営業活動を効率化させる方法12選と成功するためのポイントを解説

国内の数多くの企業で働き方改革が進むなか、営業担当者には、今までよりも少ない時間で高い成果を出すことが望まれています。

そのために必要となるのが営業効率化です。

営業部門全体で効率化を果たすためには、効率化が阻害される原因を洗い出したうえで、適切な施策を実行する必要があります。

営業効率化の施策のなかには「すぐに実践できるもの」と「時間がかかるもの」があるため、現状の働き方や予算に合わせて選び分けることが重要です。

本記事では、営業活動を効率化するための12の方法と、その方法を成功に導く3つのポイントを解説します。

「書類作成の量が多く、新規営業に割く時間がない」
「営業成績を高めるためにも業務効率化の必要性を感じている」

本記事は、このように悩む営業担当者の方におすすめです。

この解説を最後までお読みいただければ、営業効率化の具体的な施策がイメージできるだけではなく、読了後すぐに営業部門で施策を実行に移すことができます。

営業担当者に配属されてから日が浅い方にも丁寧にわかりやすく解説しますので、ご安心ください。

それではさっそく「営業効率化」について解説します。

営業活動を効率化!営業代行先の選定支援サービス


営業活動が効率化できない原因

営業活動の効率化が進まない場合は、次のような無駄が発生している可能性があります。

  • 移動方法や営業ルートに無駄がある
  • 確度の低い見込み客に営業している
  • 内勤業務に多くの時間を割いている
  • 引き継ぎ時のミスや漏れが多い

まずは、社内にこうした無駄が発生していないかを確認しましょう。

移動方法や営業ルートに無駄がある

まずは、営業先に向かうまでのルートや移動方法に無駄がないかチェックしましょう。

例えば、途中で道に迷う、遠回りになるようなルートを選択している、といったことがあると、本来であれば別の営業先を訪問できるはずだった時間が大幅に減ってしまいます。

また、車や公共交通機関を使って営業先を訪問した場合、ガソリン代やバス代、電車代などの費用が発生するため、時間とコストの両方を無駄に消費している可能性があります。

確度の低い見込み客に営業している

成約の確度が低い見込み客に繰り返し営業していると、営業担当者の時間や労力を無駄にしてしまいます。

問い合わせがあって訪問したところ、実際にはまだ検討段階にすら入っていなかったというようなケースも珍しくありません。

ほかにも、見込み客リストから闇雲にテレアポを行った結果、自社製品に興味のない見込み客へのアプローチが増え、営業効率が下がってしまうケースもあります。

内勤業務に多くの時間を割いている

内勤業務に時間をかけ過ぎてしまうことも、原因の一つです。

商談を行おうとすると、その事前準備として契約書や見積書、業務報告書、営業日報など数多くの書類を作成しなければなりません。

こうした内勤業務に多くの時間をとられることで、営業活動に割く時間が減り、効率性を阻害してしまいます。

引き継ぎ時のミスや漏れが多い

営業担当者間で情報を引き継ぐ際にミスや漏れが増えると、営業効率が低下する原因となります。

ミスや漏れが多いほど、その確認作業に時間をとられてしまうためです。

また、ミスや漏れに気付くことなく見込み客にアプローチしてしまった結果、見込み客の信用低下や離脱につながる可能性も考えられます。

「前に聞いていた話と違う」と相手へ不満を抱かせてしまった経験のある方もいるのではないでしょうか。


営業効率化を行うためのステップ

上述したような原因に心当たりのある方は、以下3つのステップで営業効率化をめざしましょう。

  1. 営業活動をプロセスごとに細分化
  2. ノンコア業務の見直し
  3. コア業務の見直し

ステップ1:営業活動をプロセスごとに細分化

営業活動における無駄を洗い出すには、普段から行っている営業活動をプロセスごとに細分化することが重要です。

細かく分けて各業務を見直すことで、営業活動のどこで問題が発生しているか(ボトルネック)が把握しやすくなります。

営業活動には商談やヒアリング、アフターサポートのほか、書類作成や業務報告といった社内業務など、さまざまなプロセスが存在します。

各プロセスを可視化したあと、細かい業務に視点を向け、具体的な課題を洗い出しましょう。

<課題の例>

  • 飛び込み営業をはじめとする、確度の低い見込み客へのアプローチが多い
  • 書類作成や整理に営業活動時間の70%を使用している

ステップ2:ノンコア業務の見直し

営業活動は主に「ノンコア業務」と「コア業務」の2種類の業務に分け、ノンコア業務から見直しましょう。

業務の種類ノンコア業務コア業務
業務の特徴・業務そのもので利益を生まない、コア業務のサポート的な業務
・定型化できる業務
・専門的な判断を必要としないことが多い
・作業難易度が低いことが多い
・利益を生むための直接的な業務
・非定型な業務
・専門的な判断が求められることが多い
・作業難易度が高いことが多い

ノンコア業務とコア業務の割合は、業務が直接売上につながる直接部門と、間接的にしか売上につながらない間接部門の比率によって異なります。

間接部門ほどノンコア業務が多く、直接部門はコア業務が多いのが特徴です。

コア業務に比べてノンコア業務のほうが無駄を洗い出しやすく、無駄の削減も比較的容易に行えるため、まずはノンコア業務から効率化できないか検討すると良いでしょう。

例えば、軽費計算に自動入力システムを導入する、メール作成業務にはテンプレートを活用する、といった方法が効果的です。

ノンコア業務のなかでも、現状でとくに多大な時間や労力が発生しているものから中心に見直しましょう。

ステップ3:コア業務の見直し

ノンコア業務の見直しが済んだあとは、業務が売上に直接つながるコア業務の効率化を進めます。

コア業務を見直す際は、とくに「見込み客の仕分け」が重要です。

見込み客の属性や行動データから正確な成約確度を把握できれば、確度の高い見込み客から優先的にアプローチを行えるようになり、営業効率化が果たせます。

この正確な成約確度を把握する方法を、「スコアリング(点数付け)」と呼びます。

ほかにもSFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)を使い、営業部門で顧客情報や営業ノウハウを一元管理する方法も効果的です。

参考:SFAとCRMの違いは?使い分け・連携・活用方法のポイントを徹底解説

見込み客へアプローチしても成約につながらないケースが多い、といった悩みを抱えているなら、システムの導入も視野に入れると良いでしょう。


営業効率化のための方法12選

営業効率化を進めるための具体的な施策について、4つのカテゴリごとに解説します。

カテゴリ施策内容
業務の見直し・テンプレート化で書類作成の時間を圧縮させる
・事前準備にかける時間をルール化する
・営業ルートを最適化し効率的に回る
顧客管理・ハウスリストを作成する
・優先度の高い見込み客を見極める
・商談前に見込み客の温度感を確認する
ツール・設備導入・SFAツールを導入する
・Web会議システムを活用する
・充実したテックタッチを用意する
社員教育・営業社員の意識改革を行う
・営業マニュアルを作成する
・営業日報に基づいて改善を行う

業務の見直し

まずは、書類作成や営業ルートの構築など、主に社内で行う業務の効率化をご紹介します。次の3つの施策を参考に、無駄な作業を削減しましょう。

  • テンプレート化で書類作成の時間を圧縮させる
  • 事前準備にかける時間をルール化する
  • 営業ルートを最適化し効率的に回る

テンプレート化で書類作成の時間を圧縮させる

営業活動で頻繁に使用する契約書や見積書、業務報告書などの書類にテンプレートを活用しましょう。

テンプレートがあれば書類が必要になるたびに最初から作り直す必要がなくなり、書類作成にかかる時間を圧縮できます。

また、最近では書類のテンプレート化よりもさらに効率的な「書類作成業務の自動化」の技術が発展してきました。

一例を挙げると、OCR(光学文字認識)というスキャナーで既存の書類から文字情報やフォーマットを読み取り、その情報をもとにRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の技術で自動的に書類をPDF化することが可能です。

こうした業務の工夫や最新技術の活用により書類作成時間を削減した結果、営業活動に割ける時間を増やせます。

RPAについては以下の記事で詳しく解説しています。

参考:RPAとは?いまさら聞けないRPAの仕組みと、3つの導入メリット
  【2022年最新】RPAツール比較17選!プロが教える絶対に失敗しない選び方

事前準備にかける時間をルール化する

事前準備の時間に明確なルールを設定するのも、営業効率化の方法の一つです。

見込み客の商談で相手としっかりとコミュニケーションをとれるよう、事前に入念な準備を行っておくことは重要です。

しかし、事前準備に時間をかけすぎると、営業活動に割ける時間が減少してしまいます。

インターネットであらゆる情報を検索できるようになった現在では、商談相手の詳しい情報を探すために、気付けば数時間単位で時間を無駄にしてしまうケースも珍しくありません。

そこで、「商談前の情報収集は1時間まで」と時間を決めておくことで、検索時間を無駄にせず効率的な情報収集を行えるようになります。

調査を始める時間、終わる時間を決めてからパソコンに向かうなど、時間への意識をより強めてみましょう。

より徹底するなら、カレンダーやスケジュール帳に予定時間を記入する、ストップウォッチを使う、といった手もありです。

営業ルートを最適化し効率的に回る

外回りの営業を行う場合は、いかに効率の良いルートで営業先を回れるかが重要です。

効率的に営業先を訪問できるよう、事前に最適な営業ルートを構築しておきましょう。

営業ルートを最適化するためには、訪問範囲をエリアごとに細分化することが大切です。

見込み客情報を地域ごとに分けるか、同じエリアの見込み客にまとめてアポイントメントをとることで効率性が高まります。

顧客管理

適切な顧客管理を行うことで、正確な成約確度の把握やアプローチすべき見込み客の優先順位付けが可能になります。次の3つの施策を参考に、適切な顧客管理を行い、営業効率化を進めていきましょう。

  • ハウスリストを作成する
  • 優先度の高い見込み客を見極める
  • 商談前に見込み客の温度感を確認する

ハウスリストを作成する

ハウスリストを作成することで、属人的な営業活動を防止したうえで効率的な営業活動を行えるようになります。

ハウスリストとは、マーケティングや営業活動によって収集した見込み客や顧客の総合的な情報のことです。

企業名や連絡先だけではなく、業種や役職、獲得経路、接触履歴など、営業活動に結び付くあらゆる情報を記載する点に特徴があります。

作成したハウスリストを営業部門全体で共有することで、営業担当者は客観的なデータに基づく効率的な営業活動を行えるようになり、勘や経験を頼りにした属人的な営業活動から脱却できます。

優先度の高い見込み客を見極める

営業効率化を進めるには、成約確度の高い見込み客に絞ってアプローチを行うことが大切です。

営業活動では、見込みの薄い相手へ手当たり次第にアプローチしても成果は高まりません。

見込み客の成約確度を確かめる場合、「連絡先の情報しか保有していない人」「自社サイトで資料をダウンロードした人」といったように、まずはステージごとに見込み客を分類します。

そのうえで、どのステージの見込み客が成約につながりそうかという観点から優先順位をつける方法が効果的です。

商談前に見込み客の温度感を確認する

各営業担当者が商談前に見込み客の温度感を把握することも大切です。

事前に見込み客の温度感がわかっていれば、限られた商談時間のなかで、効率良く適切な提案を行えるようになります。

温度感の確認方法としては、例えば問い合わせ後に商談につながるケースだと、公式ホームページの問い合わせフォームに「商談時に質問したい内容」といった項目を設置する方法が有効です。

ほかにもアポイントを取る際に、見込み客が気になっている点を直接質問して温度感を確認する方法もあります。

ツール・設備導入

予算に余裕がある場合は、次の3つの施策を参考にツールや設備の導入を検討してみましょう。導入したツールや設備をうまく使いこなせれば、大幅な営業効率化が期待できます。

  • SFAツールを導入する
  • Web会議システムを活用する
  • 充実したテックタッチ(ITを駆使した顧客対応)を用意する

SFAツールを導入する

SFA(営業支援システム)は、営業日報の共有や営業活動分析といった営業活動に役立つさまざまな機能を搭載したツールです。

営業に関するデータを可視化・保管することができるSFAは、営業効率化において重要な役割を果たします。

SFAツールを導入することで次のようなメリットが生まれます。

  • 最適な営業プロセスへ改善が可能になる
  • ノウハウやデータを効果的に活用できる
  • 出先から情報を入力し無駄を省ける

SFAツールの種類は幅広く、国内や海外を問わず数多くの製品がリリースされています。

ツールによって機能や価格が大きく異なるため、まずは使用目的を明確にしたうえで、次の3つのポイントを参考に適切な製品を選び分けましょう。

  • 料金と必要な機能とのバランス
  • 使いやすさやカスタマイズ性
  • サポート体制

SFAについては以下の記事で詳しく解説しています。

参考:営業管理の効率を上げるSFAとは?導入メリットや事例、おすすめツール5選を紹介
  【2022年版】おすすめSFAツール10選!営業支援システムの機能・価格・特徴を徹底比較

Web会議システムを活用する

Web会議システムを活用すれば、今まで対面で行っていた商談やヒアリングをWeb上で完結でき、移動時間やコストを大幅に削減できます。

インターネットを通じて遠隔地から映像や音声をやり取りできるWeb会議は、近年多くの企業で取り入れられるようになりました。

Web会議システムを導入すると、営業効率化につながるのはもちろん、次のようなメリットが生まれます。

  • 移動時間や場所確保などの手間を減らせる
  • 交通費や会場費のコストを削減できる
  • 場所を問わずに商談や会議に参加できる
  • 多様な働き方の実現につながる

Web会議システムも数多くの種類が存在するため、自社に最適なWeb会議システムを選び分けるには、次の4つの選び方のポイントを参考にしましょう。

  • 同時接続アカウント数
  • 画質・音質の高さ
  • セキュリティ
  • 各種機能の使いやすさ

Web会議システムやオンライン営業については以下の記事で詳しく解説しています。
参考:【2021年最新版】人気のWeb会議システム43選を厳選比較!選び方のポイントも伝授
   オンライン営業とは?成果を最大化する2つのポイントと9つのコツ

充実したテックタッチ(ITを駆使した顧客対応)を用意する

テックタッチを充実させることも有効です。

テックタッチは、カスタマーサクセスにおける顧客対応モデルの一つで、お客様と個別の会話をすることなくメールやWebサイトなどで情報を提供する方法です。

代表的なテックタッチの例としては、チャットボットや自動応答メール、プッシュ通知などの種類があります。

社内にテックタッチを導入すると次のようなメリットが生まれます。

  • 不要な問い合わせを減らせる
  • 確度の高い見込み客にじっくりアプローチできる
  • 少ない人員で広範囲への対応が可能になる

自社サイトに問い合わせを行うユーザーは、そのすべてが見込み度が高いわけではありません。

見込み度の低い一人ひとりのユーザーに対応していたのでは、営業効率が下がってしまいます。

そこで、例えば問い合わせページにチャットボットを導入することで、確度の低いユーザーにはAIが対応し、見込み客になりうるお客様だけに集中して対応できるようになります。

社員教育

最後に社員教育における営業効率化の施策をご紹介します。

  • 営業社員の意識改革を行う
  • 営業マニュアルを作成する
  • 営業日報に基づいて改善を行う

営業社員の意識改革を行う

営業効率化の具体的な施策を実施する前に、まずは営業社員一人ひとりの意識改革を行うことが重要です。

たとえ最先端のITツールの導入や業務プロセスの最適化を行ったとしても、営業社員の効率化に対する意識が欠けていると十分な効果は期待できません。

そのため、研修を実施して営業効率化の必要性や意義を周知するほか、動機づけとなるインセンティブを与えるような工夫が必要となります。

営業マニュアルを作成する

営業マニュアルを作成しておくと、業務の引き継ぎや新人教育にかかる時間を削減できるため、営業効率化につながります。

営業マニュアルには次のような項目が含まれます。

  • 商談における会話の進め方
  • 商品のアプローチ方法
  • 見込み客や顧客の管理方法
  • 商談時のマナー
  • 挨拶や身だしなみのマナー

また、属人化した社員教育を抑制できるのもマニュアル化のメリットです。

例えば、優秀な営業社員のノウハウをマニュアルによって共有することで、ほかの営業社員の質を底上げできます。

営業日報に基づいて改善を行う

営業効率化を進めるためには、営業日報に基づいた業務の改善を行うことも大切です。

営業日報には、その営業担当者の1日の行動がすべて記載されているため、各業務の無駄を的確に見つけ出せます。

業務の無駄な箇所を洗い出す際は、営業日報を上司に提出し、本人だけではなく上司から提案を受けることで作業がよりスムーズになります。

営業日報のフォーマットに決まりはありませんが、次のような項目を立てるのがおすすめです。

  • 今日の目標
  • 1時間単位の業務内容
  • 今日の成果
  • 振り返り(商談での相手の反応や現在の目標達成度など)
  • 翌日の訪問スケジュール
  • 翌日の目標

営業効率化を成功させるポイント3つ

企業が確実に営業効率化を果たすためには、具体的な施策だけではなく成功に導く考え方も知っておきましょう。

  • マッピングや業務可視化ツールで業務を見える化する
  • 小~大までの目標を設定する
  • 営業活動を分析し業務の無駄や課題を検証する

ここでは成功のポイントを3つに分けて具体的に解説します。

マッピングや業務可視化ツールで業務を見える化する
営業効率化を行うためには、業務全体を可視化させることが重要です。

業務が可視化されることで無駄な作業が明確となり、さらにその情報を部門全体で共有できるようになるため、営業効率化を進めやすくなります。

業務を可視化する場合は、マッピングや業務可視化ツールが便利です。具体的には、次のようなものがあります。

  • 業務プロセスの全体像や関係性を表示させる「プロセスマップ」
  • 社員全員の不足しているスキルを明確にする「スキルマップ」

営業社員が個別に抱えている業務や各業務に対する必要時間など、こうした情報を詳細に洗い出すことで、適切な課題の発見と対策の考案が可能です。

小~大までの目標を設定する

営業効率化のためには目標を設定することが大切ですが、「大・中・小」と3段階に分けて目標を設定しておくと、進捗状況を管理しやすくなります。

大きな目標を設定する場合は、仕事の全体像をイメージしながら具体的な数値をあてはめましょう。

例えば、「新規顧客の獲得件数を前期比120%にする」といった具合です。

そして大きな目標を達成するために中規模の目標を、中規模の目標に到達するための小さな目標を設定しましょう。

上記のように大きな目標を設定したとすると、次のように小~中規模の目標を定めることができます。

  • 大きな目標:新規顧客の獲得件数を前期比120%にする
  • 中規模の目標:月間訪問件数を10件から15件に増やす
  • 小さな目標:訪問件数を増やせるよう書類作成時間を20%削減する

営業活動を分析し業務の無駄や課題を検証する

日々の営業活動を分析し、PDCAを回して営業効率化の成果を検証することも重要です。

SFAやCRMを使い、商談率や受注率、成約につながった要因などのデータを収集し、効果検証を行いましょう。

PDCAの手順としては、まず訪問回数が多いのに受注につながらないといった業務の無駄や、リード情報の質が悪いといった課題を見つけます。

その業務の無駄や課題に対して、「受注率が低いのなら見込み客の確度を明確にする」といった仮説を立てたうえで解決策を実行しましょう。


営業支援ツール5選を紹介

実際に営業効率化のためのツールを導入することを検討している企業様向けに、この記事では8つのツールをご紹介します。

各社の特徴もご紹介しておりますので、導入前にぜひ参考にしてください。

参考:営業管理とは?無料で使えるExcelテンプレートや有料のSFAツールを使って業務を効率化しよう

会社名特徴価格導入実績
Salesforce・官公庁・自治体など公機関でも利用
・セキュリティ対策は万全
・入力項目や分析レポートなどのカスタマイズ性が高い
9,000円/月/ユーザー
※無料トライアル有
株式会社三菱東京UFJ銀行を始めとした5,000社以上
kintone(キントーン)・個々の会社の状況に応じたダッシュボードを作成できる
・プログラミング知識不要
780円/月/ユーザー
※無料トライアル有
資生堂・西武ライオンズなど
NICE営業物語Smart3・AppleWatchとの連携で、スケジュールの確認や簡易営業報告が作成できる・手書きと音声でメモがとれ、写真にも手書きで情報を追加できる要問合せ非公開
Senses・G SuiteやOffice 365と連携できるため、入力の手間が省ける
・機能がシンプルで、デザインもわかりやすい
5,000円/月/ユーザー
※無料トライアル有
スマートキャンプ・favyなど
WaWaFrontier・顧客や案件にフィルタをかけられる
・日報の入力を効率化できる
1,000円/月/ユーザー
※無料トライアル有
株式会社リログループ、株式会社デンショクなど

1.カスタマイズ性が高い世界No.1シェアのツール「Salesforce

SalesforceSalesforce

ツール概要

Salesforceは世界最大のシェアを誇る、クラウド型の顧客管理アプリケーションです。中でも、営業支援ツールとして人気なのが「Sales Cloud」。

顧客管理・商品管理・契約管理・問い合わせ管理・売上げ予測など、営業支援の機能が充実しています。

また、マーケティング支援・代理店管理・コンテンツ管理・アイデア管理・データ集計など、営業以外の分野でも幅広く使えるため企業全体で役に立ちます。

特徴

  • 官公庁・自治体など公機関でも利用され、セキュリティ対策は万全
  • アクセス制限をIPアドレス・時間帯・曜日・営業日などによって設定可能
  • 入力項目や分析レポートなどのカスタマイズ性が高い

価格

価格は以下の通りです。

  • Professional:1ユーザーあたり9,000円/月
  • Enterprise:1ユーザーあたり18,000円/月
  • Unlimited:1ユーザーあたり36,000円/月
  • 無料トライアル有

※プランによって、カスタマイズ性・データ容量・サポートの充実度などが異なります。

導入実績

株式会社三菱東京UFJ銀行を始めとした5,000社以上。世界シェアNo.1。

こんな人にオススメ

カスタマイズ性の高いツールをお探しの方

2.オーダーメイドのアプリを作成できる「kintone(キントーン)

kintone(キントーン)kintone(キントーン)

ツール概要

kintone(キントーン)は、自社の要望に合わせて、案件管理アプリや日報アプリなど様々なアプリを簡単にオーダーメイドで作れるアプリです。

またSNS機能も備わっているため、個々のデータに対してコメントを書き込めます。

特徴

  • 個々の会社の状況に応じたダッシュボードを作成できる
  • プログラミング知識不要

価格

  • 初期費用:なし
  • 月額費用:ライトコース1ユーザー780円〜/スタンダードコース1,500円~
  • カスタマイズ費用:オプション有り
  • フリートライアル:あり

導入実績

資生堂・西武ライオンズなど

こんな人にオススメ

柔軟にカスタマイズでき、低価格で導入できる営業支援ツールをお探しの方

3.AppleWatchと連携可能な営業サポートアプリ「NICE営業物語Smart3

NICE営業物語Smart3NICE営業物語Smart3

ツール概要

NICE営業物語Smart3は、Apple Watchと連携できる特徴がある営業支援ツールです。

SFA・営業支援システム「NICE営業物語」と連携すれば、会社全体で商談事例や成功事例を共有できます。

特徴

  • AppleWatchとの連携で、スケジュールの確認や簡易営業報告を作成できる
  • 手書きと音声でメモがとれ、写真にも手書きで情報を追加できる・GoogleカレンダーやExchange、Office365など、連携できるシステムが多い

価格

お問合せ下さい

導入実績

非公開

こんな人にオススメ

グループでの営業情報をスマートフォン・携帯電話などで共有を考えている方

4.営業業務すべてを効率化「Senses(センシーズ)

Senses(センシーズ)Senses(センシーズ)

概要

Senses(センシーズ)は、営業管理からアクションプランまで営業にかかわるすべての業務効率化を支援してくれるツールです。

組織内での営業にかかわるデータをすべて蓄積して分析するため、企業内で競争力も向上します。

特徴

  • G SuiteやOffice 365と連携できるため、入力の手間が省ける
  • 機能がシンプルで、デザインもわかりやすい

価格

  • 初期費用:100,000円~
  • 月額費用:1ユーザー5,000円〜
  • フリートライアル:あり

導入実績

スマートキャンプ・favyなど

こんな人にオススメ

G SuiteやOffice 365などの外部ツールと連携したい、またはシンプルなツールを利用したい方

5.日報入力を効率化「WaWaFrontier

WaWaFrontierWaWaFrontier

ツール概要

WaWaFrontierはASP型のアプリケーションです。一人月額1,000円~と低コストで利用できます。

日報入力、案件進捗管理、営業パーソンの行動分析、顧客面談履歴の紹介、商談物件の進捗管理、受注予定表など多様な機能があります。

特徴

  • 1ユーザーあたり、1,000円から導入できる
  • 初期費用がかからず、導入コストがおさえられる
  • シンプルなUIで、営業フローに組み込むハードルが低い

価格

  • WaWaFrontier:1ユーザーあたり2,000円/月
  • WaWaFrontierLight:1ユーザーあたり1,000円/月
  • 無料トライアル有

※プランによって使える機能が異なります。

導入実績

株式会社リログループ、株式会社デンショクなど

こんな人にオススメ

導入に必要な工数・価格を抑えたい方


名刺管理ツール・オンライン商談システムを紹介

営業効率化に加えて、名刺管理もできるツールを2つご紹介します。

会社名特徴価格導入実績
Sansan・部門を越えて社内全体の人脈を知れる
・名刺情報などを基に各企業の組織ツリーを自動生成
10,000 / 月 / 台~
※無料トライアル有
日本郵便・パソナなど
eセールスマネージャーRemix・リアルタイムに情報共有ができるタイムライン機能があるので、社内SNSとして活用可能
・エリアを指定して訪問先をリストアップできる地図機能
1,000円/月/ユーザー大阪ガス株式会社を始めとした4,500社以上
ベルフェイス・オンライン上で商談でき、移動時間を削減できる月額72,000円~NTT東日本、Sansan株式会社など

6.社内の名刺を一括管理できる「Sansan

SansanSansan

概要

Sansanは、社内でたまっている名刺を一括管理できるクラウド名刺管理ツールです。各名刺をいつだれが交換したかも検索できます。

特徴

部門を越えて社内全体の人脈がシェアできる

価格

  • ライセンス費用は月額50,000円~
  • Sansanスキャナは月額10,000円/台。
  • 初期導入費として、ライセンス費用の12か月分が必要になります。

導入実績

日本郵便・パソナなど有名企業多数

こんな人にオススメ

社内の名刺データを簡単にスキャンして、顧客情報を管理したいと考えている方

参考:3分で分かるSansan(無料DL) ≫

7.豊富な営業支援機能がある「eセールスマネージャー

eセールスマネージャーeセールスマネージャー

ツール概要

案件管理・顧客管理・スケジュール管理・名刺管理・マーケティング支援・データ分析など、幅広い機能があります。

また、Tableau、Dropbox、sansanなど他ツールとの連携が可能です。

特徴

  • リアルタイムに情報共有ができるタイムライン機能があるので、社内SNSとしも活用できる
  • エリアを指定して訪問先をリストアップできる地図機能
  • 国内サービスで、専任の定着支援チームが活用を支援

価格

「eセールスマネージャー Remix CLOUD」、中小企業向けに価格が抑えられている「eセールスマネージャー Remix MS」、個人や少人数のチームで活用する必要最低限の「eセールスマネージャー nano」の3種類があります。

  • eセールスマネージャーRemix Cloud:1ユーザーあたり6,000円~/月
  • eセールスマネージャーRemix MS:1ユーザーあたり3,500円~/月
  • eセールスマネージャーnano:1ユーザーあたり1,000円~/月

※プランによって、ユーザー数上限・データ容量・サポートの充実度などが異なります。

導入実績

大阪ガス株式会社を始めとした4,500社以上

こんな人にオススメ

ツール活用に不安で、手厚く支援してほしい方

8.訪問の移動時間を削減できるオンライン商談システム「ベルフェイス

ベルフェイスベルフェイス

ツール概要

オンライン商談システムを導入するとオンライン上で商談ができ、移動時間を削減できます。ベルフェイスではネットに繋がっていれば、どこでもオンライン上で商談できます。

特徴

  • お客さま側でID登録・ログイン、事前インストールなどは不要。
  • 音声通話には「電話」を使用しているため、回線が途切れることはない。

価格

月額72,000円~
IDは無制限に発行でき、同時接続は3名まで

導入実績

NTT東日本、Sansan株式会社

こんな人におすすめ

訪問の移動時間を削減したい方


まとめ

少子高齢化や顧客ニーズの多様化が進む日本では、いかに無駄のない働き方で効率良く営業活動を行えるかが重要となってきます。

そのためにも、まずは営業効率化が阻害される原因を洗い出したうえで、適切な対処法を考えることが大切です。

改めて、営業効率化を成功させるポイントも知っておきましょう。

(1)マッピングや業務可視化ツールで業務を見える化する
(2)小~大までの目標を設定する
(3)営業活動を分析し業務の無駄や課題を検証する

まずは、ハウスリストの作成や営業ルートの最適化など、簡単に始められる部分から施策を実行していきましょう。

徐々に施策を推し進め、PDCAによって改善をはかることで、より少ないコストで高い成果を生み出せる営業部門へと生まれ変わります。

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