【2024年最新版】LPOツールおすすめ15選を比較！選び方も紹介

ランディングページのCVR（コンバージョン率）を改善するために、LPOツールの導入を検討しているWeb担当者も多いのではないでしょうか。LPO（Landing Page Optimization）とは、「ランディングページ最適化」を意味します。そしてLPOツールは、その「ランディングページ最適化」をサポートするツールです。

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LPOツールは顧客の属性や行動履歴を分析して、自動で顧客のニーズに合ったランディングページを提供してくれます。最初に目にするランディングページで、顧客が求める適切な情報を提供することで離脱を防ぎ、CVRの向上による売上増加が期待できます。

しかし、ツールによって提供される機能やサービスはさまざまです。どのツールが自社のサイトに適しているかわからない方も少なくないでしょう。

今回はそんな方のために、おすすめLPOツールの紹介と選び方のポイントを解説します。

紹介している15社については、表形式で料金や機能の違いが比較できる一覧表をご用意していますので、以下よりぜひダウンロードしてご活用ください。

LPOツールおすすめ15社比較表

なお、重要度を客観化するために既存のLPOツールを紹介したサイト10個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質なLPOツールを探すことができます。

参考：知らないのは勿体無い！LPOツールを徹底比較したので紹介します
　　　 LPOツールでCVR4倍！12のセグメント別出し分け手法

※スコアリングや掲載している企業情報などは2024年3月時点のものです。

＜比較表＞LPOツールおすすめ15社
1.DLPO／DLPO株式会社
2.SiTest／株式会社グラッドキューブ
3.CVX／株式会社ポストスケイプ
4.WebAntenna／株式会社ビービット
5.Optimizely／Optimizely Inc.
6.Ptengine／株式会社Ptmind
7..Visual Website Optimizer（VWO）／株式会社アッション
8.Squad beyond／株式会社SIVA
9.Kaizen Platform／株式会社Kaizen Platform
10.どこどこJP／株式会社Geolocation Technology
11.Gyro-n／株式会社ユニヴァ・ジャイロン
12.KAIZEN UX／Kaizen Platform
13.KARTE Blocks／株式会社プレイド
14.dejam／株式会社LeanGo
15.MATTRZ CX／Mattrz株式会社
LPOツールを検討するときの3つのポイント
まとめ
- 参考にしたサイト

＜比較表＞LPOツールおすすめ15社

本記事で紹介している15社の違いがひと目でわかる一覧表をご用意しました。短時間でサービスの比較をしていただけます。

1.DLPO／DLPO株式会社

DLPO

ライティングページ、オウンドサイトなど様々なサイトに対応。
多数のデジタルマーケティング・プラットフォームと連携しているため相乗効果を期待できる。
CDPやDMPと連携し、蓄積されたデータをもとにコンテンツの提供が実施可能。

初期費用	20万円
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■ABテスト機能 ■多変量テスト機能 ■パーソナライズ機能 ■AIパーソナライズ機能
導入企業	株式会社キャリアデザインセンター・auフィナンシャルサービス株式会社・株式会社モバオク・株式会社レオパレス21・株式会社キタムラ　など
導入社数	850社以上

2.SiTest／株式会社グラッドキューブ

SiTest

ウェブサイト解析から改善まで、コンバージョン率向上に貢献。
業界トップクラスの多機能。
ユーザーの行動を録画で見ることができる。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	■フリー ■エンタープライズ ■UI/UXコンサルティング
主な機能	■ヒートマップ解析 ■録画再生機能 ■ポップアップ機能 ■EFO機能 ■広告連携機能
導入企業	プレミアアンチエイジング株式会社・株式会社バルクオム・株式会社KADOKAWA・アヴァンス法務事務所　など
導入社数	要問い合わせ

3.CVX／株式会社ポストスケイプ

CVX

PC・スマホ・レスポンシブにも対応し、バリエーション豊かなデザインテンプレートがあるため必要な時間は編集作業のみ。
様々なニーズにこたえてくれる。
制作から公開後までの必要な機能が多数備わっている「ALL　IN　ONE」の機能。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■A/Bテスト ■HEATMAP ■CREATIVE
導入企業	株式会社Aoba-BBT・マネックス・アセットマネジメント株式会社・株式会社シェリロゼなど
導入社数	要問い合わせ

4.WebAntenna／株式会社ビービット

WebAntenna

成果を一括管理し、作業の軽減を目指す。
広告の分析をクイック確認。
使いやすさにこだわったツールの配置。

初期費用	無料
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■広告効果の一元管理 ■SEO/メール/SNS計測 ■ソーシャル広告の効果測定 ■アトリビューション分析 ■カスタマージャーニー分析
導入企業	大塚製薬株式会社・サントリー酒類株式会社・株式会社日本ランズエンド・東急不動産株式会社・ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン株式会社　など
導入社数	600社以上

5.Optimizely／Optimizely Inc.

Optimizely

ABテストにより顧客のニーズを分析。
様々な切り口で訪問者やユーザーにバリエーション豊かなテストを提供。
正確でスピーディーな統計。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	エンタープライズ版
主な機能	■ABテスト ■パーソナライゼーション ■モバイルアプリ ■フルスタック
導入企業	Sony株式会社・株式会社Hotwire・株式会社Ringier・株式会社SmartWool ・株式会社Secret Escapes など
導入社数	要問い合わせ

6.Ptengine／株式会社Ptmind

Ptengine

データに基づきコンバージョンを向上。
データ収集、分析を簡単に行うことができ、Web訪問者に合わせたサービスを提供。
訪問客の入口から分析し一人一人に異なった商品の提供。

初期費用	無料
料金プラン	■Growth ■Premium など
主な機能	■流入分析 ■LPO分析 ■コンバージョン分析 ■離脱原因分析 ■ユーザーセグメント比較
導入企業	株式会社High Link・松井証券株式会社・株式会社アミナコレクション・株式会社アイレップ・株式会社TENTIAL　など
導入社数	500社

7..Visual Website Optimizer（VWO）／株式会社アッション

Visual Website Optimizer（VWO）

キャンペーンページやABテストのためのページ作成が数分で可能。
HTMLなどの知識を持たず使用可能。
ユーザーのニーズ分析からページデザインを変更可能。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■簡易テスト作成 ■ヒートマップ ■マウストラッキング ■スプリットURLテスト ■多変量テスト
導入企業	株式会社リクルート住まいカンパニー・オルビス株式会社・株式会社協和など
導入社数	要問い合わせ

8.Squad beyond／株式会社SIVA

Squad beyond

課金いらずでページ作成数無制限など定額使い放題。
Widgetと呼ばれるパーツを使いクオリテｨの高いLPを素早く作成。
設定不要で成果を検証。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■ページビルダー ■ウィジェット ■ファネルLP ■ポップアップ ■ブランチオペレーション
導入企業	株式会社Ｉーｎｅ・株式会社Sparty・株式会社北の達人コーポレーション・株式会社GMOアドマーケティング・株式会社Cyber ACE　など
導入社数	要問い合わせ

9.Kaizen Platform／株式会社Kaizen Platform

Kaizen Platform

豊富な素材から動画作成が可能。
営業資料の動画化や担当のスキルを向上、商談の質を底上げ。
現役トップクリエイターが講師を担当するKAIZENSCHOOL。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■KAIZEN UX ■KAIZEN AD ■KAIZEN VIDEO ■KAIZEN SALES ■KAIZEN CONSULTING
導入企業	エイベックス通信放送株式会社・SBI損害保険株式会社・エン・ジャパン株式会社・株式会社ビズリーチ・株式会社ノジマ
導入社数	要問い合わせ

10.どこどこJP／株式会社Geolocation Technology

どこどこJP

Wi-Fiスポットデータをもとに顧客のデータを収集。
ChatGPT APIを用いて専門的な分析しサポート。
どこどこJPと連携しているホームページにアクセスした企業を分析し支援。

初期費用	無料
料金プラン	■無料プラン ■通常プラン
主な機能	■Wi-Fiスポットアクセスレポート ■chatGPTAI分析機能 ■B2Bアクセス企業レポート ■BtoBマーケティング ■地方創生
導入企業	グルービーモバイル株式会社・株式会社フランクリンジャパン
導入社数	1000社

11.Gyro-n／株式会社ユニヴァ・ジャイロン

Gyro-n

クチコミ文章案を作成し、お客様の手間を省きつつ収集を多くする。
ターゲットを明確にし、高品質な記事作成を継続。
公開記事の効果を分析、定期的に具体的な提案。

初期費用	無料
料金プラン	■スターター ■ライト ■スタンダード ■プレミアム
主な機能	■Googleビジネスプロフィール運用代行 ■SERPs分析 ■ローカル検索機能
導入企業	ヤマハ発動機販売株式会社・グローバルスタイル株式会社・株式会社ファイブニーズ・株式会社ホームセレクト・株式会社ハウツー　など
導入社数	1000社以上

12.KAIZEN UX／Kaizen Platform

KAIZEN UX

「動的ページ」や「機能開発」など難易度の高い実装が簡単に可能。
UXに強い人材でチームを組成、伴走。
様々なノウハウでスピーディで高い分析力。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■クリエイティブ連動パーソナライズ ■フォームの詳細分析 ■マイページクロスセル催告 ■ランキング機能
導入企業	SBI損害保険株式会社・エン・ジャパン株式会社・株式会社USEN Media　など
導入社数	要問い合わせ

13.KARTE Blocks／株式会社プレイド

KARTE Blocks

プロがデザインしたブロックをワンクリックで配置可能なため直感的な編集で手間をかけない。
ユーザーに合わせた配信。
表示数やクリック数を細かく分析し正確なデータ評価を行う。

初期費用	10万円
料金プラン	■ベースプラン ■追加オプション
主な機能	■リッチエディター ■ブロックストア ■ABテスト・パーソナライズ配信 ■計測・統計判定 ■カスタムイベント計測
導入企業	ディップ株式会社・コインチェック株式会社・株式会社TENTIAL・株式会社タンガロイ・SHE株式会社　など
導入社数	要問い合わせ

14.dejam／株式会社LeanGo

dejam

URLを入力すると改善案が提案、だれでも簡単に編集可能。
LPOチェッカーで具体的な改善案を取得。
改善データベース機能を活用し。読むだけで改善、施策。

初期費用	要問い合わせ
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■ヒートマップ ■WEB接客 ■ABテスト ■AI相談 ■LPOチェッカー ■CROサジェスト
導入企業	パナソニックホームズ株式会社・小田急電鉄株式会社・株式会社ゲオ　など
導入社数	要問い合わせ

15.MATTRZ CX／Mattrz株式会社

MATTRZ CX

CTRが従来のメルマガに比べ１０倍の効果。
即時配信や日時指定の配信予約も可能。
複数登録機能で、複数サイトや複数の配信管理者の設定ができる。

初期費用	不要
料金プラン	要問い合わせ
主な機能	■DMP連携セグメント配信 ■各種プッシュ通知 ■タグマネージャー連携 ■スケジュール配信 ■効果測定
導入企業	株式会社アイスタイル・株式会社レコチョク・株式会社サミーネットワークス　など
導入社数	要問い合わせ

LPOツールを検討するときの3つのポイント

ポイント1. 必要な機能を検討する

LPOツールによって機能はさまざまです。

顧客の属性や行動履歴に合わせたランディングページを自動で表示する「ターゲティング機能」を利用したいのか、または、「ABテスト」を効率的に行いたいのか、LPOツールを導入して何をしたいのかを明確にしましょう。

その上で、どこまでのデータを分析できるか、どこまでランディングページのデザインを変更できるか、どのような条件でテストができるかを確認すると自社のサイトに適したツールを選ぶことができます。

また、LPOツールは外部ツールと連携することが必要です。現在、自社で使用している社内システムとの連携を考慮しながらツールを選ぶことも大切です。

ポイント2. 導入による費用対効果を確認する

LPOツールを導入することで、CVRの向上による売上増加やランディングページの製作費の削減が期待できます。

効果を見積もることは容易ではありませんが、広告にかけられる費用や市場規模や込み顧客の割合を参考に検討して、LPOツールの導入による効果よりも費用が高い場合は導入を見送ったほうが良いでしょう。

また、LPOツールは流入キーワードに合わせて顧客のニーズに合ったランディングページを提供します。

特定の流入キーワードしか確認できないサイトの場合はあまり効果が期待できないことに留意する必要があります。

一方、費用について検討する際は初期費用と料金プランを確認しましょう。

料金プランは月額固定料金だけでなく、クリック数従量制や初回導入費用のみのツールもあります。

それぞれの料金プランでメリットとデメリットがありますので、運営会社と相談しながら自社の状況や運用形態に適したツールを選ぶのがおすすめです。

ポイント3. 運用体制を整える

LPOツールは、導入してすぐに効果が得られるわけではありません。

導入後の効果を評価するためにも、長期的に遷移を観察できる運用体制を整えましょう。

また、LPOツールの効果を得るためにはマーケティングプロセスのPDCAサイクルが大切です。

社内で優秀なデジタルマーケティング人材が確保できない場合は、カスタマーサポートが充実しているツールを選ぶと安心して運用できるでしょう。

まとめ

本記事では、15社のLPOツールを以下3つの視点で比較してきました。

ポイント1. 必要な機能を検討する
ポイント2. 導入による費用対効果を確認する
ポイント3. 運用体制を整える

特に機能については、ノーコードでLPを編集できたり、施策の効果検証が容易に行えたり、業務に大きく影響するので慎重に選びたいところです。

本記事を参考に、貴社にとって最適なLPOツールを見つけてください。

【連載】LISKULのランディングページ（LP）改善ガイド

当サイトLISKULではランディングページ（LP）改善のポイントを複数の記事で説明しています。