要件:会社を登録してから1年以上が経過していること、有効な Google 広告アカウントを1年以上良好な状態で保有していること、過去12か月のうち、お支払い額が50万円以上(この額は国によって異なります)の月が3回以上あること。
最もスモールスタートしようとするのなら、クレジットカードで1,000円の前払いのみで実施が可能です。
小さなテストを積み重ねながら徐々に投資額を大きくしていけば、リスクを最小限にして広告拡大ができます。
メリット4:検索エンジントップシェアのGoogleに出稿できる
4つめのメリットは「検索エンジントップシェアのGoogleに出稿できる」ことです。
Googleの検索結果に広告を表示できる広告メニューは、アドワーズ(Google広告)しかありません。
検索連動型広告(リスティング広告)は、ほかにもYahoo!が提供していますが、Googleの魅力は検索エンジンのトップシェアであることです。
▼Googleデスクトップの検索エンジンシェア
出典:StatCounter Global Stats ※2020年11月現在
▼モバイルの検索エンジンシェア
出典:StatCounter Global Stats ※2020年11月現在
Googleのアドセンスであれば、より多くの人の目に留まりやすくなります。
メリット5:Google以外にも多くのメディアで露出できる
5つめのメリットは「Google以外にも多くのメディアで露出できる」ことです。
アドセンスで提携しているサイトに掲載される「ディスプレイ広告」を利用すれば、大手メディアから個人運営ブログまで、非常に多くのサイトで露出が可能です。
さらにYouTubeで配信される「動画広告」を利用すれば、動画という訴求力の高いフォーマットでYouTube視聴者にリーチできます。
できるだけ裾野を広げて多くのユーザーに広告配信したい場合、最も露出を高められる方法のひとつがアドワーズ(Google広告)といえるでしょう。
アドワーズ(Google広告)のデメリット
アドワーズにはマイナス面もあります。2つのデメリットを見てみましょう。
デメリット1: 運用しないと成果が出ない
1つめのデメリットは「運用しないと成果が出ない」ことです。
アドワーズ(Google広告)は、その簡単さゆえに気軽に始められるのが利点ですが、戦略なしに漠然と実施しても、なかなか成果は出ません。
正しく運用して初めて成果が出ることが多いので、その点は注意が必要です。
運用とは具体的に、広告の配信結果を確認し、表示回数・コンバージョン率・CPAなどをチェックして改善を積み重ねるという作業です。
アドワーズ(Google広告)は、地道な運用を続けてこそ、本来の成果が得られます。
運用について詳しくは以下の記事をご覧ください。
デメリット2:Googleが提携していないサイトには広告配信できない
2つめのデメリットは「Googleが提携していないサイトには広告配信できない」ことです。
アドワーズ(Google広告)は、多くのサイトに広告配信が可能ですが、配信できないサイトも存在します。
例えば、Yahoo!にディスプレイ広告を出稿したいのであればYahoo!に申し込む必要がありますし、TwitterやInstagramなどのSNSも同じです。
Googleが提携していないサイトに広告を表示させる必要性があるときには、そのサイトと提携している媒体を利用しましょう。
Google広告以外のインターネット広告については、以下の記事をご覧ください。
アドワーズ(Google広告)配信のやり方
アドワーズ(Google広告)を実際に配信する方法をご紹介しましょう。
やり方はとても簡単で、次の3ステップで完了します。
- ステップ1:広告アカウントを開設する
- ステップ2:配信条件を設定する
- ステップ3:広告を作成して配信する
ステップ1:広告アカウントを開設する
まずは広告アカウントを開設します。「Google広告」にアクセスして「今すぐ開始」をクリックします。
出典:Google
画面の案内に従って、必要な情報を入力すると、アカウントが生成されます。
出典:Google
ステップ2:配信条件を設定する
アカウントが作成できたら、広告を作成します。
「新しいキャンペーンを作成」をクリックし、目標と広告の種類(検索/ディスプレイ/動画)を選びます。
出典:Google
キャンペーン設定画面が表示されますので、詳細を入力します。配信開始日と終了日、配信地域、1日あたりの予算、入札単価などを入力します。
出典:Google
ステップ3:広告を作成して配信する
配信条件が設定できたら、広告を作成します。
例えば検索広告の場合なら、広告見出し、リンク先URL、説明文を入力します。
出典:Google
[保存]すると審査に進み、審査が完了すると配信が始まります。審査にかかる時間は早ければ5分程度、遅くとも1営業日以内には終わります。
アドワーズ(Google広告)を運用する3つの方法
アドワーズ(Google広告)を開始して運用する際には、3つの選択肢があります。
- 自社で運用
- 広告代理店などに依頼して運用
- Googleと一緒に運用
それぞれメリットデメリットがありますので、以下の表をご確認ください。
自社で運用 広告代理店に依頼して運用 Googleと一緒に運用
(*条件あり)メリット 最小限の費用で広告を出稿可能 他媒体も絡めた総合的な提案とコンサルティング Google 公式サポートが無料で広告作成や改善をお手伝い* デメリット 広告を運用するための知識と知見が必要 広告費以外に、運用代行の手数料などが必要 Google 広告のみのお取り扱い 費用の目安 広告費のみで運用可能 手数料の相場は、広告費用の20%または、固定手数料制 広告費のみで運用可能(*月額ご予算が14万円以上の場合は90日間無料でサポート) 出典:Google
おすすすめは、広告代理店や運用代行サービスを提供している企業にサポートを得て運用することです。
詳しくは次章でも解説しますが、特に初めてアドワーズ(Google広告)を実施する企業が成果を挙げるためには、プロの知見を活用したほうが近道です。
アドワーズ(Google広告)を成功させるコツ
最後に、アドワーズ(Google広告)を成功させるコツを2つ、ご紹介します。
運用代行サービスや自動運用ツールを上手に利用する
1つめのコツは「運用代行サービスや自動運用ツールを上手に利用する」です。
アドワーズ(Google広告)で望む成果を挙げるためには、運用が非常に重要です。
ここまでお読みいただければわかるとおり、アドワーズ(Google広告)を出稿するだけなら誰でもできます。
しかし「成果を挙げられるか」となると別問題です。1度出稿して終わりではなく、そこから改善を積み重ねて、勝ちパターンを見つける必要があります。
この過程で頼りになるのが、広告の運用代行サービスや自動運用ツールです。
すべて自前でやろうとして遠回りするよりも、運用初期にこそサービスやツールを利用して、勝ちパターンを見つけるまでの道のりを短縮しましょう。
詳しくは以下のページをご覧ください。
- リスティング広告自動化・レポートツール一覧
- リスティング広告代理店、成果を出せる代理店を選ぶ11個のポイント
- リスティング広告の代行を依頼する前に必ず確認すべき11個の項目
- PPC広告代行|知らないと損をする、悪質業者に騙されないための20のポイント
広告とアナリティクスをリンクして分析する
2つめのコツは「広告とアナリティクスをリンクして分析する」です。
アドワーズ(Google広告)と成果を見るうえでは、広告単体ではなく、全体像とリンクさせて分析することが必要です。
具体的には、Google広告とGoogleアナリティクスをリンクさせて、アナリティクスの広告レポートで広告の成果を確認できるようにしましょう。
Google 広告とアナリティクスをリンクすると、次のようなメリットがあります。
- アナリティクスの Google 広告レポートで広告やサイトの掲載結果を確認できます。
- Google 広告アカウントに、アナリティクスの目標や e コマース トランザクションのデータをインポートできます。
- Google シグナルを有効にしている場合は、Google 広告アカウントにクロスデバイス コンバージョンをインポートできます。
- Google 広告アカウントにアナリティクスの指標をインポートできます(直帰率、平均セッション継続時間、ページ / セッションなど)。
- アナリティクスのリマーケティングと動的リマーケティングを使用して、Google 広告でのリマーケティングを強化できます。
- アナリティクスのマルチチャネル レポートに表示されるデータが増えます。
出典:Google
具体的なやり方は「Google アナリティクス(ユニバーサル アナリティクス)のプロパティを Google 広告にリンクする」をご覧ください。
Googleアナリティクスについて詳しく知りたい方には、以下の記事もおすすめです。
- 見るべきページは5つだけ!Googleアナリティクスの基本の使い方とは
- 読むだけで初期設定をクリア!Googleアナリティクス設定のポイント
- まずはココだけおさえる! Googleアナリティクスの見方5選
まとめ
アドワーズとはGoogleが提供するインターネット広告出稿サービスの総称で、2018年7月に「Google広告」に名称変更しています。
アドワーズ(Google広告)は、大きく分けて次の3種類あります。
種類 | 概要 | 主なフォーマット | 主な 掲載先 |
検索広告 | 検索エンジンでユーザーが入力したキーワードに連動して、検索結果にテキスト広告が表示される | テキスト | |
ディスプレイ広告 | ユーザーが利用するサイトやアプリ上にバナーが表示される | イメージ | 各種サイト・アプリ |
動画広告 | ユーザーがYouTubeのコンテンツを再生する直前や再生中に 6~15 秒の動画広告が配信される | 動画 | YouTube |
アドワーズとアドセンスの違いは、以下のとおりです。
- アドワーズ:広告を出稿して商品を宣伝したい広告主向けサービス
- アドセンス:運営サイトに他社の広告を掲載して広告収入を得たいサイト運営者向けサービス
アドワーズ(Google広告)の料金の特徴は、以下のとおりです。
- 予算はいくらでも可能
- 料金が発生するのはユーザーが広告をクリックした場合のみ
- クリック単価は入札形式で決まる
アドワーズ(Google広告)のメリットは以下のとおりです。
- 成約に近い顕在層にアプローチできる
- 料金が発生するのはユーザーが広告をクリックした場合のみ
- 低コストから実施できる
- 検索エンジントップシェアのGoogleに出稿できる
- Google以外にも多くのメディアで露出できる
アドワーズ(Google広告)のデメリットは以下のとおりです。
- デメリット運用しないと成果が出ない
- Googleが提携していないサイトには広告配信できない
アドワーズ(Google広告)配信のやり方は次の3ステップで可能です。
- ステップ1:広告アカウントを開設する
- ステップ2:配信条件を設定する
- ステップ3:広告を作成して配信する
アドワーズ(Google広告)を成功させるコツとしては、運用代行サービスや自動運用ツールを上手に利用すること、広告とアナリティクスをリンクして分析することが挙げられます。
アドワーズ(Google広告)を使いこなせば、潜在層から顕在層まで幅広いユーザーに最適なアプローチが可能になり、飛躍的に業績を伸ばせるようになります。
リスクを抑えてスモールスタートできるのがアドワーズ(Google広告)の魅力です。さっそく試してみましょう。